« 東京市場は米市場のミラー相場通りの展開。でも、干天に慈雨程度のお湿り | トップページ | 株式のほうはもう放置なので、温泉ドライブに行くことに決定 »

2006年7月21日 (金)

このところの自然災害は地方都市があまりに簡単に被災し過ぎ

このところの地震、台風、豪雨などの自然災害の状況を見ていると
なんだか地方都市がずたずたにやられすぎている感じがする。大
都市ではあまりそういう被害がない。元々東京など大都市は平地に
あるところが多いのもあるし、共同溝や幹線下水道の整備などが
進んでいるのも大きな要因だろう。しかし、最近特に公共事業費を
削ることしか脳がなく、まともな経済政策を何もすることのない小泉
政権になってから地方都市での被害が目立つようだ。今回の梅雨
豪雨の被害もそのような色彩が強い。

温泉が好きなので地方に行くことが多いが、インフラの整備は東京
と比べて月とスッポンほど遅れている。歳出削減しか頭にない馬鹿
の究極男小泉にはすべての公共事業が悪に見えるようなのだが、そ
れはあの馬鹿が地方の実態を知らないこと、公共事業費のもたらす
経済的相乗効果がまったく理解できないからだろう。

その種の小泉的思考しか出来ないアホどもが無駄な道路やダムを作
るな、などといかにも正論のように聞こえることをほざくが、国土の整備
は国家の安定的運営の最重要な要。国民が安心して暮らせ、移動が
速やかに出来るなどは安定国家の基本だ。しかし、日本のインフラ整
備はまだまだ不十分だ。衛生的生活の基本になる下水道などは地方
ではまだまだ整備が必要だし、大都市でも共同溝化などでさらに充実
したインフラにする必要がある。使いもしないホールなどを造ることは
たしかに無駄の象徴だが、それらは地方の為政者にとっては目立つが
ためについその方向へ行くことになり、もっとも必要な下水や道路、治山
治水面など地味な公共事業が無視されて来ただけのことだ。道路にして
も東北など回っていると、町と町を結ぶ国道がまるで林道のような状態
に放置されているのが多くある。道路整備ももっとすべきだ。大都市の
住民も地方の過疎地域に住む住民も日本国民として利便性を確保され
る権利がある。大都市だけに人が住み、地方は荒廃して誰も住まなく
なった日本なんて気持ち悪いだけだ。

とくに、治山治水ほど日本に重要なことはない。水の確保の面から見ても
日本はアメリカなどと比べても異常なまでに水資源の確保は少ない。ダム
も飲料水、農業・工業用水の確保の面からも実際はかなり少ない。ダムの
工事は少しも無駄ではない。必要なダムはいくらでもいる。さらに日本に多
い危険な傾斜地の安全確保のための工事もまったく進んでいない。また、
洪水の予防面でも重要な植林など治山面も遅れが目立つ。それらはビル
を建てるなどに比べるとまったく地味だ。為政者の宣伝にもならない。そう
いう方面にはもっと多額の予算投入が必要なのに小泉政権になって減額
されるばかり。その遅れがてきめんに表面化して来たのが最近の自然災害
の地方都市での被害拡大だろう。これは人災、いや政策災害と言ってもいい
ほどだ。地方の河川の治水工事などにもっと力を入れていれば多くの災害
が避けられたはずだし、その手の工事は地方都市に多彩な経済効果をもた
らし、現在のような地方都市の経済崩壊、シャッター通り化を避けられたはず
だ。とにかく、大企業だけの視点(それはアメリカの視点でもあるのだが)で
経済運営してきた小泉政権の罪は未来永劫に深いものがある。なのに地方
の人々は小泉政権に怒りを思い切り向けないのか。いい加減目覚めるべきな
のだが、政治家自身が地元のことを真剣には考えていないのだろう。

|

« 東京市場は米市場のミラー相場通りの展開。でも、干天に慈雨程度のお湿り | トップページ | 株式のほうはもう放置なので、温泉ドライブに行くことに決定 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/143551/11035880

この記事へのトラックバック一覧です: このところの自然災害は地方都市があまりに簡単に被災し過ぎ:

« 東京市場は米市場のミラー相場通りの展開。でも、干天に慈雨程度のお湿り | トップページ | 株式のほうはもう放置なので、温泉ドライブに行くことに決定 »