東北ぶらぶら気まま温泉一人旅ドライブその21、天上のワイルドな野天風呂三昧の藤七温泉「彩雲荘」
20日の夜は道の駅「にしね」で車泊。午後10時過ぎに到着したのだが、か
なりの数の車がすでに駐車していて、カーテンを引いたりして車泊状態。こ
こはトイレがきれいで車泊には良いようだ。車泊もワゴンのように普通に眠
れる形になる車なら良いのだが、私の車のようなスポーツタイプセダンで
はシートを倒すだけなので疲れる。一度二人で草津温泉の道の駅で車泊
したことがあるが二人はやはり厳しい。運転席側はとくに駄目だ。今回は
一人なので助手席の椅子を倒して睡眠。足下がペダル類もなく、ハンド
ルもないので意外に楽だ。素泊まり宿泊用でトランクに入っていた毛布が
役立った。しかし、八幡平に近いだけに朝方は9月なのにかなり寒くなった。
10月などになればちょっときついだろう。
朝早く起きてみると、素晴らしい快晴。今回の旅行の前半は台風の影響も
あって雨がほとんどだっただけに最高の気分だ。この天気で朝一番に入る
風呂は即決定。八幡平は樹海ラインの頂上にある藤七温泉「彩雲荘」だ。
なんと言っても雲上の温泉が味わえる極楽だ。
すでに何回か入っているが、今日のような快晴はなかなかない。もう気分は
ノリノリで一直線で温泉へ。彩雲荘は午前8時から入浴可能だ。
道の駅から国道282号線を八幡平方面へ上り、県道23号線で左折して松川
温泉経由で樹海ラインに入り藤七温泉へ。到着したのは午前8時半。すでに
日帰り客が来ているようだ。とにかく霧が出やすい山の上だが、今日はさすが
に山の上も快晴だ。500円を払ってさっそく建物左にある男女別内湯と露天風
呂へ。
白濁の硫黄臭漂う気持ち良い湯が待っていた。ここはなにより露天風呂。通って
来た道路もすぐ下に見え、遥か彼方の山々が一望できる素晴らしいロケーション
だ。気温もちょうど良く、頭寒足熱そのものの気持ちよさ、一気に車泊の疲れが
吹き飛ぶ。
次は建物の右側のいったん外に出ての混浴の内湯と露天風呂へ。こちらはガレ
場にいくつも野天風呂が造られていてワイルドな湯浴みが楽しめる。行ってみて
驚いた。昨年5月に入って以来なのだが、ガレ場に造ってあった野天風呂がさら
に増えて、しっかりとした造りになっているのだ。増えたのはずっと左に3つの野天
風呂が出来ていた。以前は小さめのものが2つ何となくあった程度なのだが、今
回はそれがヨシズで周りを囲んでのかなり大きめの野天風呂が2つ。さらにその
奥にはヨシズでしっかりと周りを囲んだ女性専用の野天風呂までが造られている
のだ。女性専用の方はそこで脱衣できるので、女性でもこのワイルドな野天風呂
が味わえる最高の風呂だ。
入浴客も数人しかいなくて、5カ所ほどもある混浴野天風呂を1時間半ほども楽
しんでしまった。もう今日はこれで十分な気分。八幡平近辺のほかの温泉は今日
はパスで、後生掛温泉の火山散策路を楽しんで、田沢湖経由で宿泊予定の花巻
温泉方面へ。
| 固定リンク
« 東北ぶらぶら気まま温泉一人旅ドライブその20、青森のネットで人気の公衆浴場「新屋温泉」を初体験 | トップページ | 東北ぶらぶら気まま温泉一人旅ドライブその22、情緒ある台温泉で「冨手旅館」に入浴 »
コメント