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2006年10月20日 (金)

久しぶりにドン・シーゲル監督の映画「突破口!」を観て、あまり知られていないルーセルの曲を味わう

株式の方は持ち株の小型株がまったく見放された状態で、依然
放置状態にするしかない情けない有様。今年はもう株式の方は
諦めた。株で儲け温泉だのタイトル通りにはなかなか上手くこと
ことが運ばない年だった。会社辞めてから株式売買だけになって
7年弱。昨年まではタイトル通りだったんだが、まあ、うまくいかな
い年もあるということで。

きっこの日記で手紙が掲載されたイーホームズの藤田社長が今
日は首相官邸へ赴き、直訴的なものをしたようだが、追い払われ
たよう。アパグループとアベシンゾーとの関係を暴露した手紙も
大手マスゴミは無視する腐った日本だし、こういう行動を取って
少しでも世間に知らせたかったんだろう。頑張ってほしい。

コイズミ・アベと続く売国政権にはもう希望も何もないこちらとして
は自分の趣味の世界に浸っているのが一番。今日は先ずは映画
でもビデオで見ようと、久しぶりにビデオの棚から引っ張りだして来
たのは73年制作のドン・シーゲル監督のアクション映画「突破口!」
なるあまり映画ファンでもそれほど知らないんじゃないかと言う作品。

田舎の銀行を襲い奪った金がマフィアのマネーロンダリングのため
に置いてあった大金。犯人たちは警察とマフィアから追われることに。
主演はウォールター・マッソーで、犯人仲間にアンディー・ロビンソン、
二人を追うマフィアの殺し屋にジョー・ドン・ベーカーと癖のある個性
派が揃う。大作ではもちろんなく、プログラムピクチャーの味わい濃
厚な作品。しかし、タイトな演出とユーモアのあるのんびりムードが
微妙に混じり合い、勧善懲悪じゃないすっきりと後味の良いアクション
に仕上がっている。マッソーの狡猾な中にとぼけた雰囲気がアクショ
ン映画の枠を越え、ドン・ベーカーのふてぶてしい殺し屋も良い。こ
の手の職人芸で見せるアクション映画が最近はなかなかない。

映画を見たあとは、酒でも飲みながらクラシック音楽をのんびりとい
こうと、CD棚を見ていて引っ張りだしたのがアンドレ・クリュイタンス
指揮のアルベール・ルーセルの音楽を収録した2枚。いずれも楽団
はパリ音楽院管弦楽団。フランク、ダンディの音楽ラインにいる印象
派とはひと味違うルーセルの音楽を演奏するには最高のコンビ。

曲は交響曲第3番、第4番、バレー音楽「蜘蛛の饗宴」「バッカスと
アリアーヌ第2組曲」、弦楽のためのシンフォニエッタの5曲。交響曲
がとりわけ素晴らしい。フランスのいわゆる印象派系統の音楽とは
異質なものでドイツ音楽と言っても良いような構成感のしっかりした
もの。そこに生き生きとしたラテン人気質を感じるリズム溢れる音楽
が響き渡る。気分良く、元気になる音楽だ。木管などが蜘蛛の動きを
描写したような繊細で洒脱な楽しい音が煌めくような「蜘蛛の饗宴」
も交響曲のアグレッシブな音とは違うファンタジックな世界が聴ける
傑作だ。ラヴェルの同時代の作曲家としてあまり注目されないが、そ
の世界は独自のものがある。

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» 藤田告発と新聞 [南城悪口三昧]
『きっこの日記』で紹介され、また自身が記者会見で述べたイーホームズの藤田社長による告発について、各メディアがどのように報道しているか調べてみた。 [続きを読む]

受信: 2006年10月20日 (金) 22時30分

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