あまりの暑さにぐったり。何する気も起きずビール飲んではごろごろ。「パイレーツ・オブ・カリビアン:デッドマンズ・チェスト」を見に行く
4日から5日は株式のことも忘れてというより、最近は忘れっぱなし
なのだが、またまた暑さ逃れで温泉へ。1泊だけなのであまり遠く
へという訳にも行かず、本当は行きたい東北ではなく日帰りでも十
分な那須方面へ。那須高原なら暑さもかなり和らぐだろうとの避暑
も兼ねての温泉ドライブ旅行。
那須はこれまで何十回行ったか分からないほど行っている場所。か
つてはというか80年代は鹿の湯に入るためだけに日帰りをしていた
場所だ。その鹿の湯も最近のブーム状態でかなり混むようになり最近
はご無沙汰。鹿の湯を引いている「雲海閣」などの旅館で日帰り入浴
するようになっている。今回は那須湯本で初の宿泊をして、鹿の湯を
存分に味わい、「自遊人」パスポート利用で那須と塩原の湯を無料で
味わうのが目的。自遊人で4カ所の湯も味わい、東京とはまるで違う
さわやかな高原の風を満喫。
しかし、東京へ土曜夜に戻って来て、そのあまりの那須との差が激し
しい暑さに体も拒絶反応を起こしたかのようにぐったり。帰宅して風呂
に入って、冷えたビールを3缶も飲んでしまった。日曜になって起床し
たのが昼前。起きたらまた空前絶後の暑さで、昼間からまたビール。
何もする気が起きず(まあいつもそうだが)に、映画でも見に行こうと
昼過ぎに出かけて、「パイレーツ・オブ・カリビアン:デッドマンズチェス
ト」を見た。2時間半もあって、ちょっと騒ぎ過ぎの退屈な部分も多い
出来で、1作目ほどは楽しめなかった。まあ、退屈しのぎにはちょうど
いい作品か。1作目が6点ぐらいだとしたら、今回のは4点ぐらいか。な
んと言っても、あのさまよえる海賊船の船員たちのグロテスクな造形が
趣味悪すぎ。子供なら見たあと悪夢でも見るんじゃないだろうか。ディズ
ニー作品としてはもう少し上品さを出してほしかった。ウォルト・ディズニ
ーならきっと怒るんじゃないだろうか。それよりどうしてこうも最近は原題
そのままなのか。この映画など「カリブの海賊」でいいではないか。映画
の悪しき原題主義には腹が立つばかり。配給会社の能無しぶりは度し難
い。
来年公開予定の第3作も決定していて、ラストには1作目で死んだは
ずのジェフリー・ラッシュが思わせぶりに出て来て、なんか3作目を見たく
なってしまう商売上手な仕掛けになっている。また、最後のキャスト・ス
タッフ名クレジットの最後にちょっと面白いお遊び映像が出てくるので
クレジットの途中で席を立たないで最後までしっかり見るのがお得。し
かし、金を払って見ているのに、どうしてほとんどの客は最後のクレジット
を見ないでさっさと席を立ってしまうのかまったく不思議。クレジットを
見ることも映画を見る一つの大きな楽しみなのだが。
映画の帰りには、やはりあまりの暑さに耐えきれず、近所の居酒屋に
入ってしまってビールに冷酒を飲んで帰宅。なんだか一日中酒ばかり
飲んでいた一日だった。
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