なんとなく見てしまうテレビ東京の激安制作費番組
今週も温泉ドライブへ行こうかなと考えていたのだが、今週は株式
売買にかなり神経をすり減らしたのでちょっと疲れ気味。昨夜は酒を
かなり飲んでしまって、今日は起床したらなんと午後1時過ぎになっ
てしまっていた。という訳でドライブ旅行なんて行ける訳もなく、昼
間からうまいチーズを肴にワインをチビチビやりながらテレビをだらだ
らと見てしまった。
そこで見た第一弾がBSデジタルのBSフジで午後2時から放送してい
た映画「トーク・トゥ・ハー」というスペイン映画。ペドロ・アルモドバル
監督の3年ほど前の映画で、同監督らしい異常愛の世界が静謐に美
しい映像美で描かれる。公開時も映画館で見たものだが、その耽美
的な世界には引き込まれるものの、どうも感情移入できる世界ではな
いのは確か。このBSフジでの映画放送で放送前に解説というか映画
紹介する女性アナウンサーがうざい限り。佐々木とか言うらしいが、猫
撫で声でいかにもしたり顔なのだが、実際は映画にはほとんど興味が
ないのじゃないかなというような映画への愛情がまるで感じられない嫌
な女。こんな紹介女なんか要らないよ。
そのあとはニュースを見たり、フジテレビの「もしもツアー」を見て、午後
7時からは土曜に家にいると何となく見てしまうテレビ東京の旅行番組
主体の「土曜スペシャル」で、最近時々やる超激安バスツアーの特集。
いかにもテレビ東京らしい制作費がまるでかからない超激安番組で、同
社らしいせこい姿勢が紛々の、でも嫌みのない番組作り。この種の旅・温
泉番組はほとんどがいわゆる宣伝番組でしかないのだが、へえそんな旅
館もあるの、こんなバスツアーもあるのねなんて情報性だけはある。しか
し、この種の番組で紹介された旅館などは利用したことほとんど皆無に近
く、あまり役立たない情報性なのだが。でも、酒飲みながらぼけーっと見
るには最高。見たらその瞬間に忘れてしまうその刹那性が実にいい。この
番組にも出演していたね、旅番組などの常連の彦麿呂。「海の宝石箱やー」
「なんたらこうたらのIT革命やー」などの料理の褒め言葉には料理自体の
味がどうなのかさっぱり分からない、目立ちたいだけのスローガン性しかな
く、ちょっと彦摩呂が出てくると、その喋りの五月蝿さとあいまってかなり
食傷気味で、もうテレビから消えてほしいタレントの一人。
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