唯我独尊の馬鹿小泉とは極北の存在だった仰木彬氏に黙祷
近鉄、オリックスと弱体球団を引き受けては選手の個性と才能を自由に伸ばし
て、いずれも優勝に導いた稀有な存在であった仰木彬元監督がまだ70歳という
年齢で亡くなった。プロ野球界でもこれほどの人格と才能を持っていた人物は
なかなかいない。仰木監督がいたころの球団の雰囲気はいずれも明るく、選手
が伸び伸びしていた。そして、巨人出身の愚かな土井とか言う監督が見捨てよ
うとしたイチローの素質を見抜き、大きく羽ばたかせた。このひとつだけでも仰木
監督は日本の球界史に輝くだろう。
仰木氏のように組織を活性化させ、組織にいる人間を生き生きとさせ、個性と
才能を伸ばさせるような人間が現在の日本でいかに少なくなったことか。企業
などでは経営者は自己保身を図るだけで、ベテランの熟練社員までリストラ
の名目で首切りし、日本企業が本来持っていた力までそぎ落として見かけだ
けの経営改善をしていく馬鹿がいかに多いことか。その馬鹿の典型が自分の
思っていることがすべて正しいとの狂った思い込みで、日本の経済と政治、そ
して穏やかな国民性までを破壊して嬉々としている異常者小泉だろう。仰木氏
の穏やかで和やかな対応で個人の個性を伸ばすのとは正反対に、個性ある
人材があふれて喧々囂々していたからこそ組織が活性化していた自民党を
己の政権維持のためにだけ破壊して、自分の意見に少しでも反対する人物は
抵抗勢力なる名前をつけて抹殺する暴挙で臨み、その後にはBSEで脳細胞を
破壊されたタケベのような提灯持ちや、証人喚問で思い切り馬鹿振りを世間に
さらした渡辺愚能や吉田ロクデモナイエモンのようなクソがのさばる物言えば唇
寒し状態の陰鬱極まる自民党にしてしまったのが小泉という薄ら笑いで国民を
愚弄し続ける奴である。
東京市場は今日も81円下落で、3日間で平均株価は600円ほども下げた。こ
の状態では来週あたり14000円台半ば辺りからさらに下を見る調整になる可
能性もありそうだ。なんて悲観的なことを書きながら、持ち株のほうはこの下げで
も大健闘。今日はまったく売買は珍しくなかったのだが、持ち株評価は昨日比で
20万円ほど増加して、またまた投資額では年初来高値を更新してご機嫌な週
末を迎えることになった。キャッシュポジションが72%もあるので、むしろ調整
があって、持ち株の買い増しをできるのを歓迎したいぐらいだ。というわけで、
気分いいこともあって、週末は温泉にでも行きたいのだが、好きな東北などの
温泉地がネットで確かめるとほとんどがかなりの積雪状態。12月でこれほど
雪があるのはあまりない。せっかくのいい気分なのにこれでは温泉に行くのは
ちょっとお億劫だな。そこで週末は映画を集中的に見るのがいいかなと考え中。
暖かい映画館でゆっくり映画を見て、そのあとは株主優待を利用して「天狗」や
「和民」あるいは「月の雫」でのんびり食事だね。優待券がかなりあるしね。こ
ういう優待券はまったく株主冥利に尽きる。
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