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2006年9月23日 (土)

東北ぶらぶら気まま温泉一人旅ドライブその15、下風呂温泉の老舗「長谷旅館」で海の見える風呂に入る

奥薬研のかっぱの湯からは一気に海の方へ降りて、国道279号線で左折
して本州最北端大間方面へしばらく走れば下風呂温泉に到着。以前25年
ほど前に下風呂温泉には1泊しているのだが、どこに泊ったかなどあまり記
憶にない。料理がおいしかったことと、夜は漁り火を灯したイカ釣り漁船が
沖合にたくさん出ていたこと記憶がある程度。肝心の温泉の記憶がほとん
どない。さつき荘のご主人に聞くと、私の泊ったのはどうも下風呂荘という旅
館らしい。そこは温泉を引いていないのだとか。だから温泉の記憶が希薄な
のか。その下風呂荘は最近営業していないようとか。確かに大湯のすぐ上
にあった下風呂荘は電気が消えていた。温泉街は国道より一筋山側に入っ
たところで、15軒ほどの旅館や民宿が並ぶ。民宿には温泉を引いていると
ころはないようで、宿泊すれば12軒の旅館と2軒の共同浴場のうち3軒に入
浴できる800円の湯巡り手形を入手できる。

今回宿泊したのは、さつき荘。旅館の中で共同浴場と各旅館で使用の大湯
源泉と新湯源泉以外の海辺地源泉2号なるものを引いている唯一の旅館と
いうので、決定。予約したのは宿泊日の19日の午前9時頃。一人で適当に
旅行する時はたいていの予約は前日か当日だ。平日が多いので駄目な時は
ほとんどない。

さつき荘での夕食まで時間が少しあったので街散策のついでに、手形利用で
日帰り入浴。先ず入ったのが温泉街の中心と言うか大きな新しいビルの三浦
屋など5軒の旅館が並ぶ一角にある「長谷旅館」にした。夕食の調理中の時
間帯にも拘わらず、対応してくれた女将さんか従業員の方は親切。
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外観は新しめだが、中は古い旅館の佇まいそのもの。浴室は階段を下りたと
ころにあり、こじんまりとしているが清潔感のある浴室。浴室の窓からは国道
と海を眺められるので、日差しもさして明るく気持ちいい。湯船は細長く隅の
の岩作りの部分から湯が掛け流されている。湯はちょっと熱めで、薄青色の白
濁でうっとりするような奇麗さだ。撹拌して少し温くなったところで掛け湯を何
回もして一気に入浴。成分が体中にしみ込んでくるような強さのある湯で、き
りっと引き締まる。酸っぱい味にほんのりと香る硫黄臭とまったく文句ありま
せん。
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この旅館は井上靖が「海峡」を書くときに宿泊し、舞台にもなった旅館で、小説
中に出て来る登場人物の思い「ああ、湯が滲みて来る」の言葉が実感できる
湯だ。

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