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2006年9月23日 (土)

東北ぶらぶら気まま温泉一人旅ドライブその5、温泉の良さ、宿泊料金の安さがお気に入りの川渡温泉「高東旅館」に2度目の宿泊

温泉巡りの旅では一人旅はあまりしなかったのだが、7月に実に久しぶりに
一人のんびり旅をしてみて、相手に一切気を使うこともなく勝手気ままに過
ごせるのがなんだかすっかり気に入り、今回も7月に続いての一人旅。今回
もまったく予定立てずで、とりあえず鳴子で素泊まり一人旅だとここが良い
なということから、7月に連泊素泊まりした川渡温泉の「高東旅館」に今回も
16日、17日と連泊。ここだけは東京にいたときに電話で予約。あとはどこま
で行くかも、いつ帰るかも未定でその時の気分次第の旅行に。

「高東旅館」は今回も布団持参での宿泊で、素泊まり料金は2700円ほど
と安くて財布も大喜びだ。今回の宿泊の部屋は前回が2階で気に入ってい
たのだが。さすが連休中だけに混んでいたようで、1階の前回よりはちょっ
と狭い部屋に。まあ別に眠るだけだから何の問題もなし。こちらの自炊棟
は建設してからかなりの年数がたっている(旅籠部屋の方はかなり新しく
普通の旅館タイプのようで、2食付きで7000円弱で泊れるよう)と女将が
言っていたが、奇麗に維持されていて不都合はまったくない。部屋には洗
面台、ポット、テレビ、冷蔵庫、それに簡単な食器類まで揃っていて、自炊
が手軽にできる。現に若い女性たちがプチ湯治だと言って自炊場で料理
を楽しそうに作っていた。こちらが自炊場を使うのはお湯を沸かす時だけ。
それでも実に便利だ。自炊場には電子レンジもあるからチンするだけのも
のなら食事も間に合うだろう。ただ、ここの部屋のテレビは1時間100円の
料金制。私はテレビも新聞も旅行中はあまり見ないので関係ないが。
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それにしてもここの湯は上質だ。川渡温泉では共同浴場が一番のお気に入
りだったのだが、7月に初めて高東旅館に宿泊して、共同浴場とほぼ類似の
湯であり、質的にも優るとも劣らない湯に大満足。前回もそうだが、今回も
結局共同浴場には入らずに終わった。湯は注入された時は透明であるが、
加水したり撹拌すると薄緑色に濁った川渡温泉独特の惚れ惚れするような
美しい色に変化する。それに加わるほのかに香る上品な硫黄の香り。極上の
湯浴みが楽しめる。
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男女別内湯のほかに少し小さめの湯船のある貸し切りの出来る家族湯があ
るが、そちらの方が源泉投入量が多いのか、いつもかなりの熱めで、透明
な新鮮そのものの湯が溢れている時が多い。湯の中にはまるで卵スープの
卵のような大きな真っ白の湯の花がたくさん舞う。それが加水や撹拌すれば
解けるのと同時に酸化も手伝ってか美しい色に変化するようだ。男性用浴
室には半円形の湯船一つだけだが、女性用内湯には寝湯を含んでなんだ
か3つの湯船があるそうで、女性優遇の宿。時間帯によって男女交代制に
してくれると嬉しいのだが。
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浴室で話をした栃木県から来ていたおじいさんは1ヶ月宿泊しているそうで、
しかも親の代から50年以上高東旅館を贔屓にしているのだとか。宿の人の
対応も付かず離れずで居心地も満点。鳴子で良い湯に浸かり、安くあげた
い人には大推奨の宿。湯治宿と言うとボロのイメージがあるが、ここはそんな
こともないし、女性だけで来ても楽しめるだろう。

前回は夕食は総菜を買って来て部屋で酒を飲みながら食べたのだが、今回
はそれも面倒くさいので、宿からすぐの川渡温泉内にある中華料理店「楓林」
で夕食。車で通りがかるといつも店内に客がかなりいるので美味しいのかなと
思って行くことに。中華料理店だが、焼肉もやっていて、カルビ定食950円な
りを注文。かなりの量の肉が皿に盛られていて、食べてみるとこれが柔らかく
てうまい。いつも夕食はご飯を軽く1杯程度しか食べないのにどんぶりのご飯ま
で完食。翌日の昼食も夕食も同じカルビ定食を注文してしまったほどで、いず
れも完食。いつも混んでいるのがよくわかった。3回とも客が入れ替わり立ち替
わりの繁盛ぶりだった。食事も気に入ると同じところばかり行ってしまうし、東京
でもラーメンだフレンチだというのも同じ場所に行くことが多い。温泉も同じで、気
に入った温泉はこれまた何度も行ってしまう。だからなかなか入浴する温泉の
数が増えない。

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