和田義彦画伯に関してのつくば美術館の愚かな釈明
イタリア人画家スーギ氏の盗作疑惑で芸術選奨と東郷青児美術館大賞を
取り消された和田義彦画伯。その美術展を昨年開催した美術館のひとつ
である茨城県つくば美術館が開催したことに関しての釈明文のようなもの
を美術館ホームページ(http://www.tsukuba.museum.ibk.ed.jp/)に
乗せている。
・・・・・・
和田義彦展について
茨城県近代美術館つくば分館(つくば美術館)では、平成17年11月26日から12月25日まで、三重県立美術館、渋谷区立松涛美術館とともに、公立美術館3館の巡回企画展として、読売新聞社と共催で「和田義彦展」を開催いたしました。
和田氏は、東京芸術大学大学院修了後から国画会展に出品し、平成14年に第25回安田火災東郷青児美術館大賞を受賞するなど、洋画界で高い評価を得ていました。
和田氏は本年3月これまでの画業とこの巡回展の内容が評価され、平成17年度芸術選奨文部科学大臣賞を受賞しました。ところが、周知のごとく「盗作疑惑」が発生し、本年6月5日、芸術選奨文部科学大臣賞授賞取り消しの事態となりました。
当館は、開催直前の情報により、和田義彦氏とイタリア人画家アルベルト・スギ氏の作品の間に、図像上、明らかに直接的な関連があることを認め、和田氏に確かめたところ、二人は長年にわたって親密な関係にあり、お互いに芸術上共鳴し合うものがあって、作品を見せ合う間柄である旨の説明がありました。それにより、当館では、両氏の交流関係があることなどを、パネル等で説明するとともに、図像上直接関連がある作品については、和田氏のスギ氏へのオマージュ作品であることを明示するなど最大限の対応をして、展覧会を実施いたしました。
ここにあらためて、上記展覧会実施の経過をご報告申し上げるとともに、今後、展覧会の開催にあたりましては、より慎重な調査研究を行ない、皆様方に信頼いただける美術館活動に取り組む所存でございますので、今後とも変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
平成18年6月8日
茨城県近代美術館長 加藤 貞雄・・・・・・というものだが、タイトルも単に「和田義彦展について」とあるだけで
なんだかいかにも役人らしい単なる報告。謝罪にも釈明にもなっていない。
というより、自分たちの馬鹿さ加減を告白しているようなもの。
開催前からたれ込みで盗作疑惑を知っていて、しかもその比較まで
しているくせに開催してしまった言い訳をしているだけ。ド素人でも
コピーにしか見えない絵画を比較しているくせに展覧会をしてしまった
そのド素人以下の絵を見る目のなさ。それほど絵の判断も出来ない
ぼんくら揃いなら専門家面など止めてさっさと美術館を辞めたほうが
いいんじゃないのかな。
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コメント
こんばんは~
評論家や、学芸員は世界の絵画に対しての知識は要らないものでしょうか?
和田さんがあれだけのコピーをしているのに
なかなか本人のみならず、評論家達も認めませんでしたね。
関係者だけの狭い世界があるのかもしれませんね。
ちなみに、この和田画伯はセクハラで大学を追われたそうです。
結構相当な人物のようですよ。
投稿: まるこ姫 | 2006年6月10日 (土) 22時37分