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2006年10月 7日 (土)

なんだか最近は面白い映画がない。今年最悪映画は「レディ・イン・ザ・ウォーター」に決定

映画大好きな私だが、最近はなんだか面白い映画がとにかく少な
い。かなりロングランしている「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマ
ンズ・チェスト」にしてもあまりに騒々しいだけの展開でアクションも切
れ味ないし、スリルもゼロ、笑いもほとんどなしで全編しらけるだけ。
一体どこが面白くてヒットしているのやら。みんなが見るから見に行く
という悪循環的なヒットの映画が多いのではないかな。とくに日本の映
画にはその傾向が多い。フジテレビが制作に関与している映画など
まったく映画的面白さがまるで見えてこない。

そんなこんなで、幾何級数的に映画館で見る映画が減って来ている。
中学生頃からスクリーンではこれまで平均すると年間150本程度は見て
来ているのだが、今年は思い切り少なくって、9ヶ月過ぎた時点でまだ50
本程度。こんなに少ない年は初めてだ。個人的にはアクション、サスペン
ス、スリラー、刑事物などがとくに好きなのだが、その傾向のものも少な
い。今年見たものでわりに好きだったのはB級に限りなく近いような「大統
領のカウントダウン」「ファイヤー・ウォール」などがわりに楽しめた。
期待過剰気味だった「ニューワールド」は個人的にはそれほど悪くはな
かった。そのほかでは「ヒストリー・オブ・バイオレンス」「クラッシュ」「ホ
テル・ルワンダ」なんてのが印象的。ただ、「クラッシュ」もアカデミー賞
で作品賞取るほどのものではないと思う出来なんだけどね。期待過剰の
映画の中でがっくりだったのはなんと言っても「ダヴィンチ・コード」だった。

というわけで、映画館に行くより、テレビ放送される過去の映画や自宅でビ
デオで所有しているかつての映画を見ている方がよほど楽しめる。とくに好
きな刑事物だと、「ダーティ・ハリー」「フレンチ・コネクション」「ブリット」
「シャーキーズ・マシーン」「リーサル・ウェポン」「ダイ・ハード」「LAコンフィ
デンシャル」「張り込み」「48時間」「ビバリーヒルズ・コップ」
「サブウェイ・パニック」「破壊!」「誰かに見られてる」なんて何か映画をビ
デオで見たいなと思うとつい見てしまう。

それらとはまったく違うジャンルだが、「悪魔のいけにえ」「誓いの休暇」
「ロング・グッドバイ」「マッシュ」「デリンジャー」「アマデウス」「マッド・マ
ックス」「グロリア」「タクシー・ドライバー」「地獄に堕ちた勇者ども」「U
ボート」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「レザボア・ドッグス」「ストレンジ
ャー・ザン・パラダイス」「ジャッカルの日」「アパートの鍵貸します」「お
熱いのがお好き」、コネリーが出ていた007、ヒチコックの数編、キートン
の数編、チャップリンの数編、ジーン・ケリーとフレッド・アステアが出て
いるミュージカル10本ほど、小津安二郎の10編ほど等々本当にいくら
でも挙げられる。ここに挙げるような映画があればもう新作はいらないや
という気分になって来る。

そんな気分を思い切り感じさせてくれる映画が、今日見た映画3本のうち
の1本である「レディ・イン・ザ・ウォーター」なる配給会社の邦題付ける奴
の馬鹿さ加減を見せてくれる作品。まともな日本語のタイトルを考える気
がないのかこいつらはと腹が立って来る。そういうタイトルを考えるのが仕事
だろうが。まあ、そんなこと考えても最近の原題通りの邦題オンパレードの
悪しき現状ではどうしようもないが。

この映画の監督は日本でもヒットした「シックス・センス」のM・ナイト・シャマ
ランというインド人監督。かなりの出たがりのようで、ヒチコックのような一瞬
の出演にとどめておくならまだしも、今回はかなり重要な役で顔を晒し続け
る。うざい限りだ。そんなことよりも、なんだかおとぎ話的素材をミステリー
タッチを交えて描く作品なのだが、その脚本のお粗末さ、ユーモアのなさ、
素材に見合わない映像の汚さ、地味すぎて面白くもなんともないキャスト等
々とにかく見ていてイライラするだけ。ストーリーも悪魔に追われて人間世界
に逃れて来た水の精をアパートの住人たちが一致して助けるというのが基本
線なのだが、その話自体がそれでどうしたという程度のもの。しかも、ヒチ
コックの「裏窓」を意識しているのかどうか舞台がすべてひとつのアパートに
限定されているのだが、その限定性が少しもサスペンスと緊張感を与えない
で、あまり予算がないだけの安っぽさを醸し出すだけ。とくに狼のような悪魔
のおもちゃ丸出しのちゃちさには失笑しかない。このあまりにつまらない脚本に
製作サイドも資金提供をよほど規制したのだろう。

「シックス・センス」で禁じ手のような設定で客騙しをし、それを「アンブレイ
カブル」でも踏襲してあきれさせ、続く「サイン」「ヴィレッジ」で才能のなさを
晒して来たが、今回の「レディ・イン・ザ・ウォーター」ではその才能の枯渇ぶ
りを証明したよう。「アンブレイカブル」を映画館で見て、かなり幻滅したの
で、「サイン」「ヴィレッジ」はビデオレンタルで見て、映画館まで行かなくて正
解だと感じたので、今回も映画館に行くつもりはなかったが、たまたま招待券
があったので見た。まったくの時間の無駄だった。これで今年のワースト映画
はこれで決まり。ハリウッドのやり手のユダヤ人さえまんまと騙すこけおどしと
思わせぶりだけはうまい詐欺師的監督ですな。

PS:映画ほど見る人によってその作品の価値というか面白さの判断が異なる
ものはないが、この映画に関してもちょっとネットを見てみたら、私並みに駄作
とする人もいる
し、大傑作だとなんと10日間ほどの間に5回も映画館で見たと
いう人もいる。
1回見ただけで時間の超無駄だと思った私にとって、10日間で
金を払って5回も見た人はまさに異次元の世界の人。まあ、それぞれの人が
勝手に楽しめれば良いわけで。日本国家、日本社会を破壊し、国民を不幸に
することだけに執心した日本の歴史史上最大のワル小泉をまともな首相だと
支持するような変な奴も多い日本だしね。

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コメント

「シックス・センス」はアガサ・クリスティの「アクロイド殺人事件」みたいなもので、だれも考えないことをやったのでびっくりした観客が多かったのでしょうが、あれはインチキですからね。
別の監督ですが、「シークレット・ウィンドウ」はもっと露骨にインチキ(一人称ショットを三人称に見せかける)をしていて、それが「ハイド・アンド・シーク」でも使われていて、もうどんでん返しの為のどんでん返しはやめて欲しいものです。

投稿: オカピー | 2006年11月 6日 (月) 02時57分

オカピーさんこんにちは。
「シックス・センス」は監督が一人で悦に入っているだけみたいな映画。
「レディ・イン・・・」は制作サイドがまともに脚本チェッックをしな
かったんでしょうね。
「シークレット・ウィンドウ」もこの手の騙しにはうんざり。「ファイト
クラブ」もなんだかね。

投稿: kabumasa | 2006年11月 6日 (月) 12時56分

こんにちは。先日はコメントありがとうございました。映画もクラシックも自由に好きなものを楽しめばいいというスタンスで記事書いています。

ただ、金儲けを考えて世間に公表された作品です。めちゃめちゃけなされても、一人で褒めまくってもいいと思います。

色々読ませてもらいましたがストレートで痛快です!また寄らせていただきます。

追記:あの第9の記事は一種のマスターベーションですよね♪

投稿: ぷくちゃん | 2008年2月 6日 (水) 07時41分

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