白布温泉に入れば次は当然のごとくに小野川温泉へ。高砂屋で入浴
白布温泉に入れば次は当然のごとくに小野川温泉だ。白布温泉から
米沢市方面へ一気に下って、ちょっと左へそれていけばすぐに小野川
温泉。小野小町ゆかりの土地とからしいのだが、京都生まれの京都育
ちから見ると、小町ゆかりなどは京都ではあまりにありきたりで地方の
観光呼び込みとしてはいいとしても、個人としてはそれほど興味もなし。
といっても小野川温泉はその小町ゆかりなども含めて最近は町おこし
的に活動を活発化して、知名度もかなり上昇中。ラジウムもかなり含
有するという源泉が80度ほどの硫黄温泉で、温泉街もこじんまりとま
とまり、2つの共同浴場を囲んで10数軒の旅館が並ぶ。
街作りの甲斐もあってか、美人の湯としても評価も定まってきたようで
女性客が多いよう。旅館も多くが改装などをしてかなりこぎれいで、各
旅館が足湯などを設置して自由に利用できるようにしているなど日帰
りで来ても気分がいい。また、宿泊すれば浴衣姿で散策などなかなか
様になる温泉街だ。6月下旬からは大樽川そばにあるほたる公園で
蛍が飛び交うのも見られるよう。その蛍を見ながら湯浴みできる無料
の露天風呂「小町の湯」もあり、好感度の高い温泉地だ。
去年の秋に来たときには旅館「うめや」で日帰り入浴した。今回はとりあ
えず小町の湯へ。かなり大きい露天風呂も10人以上が入浴していて
ちょっと混雑。湯も人気あるためかちょっと疲れているようで、白濁の
濁りが強く、肌にびしっとする小野川温泉の湯の感触が薄く、どこか
旅館の風呂に入って気分直しすることに。
温泉街を散策していて、共同欲所「尼湯」の左側にあるちょっと雰囲気
のある作りの旅館「高砂屋」に惹かれて入浴することに。入浴料金は
400円。共同浴場が200円だからそれほど高い値段設定ではなくて
良心的。しかもこの高砂屋は露天風呂もある。

表から見るとあまり間口も広くないのだが、中に入ってみると奥行きが
深い。玄関には足湯なども設置し民芸調家具などもあって好感度の
高い旅館。廊下を進むと清潔感漂い、花なども飾ってありハイセンス。
風呂は一番奥にあり、脱衣場も清潔だ。大浴場には透明な湯が満た
されていて、湯の中には細かい湯の華が舞い、硫黄とゆで卵をあわ
せたようなにおいが満ちる。飲むとちょっとだし味が利いたような少し
塩味が強いかなり美味しい湯。80度の源泉を熱交換器を利用して
冷ます方法をとっているそうで湯を大事に扱っているようだ。
大浴場の真ん中には丸太が渡してあって、頭を乗せてくつろぐには最
適。かなり熱めだったので備え付けの湯かき回し棒で撹拌してようや
く入浴できるように。それでも肌にびしっとしみこむような感触は相当
で、長くは入浴できない。小町の湯とはあまりに違う新鮮さだ。
大浴場を一歩出れば小さめの露天風呂。こちらはあまり熱くもなく、適
温になっていたので風に当たりながらのんびりと入れる。ここは湯も
館内の作りもかなりのお気に入りに。2室には部屋付の露天風呂もあ
るそう。湯自体が気に入っているので高砂屋に連泊などしたくなって
くるほどだ。
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