愛聴盤としての懐かしのコンサートホール・ソサエティのクラシックレコード
今日は株式市場は6日の皇室に男児誕生かもねなんて思惑があってか
どうか、コンビやナルミヤなど関連銘柄が爆上げし、平均株価も300円
近くの上昇になっている。しかし、我が持ち株はあいも変わらずの見放さ
れ状態継続で、そんな上昇も知らないかのような静かな状況。駄目な
時はまったく駄目ですね。今日も放置だわ。
というわけで、たまたまネットサーフィンしていたら、コンサートホールソサ
エティというかつて存在したレコード通販組織のレコードを中心に書いて
いるサイトに到着。なんだか懐かしくなってしまってしばらく読んでいた。こ
のコンサートホールソサエティってのは、1960年代にアナログレコードが
全盛時代に存在、70年代初めあたりに消えたレコードの通販組織。当時
レコード1枚が2000円程度した時代にステレオが1350円、モノラル盤が
1150円と安めの値段設定でクラシックファン中心に顧客を確保していた。
手書きの絵中心の趣のあるジャケットがちょっとほかのレコード会社のジャ
ケットとは違う粋な雰囲気があったのだが、録音、演奏は玉石混淆が激し
かった。とくにプレスの質が今ひとつだった。
でも、シューリヒト、モントゥー、ミュンシュなど大物の最新録音もあったし、
当時の新進だったマゼール、グルダ、ブーレーズ、ホリガー、インバルな
どを起用して意外に面白い録音も数多かった。私も高校時代あたりだった
が、数年に渡り会員になってかなりの枚数を吟味を重ねて買ったものだ。
買った枚数は40枚弱はあったかな。
そのうちのかなりは処分したりして、残っているのはレコード棚を見てみた
ら16枚しかなかった。残っていたのは
モーツァルト交響曲第40、36番 シューリヒト指揮パリオペラ座管弦楽団
モーツァルト交響曲第41、38番 シューリヒト指揮パリオペラ座管弦楽団
ブラームス交響曲第4番 シューリヒト指揮バイエルン放送交響楽団
ブルックナー交響曲第7番 シューリヒト指揮ハーグレジデンティ
メンデルスゾーン真夏の夜の夢 シューリヒト指揮バイエルン放送交響楽団
シュトラウスワルツ集 シューリヒト指揮ウィーン国立歌劇場管弦楽団
ベートーヴェン交響曲第2、4番 モントゥー指揮北ドイツ放送交響楽団
ベルリオーズ幻想交響曲 モントゥー指揮北ドイツ放送交響楽団
チャイコフスキー交響曲第5場 モントゥー指揮北ドイツ放送交響楽団
ドビュッシー「イベリア」ほか ミュンシュ指揮フランス国立放送管弦楽団
ラヴェル管弦楽曲集 ル・ルー指揮フランス国立放送管弦楽団
ストラヴィンスキー春の祭典 ブーレーズフランス国立放送管弦楽団
モーツァルトピアノ協奏曲第21、27番 グルダ
ベートーヴェンピアノ協奏曲第4番 リリー・クラウス
マルチェロほかオーボエ協奏曲集 ハインツ・ホリガー
バルトーク・プロコフィエフピアノ協奏曲第3番 クロード・エルフェ
以上の16枚しか残っていなかった。モントゥーとミュンシュのロシア管弦楽
曲集、ペルルミュテルのショパン、マゼールのマーラ−4番、シューリヒトの
ブランデンブルグなどもあったはずなのだが実家に残してきたり、転居を
繰り返すうちにどこかへ行ったり、処分したりしたようだ。
残っているものはいずれも大愛聴盤と言っていいものばかりだ。とくにシュ
ーリヒトのブルックナー7番、ブラームス4番、モントゥーのベートーヴェン、
グルダのモーツァルト、ホリガーのオーボエ協奏曲集などどれほど聴いた
ことだろう。その後コンサートホールソサエティ盤はCDでコロムビアから
再発売されたときに買い直したものもあり、シューリヒトのものなどはLPで
持っていないものも含めてセットになったものを買い直したほどだ。
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