« 東北ぶらぶら気まま温泉一人旅ドライブその6、鳴子に何回も来ていながらまだ未入湯だった中山平温泉「琢琇」に入り、ヌルヌル湯を体験 | トップページ | 東北ぶらぶら気まま温泉一人旅ドライブその8、存在をあまり知らなかった川渡温泉「みやま」で入浴 »

2006年9月23日 (土)

東北ぶらぶら気まま温泉一人旅ドライブその7、東鳴子温泉でこれも未入湯だった「初音旅館」に

鳴子温泉郷の中でも鄙び系の宿が散在する点ではディープな温泉好きの
心をくすぐるのが東鳴子温泉。女性も好みそうな「大沼旅館」もあるが、な
んといっても「高友旅館」、さらにはディープどころか廃墟と言う人もいる駄
目な人は絶対駄目の「田中旅館」がディープな温泉ファンの双璧。

その二つと比べても鄙び具合が負けないのがJR駅高架のすぐそばに静かに
たたずむ「初音旅館」だろう。数年前に一度玄関に入り、声をかけたのだが
誰も出てこなかったので諦めた経験がある旅館。

でも、日帰り入浴は確かにできるよう。しかも入浴料金は300円と安くて、鳴
子温泉の「東川原湯旅館」の300円、「田中旅館」の200円と並ぶほどだ。

意を決して(そんなたいそうなことではないが)、訪れることに。庭が広くて、駐
車は楽だ。玄関に入るとシーンと静かでもの音もせず。フロント(この宿なら帳
場だね)も玄関にはなく、上がったところの奥に手書きの小さな札が。そこに用
のある方は帳場へどうぞみたいなことが書かれていて、その先にまた手書き札
があり、浴室の場所や帳場が→で示されている。それに従って右折、右折をし
てかなり奥に帳場らしきものが。ちょっと声をかけるとすぐに着物姿の女将さん
が現れ、入浴を頼むとにこやかにどうぞと。さらに浴室の場所までわざわざ案内
までしてくださる。

廊下をまがりまがり行ったのだが、女将さんと喋りながらぼけっと付いて行った
ので、湯上がり後に玄関に戻ろうと思ったら迷ってしまった。

浴室は3カ所あるようだが、日帰り客が入浴できるのは一番大きい第3浴室な
る混浴風呂。数段の階段を下りたところに半円形の形の湯船が。窓ガラスが広
いので外の庭が見渡せる。湯船には高友旅館や田中旅館と良く似た紅茶色の
薄い褐色の湯が満たされている。なぜかこの手の湯に鄙び宿が東鳴子は多い。
源泉がそれほど高温でないのか。加水もしない源泉利用。ちょうどいい湯加減
でのんびりと長湯が出来る。何とも言えない心地よいオイル系の匂いが鼻をくす
ぐるのも気持ちいい。
Img_0078


館内はさすがに古びが支配しているが、別に不潔感はなく、奇麗に清掃されてい
て、田舎の家に来たようななんだか落ち着く感じがする。湯治タイプも食事付きも
やっているそうで、一度素泊まりで泊まりたくなった宿だ。

湯上がり後帳場に行き、女将さんに挨拶すると、玄関まで見送りに来てくださるし、
玄関で30分ほどもお話をしてしまった。女将さんは古川出身で、東京の大学にま
で行ったそう。戦後すぐに大学だから相当のお年なのだが、肌は白く、上品な顔
立ちで若い頃はさぞ美人だっただろうお方。話題も豊富で楽しいおしゃべりになっ
た。着物姿も粋で、宿の雰囲気とはかなり離れてはいた。なんかいい雰囲気の宿
だ。

|

« 東北ぶらぶら気まま温泉一人旅ドライブその6、鳴子に何回も来ていながらまだ未入湯だった中山平温泉「琢琇」に入り、ヌルヌル湯を体験 | トップページ | 東北ぶらぶら気まま温泉一人旅ドライブその8、存在をあまり知らなかった川渡温泉「みやま」で入浴 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 東北ぶらぶら気まま温泉一人旅ドライブその7、東鳴子温泉でこれも未入湯だった「初音旅館」に:

« 東北ぶらぶら気まま温泉一人旅ドライブその6、鳴子に何回も来ていながらまだ未入湯だった中山平温泉「琢琇」に入り、ヌルヌル湯を体験 | トップページ | 東北ぶらぶら気まま温泉一人旅ドライブその8、存在をあまり知らなかった川渡温泉「みやま」で入浴 »