東北ぶらぶら気まま温泉一人旅ドライブその4、秋の宮温泉郷の「鷹の湯温泉」の素晴らしい内湯
16日の「自遊人」無料パスポート使用湯巡りの最後4つ目は秋の宮温
泉郷でももっとも歴史ある「鷹の湯温泉」へ。秋の宮温泉へは泥湯温泉
から山の上をかなり上って行く15キロほどのショートカットがあるのだが、
情報ではかなり狭い道のようで、それが15キロも続くのはうんざりだな
と思っていたのだが、いったん国道13号線に出て国道108号線で秋の
宮へ行くのはかなりの遠回り。天気も雨ではないのでまあいいかと今回
はその秋の宮小安峡ルートを泥湯温泉から行くことに。
泥湯温泉からは道は一気に上って行く。道もかなり狭く、カーブもきつ
く、運転はホンマかなり疲れる。しかし、途中には川原毛地獄も見られ
るし、かなりの高さに上るので眺めは抜群だ。ただ、運転だけは慎重に。
雪の時期は通行止めの道でもある。
25分ほどで秋の宮温泉郷に到着。「鷹の湯温泉」は横道を少し入ったと
ころに。この横道が大した距離ではないが、かなり狭く、対向車があると
難儀しそうなので、車が反対側から来ないのを確認して一気に通過。
秋の宮温泉は、現在はリゾートホテルのように豪華になった「秋の宮山荘」
がまだ国民宿舎だったボロ時代の30年ほど前に一度宿泊したことがある
が、基本的には単純温泉であまり湯自体に惹かれず、これまで何度も通
過しているものの日帰り入浴してこなかった。
今回は無料パスポートありなので喜んで利用。本来なら外来入浴料は63
0円だ。まったくもって「自遊人」様々だ。こぎれいで上品な造りの旅館で、
廊下も広く気持ちいい。休憩できる椅子なども数多く、旅館サイドの気配り
が感じられる。
風呂はフロントから奥へ行く途中に混浴の内湯と女性用内湯が、さらに奥へ
行くと混浴露天風呂と女性露天風呂が。さらに、いったん外へ出て川沿いに
グンと奥へ行くと,
途中には足湯もあり、さらに奥の川のすぐそばに岩で造った混浴野天風呂
がある。そばには砂防ダムの滝などもあり、雰囲気抜群の野天。湯は基本
的にすべて同じようですべて掛け流しで、かなりの高温なので加水で適温
にしてある。弱食塩泉とのことだが、それほどの味もなく、単純泉と言えるも
の。ちょっとヌルヌル感も感じる程度で肌に優しい湯。四万温泉に近いか。
まず、鷹の湯の素晴らしさの第一は混浴の内湯。木製の長方形の湯船がコの
字型に配置され、それぞれが微妙に湯温が違う。とくに脱衣所から入って左側
の湯船は一番深いところで130センチもあり、いわゆる立ち湯で入る湯で、浮遊
感もあり腰の痛みなどに効きそう。この内湯には岩で造った浅めの湯船もあり、
湯三昧できる。宿泊すれば女性専用時間帯もあるようだ。
露天風呂は混浴の方が岩作りと木造りの二つが並び川を眺めながらノンビリ入
れる素晴らしい環境だ。その露天の素晴らしさを野天の雰囲気にしてワイルド感
のあるのがさらに奥に行くとある川のすぐそばにある混浴の露天風呂。脱衣所も
湯船のすぐそばに露にあるので女性はちょっときついか。
それにしても、メインになる内湯、露天、野天とすべてが混浴タイプという旅館だ。
こういうところはやはり日帰りではなく、カップルで泊って夜に星空を眺めながら二
人でゆっくりと入るのが良いようで。
ほかの秋の宮の温泉にも入っていこうかなとは思ったが、4カ所にゆっくり入浴して
十分過ぎで、湯疲れもあり、それに深夜出発だったので眠いのもあって、そのまま
鳴子へ行きチェックイン。部屋に入ったら布団を広げて、2時間ほどすぐに眠ってし
まった。
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