どうしようもなボケ状態の東証
大蔵省辺りから天下ってきた連中が幹部をして、たんまりと退職金を稼ぐ場でしかな
く、ネット証券主体になった新しい次元になっている証券市場という認識がまったくで
きていない老人ボケ症状の連中が仕切るだけに東証はライブドア問題での対応に
まったくどうしようもなくうろたえている。これがゴキブリ小泉並みにまったくの責任感
のない人間なら何の悩みもなく薄ら笑いして済ませるのだろうが、そこは一応官僚を
経験してきた小泉よりはまともな人間。悩みに悩んでなかなかドラスティックな判断が
出来ないようだ。
というより、いくら合法的とはいえ、わずかの期間に1株を3万株に分割というふざけき
った市場と投資家を馬鹿にした株式分割を許したこと自体がそもそもの間違いだった。
しかもその滅茶苦茶の分割以上に間違いだったのが、分割したわずか数百円程度の
1株を売買単位として認めてしまったことだ。そのため、市場全体でライブドアの売買単
位がなんと30%以上を占める状態になっているのだ。1株で売買できるので小学生
の小遣いでも売買できるとあほなマスゴミが囃したことがあるが、冗談ではない。300円
の1株を買えば、安いネット証券でもそれだけで手数料が最低でも500円以上かかる
のだ。そんな単位制度があること自体おかしいのに、東証は認めてしまった。そのために
今回のような売買約定があふれかえって売買がストップするなどという恥さらしが生じた
のだ。まさに東証の管理体制のずさんさ。東証はその間違いをいまだに認めようともし
ない。その姿勢は絶対に誤りを認めない自画自賛の精神異常状態の小泉並みだ。
明日からのライブドアの売買は午後1時半から3時までのみと短縮ということになった。
しかし、これもずいぶん中途半端な措置だ。ライブドアの売買など一気に値幅制限を外
して、しかもほかの銘柄の売買の邪魔にならないように午後3時以降の適当な時間帯
に単独で執行すればいいのだ。フジテレビでの事件のときにライブドアはニッポン放送
の株式を時間外取引で買ったそうだから、午後3時以降の時間外に取引されることは
まさにライブドアにとっては最高の場ではないか。
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