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2006年11月23日 (木)

アベシンゾーの教育基本法改悪のオ馬鹿満開ぶりを「きっこの日記」が嘲笑

自分の低脳を自覚できないほど馬鹿の何を言っているのかさっぱり
わからないクチャクチャお子ちゃましゃべりの戦争大好き売国野郎の
アベシンゾーが日本人を奴隷化しようとたくらんでいる教育基本法改
悪。その馬鹿ぶり全開を「きっこの日記」が嘲笑しまくっている
。馬鹿
の総決算のアベシンゾーの取り巻きの更なるお馬鹿ぶりはいまさら
なのだが、例のきっこ節での嘲笑に、気持ち悪いたるんだアホ顔アベ
罵倒は休日の朝から楽しめる。こんな売国奴の本質を見抜けない
日本人が多すぎる悲惨さはもう絶望しかないのだが。

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2006年11月22日 (水)

アメリカの映画監督ロバート・アルトマンが死去。今夜は追悼で映画鑑賞だ

夕刊を購読していないので海外の死亡記事などは新聞だけでは翌日の
朝刊でないとわからない。新聞ウェブを見ていたらアメリカの映画監督の
ロバート・アルトマンがガンで死亡の記事が。81歳だった。70年代はじめ
から公開される映画に嵌まっていた監督だけにちょっと寂しい。各新聞の
ウェブ記事見ていて、毎日新聞ウェブの記事の見出しには笑えた。「反
体制派監督」と来た。おいおい、そんな皮相な一面的な見方でしか見な
いことこそアルトマン映画とは極北にあるんだよ。小泉のことを改革派と
持ち上げた愚かさと同類だわ。

今夜はアルトマン(最近知ったばかりの映画ブログで監督の発音をオ
ルトマンでないと間違いだと変なこだわりをしている自称1万本の映画を
観て自分は映画のセミプロだと豪語して人もいるけどね。1万本程度
観ただけでまるで自分は映画に関しての評価では絶対音感のようなも
のがあると自慢するうんざりするような人。だいたいアメリカ人でさえ
正確に発音できないのがほとんどだし、カタカナ表記ではある程度正
確とされる発音で一般的に識別出来れば十分だし、普通にアルトマン
でいいんじゃないんかい)追悼の気分で酒をしんみり飲みながら2本ほ
ど観てみようかな。

そこでどの映画にするかが悩み。アルトマンファンになったのは70年代
はじめに公開された「マッシュ」を観てから。その後、「バードシット」「ギ
ャンブラー」「ロング・グッドバイ」「ボウイ&キーチ」などお好みの映画
が立て続けだった。一般的に巨匠扱いになったのは「ナッシュヴィル」や
「ウェディング」あたりのいわゆる群像劇スタイルの映画から。しかし、私
にとってはアルトマンの描く世界でもっとも好きなのはちょっとひねくれた
視点でドラマを作っていた初期のころ。という訳で、今夜というより深夜に
観るのは一番好きな「ロング・グッドバイ」と「ボウイ&キーチ」に決定。

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復党問題で見せる自民党と復党したがる議員たちの国民愚弄の恥さらし

自民党が郵政民営化に反対して人間のクズ小泉に自民党を追放さ
れた議員たちを自民党に戻して独裁体制をさらに盤石なものにしよう
としているが、これほど国民を愚弄し馬鹿にした動きはないだろう。こ
んな動きを見ても自民党支持とかアホこいている国民は自分の愚か
さがわからないのだろうか。なんだか一見、郵政民営化反対に命を
かけるかのような発言をしていた平沼なんとか言うおっさんも単に
自民党で禄を食みたいだけのようだ。こいつなんて元からアベ並の
軍国主義者だしはなから信頼度などない奴だが。だいたい信念を
貫いて人間のクズに追い出されたんだから、まともな神経ならその
クズがまだ支配している党に戻るための話し合いなど最初からしない
し、そんな話し合いの申し込み自体を拒否するだろうが。それが真
の男だぜ。そういう意味ではきっぱりとした信念の発言を続ける亀井
静香こそ本当の意味での男だわ。死刑廃止論も貫く人道主義者で
ある優しさ溢れる亀井のような人物にこそ首相を任せたいものだ。

それにしても、あの倫理も道徳も人格も何も感じさせない実質その通
りの男の中川なんとか言うデブの幹事長(シャブ中の愛人に絡み税金
横流しの疑惑で官房長官から失脚した奴だぞ)の増長ぶりは一体何
様のつもりなんだろう。あの程度の男に頭を下げてまで人間のクズ小泉
に追放された自民党に戻りたいのだろうか郵政民営化反対で持論を貫
徹したとして有権者の票を獲得したはずの連中は。もとから確固とした
日本・国民のためになる政策を実施したいというような政治家魂を持っ
ていた訳でもないことか。恥さらしばかりの自民党に教育まで蹂躙され
ていく日本の未来は真っ暗闇。

あのお子チャマ喋りで早口でクチャクチャクチャネチャネチャネチ
ャチャクチャクチャクチャネチャネチャネチャチャクチャクチャクチャネ
チャクチャクチャクチャネチャネチャネチャチャネチャチャクチャクチャ
チャクチャクチャクチャネチャネチャネチャクチャネチャネチャネチャネ
チャチャクチャクチャクチャネチャネチャネチャチャクチャクチャクチャ
ネチャネチャネチャチャクチャクチャクチャネチャネチャネチャチャクチ
ャクチャクチャネチャネチャネチャチャクチャクチャクチャネチャネチャ
ネチャと何を言っているのかさっぱりわからない低能アベシンゾーが、今
日の参院の教育基本法改悪特別委で、子供たちが愛国心を学ぶ態
度を評価するのは当たり前と傲慢かましていた。天皇陛下を愚弄し日
本を馬鹿にしている売国の典型的犯罪集団であるカルト宗教の集会
に祝電を送る愛国心ゼロどころか売国政治屋そのものであり愛国心
を学ぶ態度などもとから何も持たず爺さんの代から日本売りに励んで
来たアベシンゾーが国民を愛国心を学べと恐喝する日本政治の国民
強姦体質には吐き気しかない。

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2006年11月21日 (火)

お気に入りの映画「悪魔のいけにえ」を久しぶりに見る。やはりこれは究極の嫌悪感催すホラー

「テキサス・チェーンソービギニング」という映画が現在公開中。「エ
クソシストビギニング」や「バットマンビギンズ」などのようにかつて
の映画の話のさらにその前を描くはやりのひとつ。見に行こうかなと迷
っているのだが、見る前からまあその内容の予想がついてしまいそうで
どうも気が乗らない。なんといっても、この前編に当たる3年ほど前に
作られた映画「テキサス・チェーンソー」の続編だからだ。その「テキ
サス・チェーンソー」自体がリメイクで、オリジナルの74年制作の
「悪魔のいけにえ」に比べて、シンプルまでにスプラッタームーヴィー
になりすぎていた。しかし、あの「悪魔のいけにえ」の持っていた独特
の味わいとはほど遠かった。ということで、特別大好きな映画ビデオ
を並べてある棚から「悪魔のいけにえ」を。政治もアベシン
ゾーあたりの薄のろがでかい顔でのさばり、株式も面白くも何とも
ないこの現状では、この手の快作を観て憂さ晴らしが一番だ。

映画公開当時初めて観た時にはトビー・フーパーという監督の名もまっ
たく知らないし、「悪魔のいけにえ」のいかにもB級そのもののタイトル
に期待もそれほどなかった。確かちょっとその前に観た「悪魔のはらわ
た」という映画みたいなものかと考えていた。何しろその「悪魔のはら
わた」はオバカホラーコメディーだったし、配給会社も同じヘラルドだ
ったしね。

しかし、観た「悪魔のいけにえ」は期待はずれどころから、空前絶後の
大傑作。たった85分程度の安上がりの造りの映画なのだが、観たあと
のぐったりとした精神的疲弊、後々まで脳内で渦巻く映像が喚起するそ
れまでに観た映画にはなかった単なる恐怖ではない嫌悪感はすさまじい
ものがあった。作り手のパワー全開を感じたものだ。

内容は実際にあった大量殺人事件を下敷きにしたもので、テキサスのど
田舎をドライブ中の若者グループが人肉食趣味の狂気の殺人鬼一家に捕
まって惨殺されて行く、現在ではおなじみの話。その一家の一人の大男
が人間の顔の皮を被り、電動ノコギリをふりかざして女性を追いかけま
わすシーンのド迫力、逆光の中ノコギリを振り回す大男の狂気の姿で突
然の終わりもあまりに即物的描写にうなったものだ。この大男はその後
レザーフェイスとか言われるようになる有名人に。

巻頭の腐乱死体を断続的なフラッシュ光で見せるところから、これはか
なり行けそうだなという予感が。若者グループが拾ったヒッチハイクの
男が車内で唐突にナイフで自らの体を傷付けるシーンに始まり、殺人一
家の中に入った若者一人がレザーフェイスに突然ハンマーで頭を殴られ
て足をけいれんさせるシーン、女の子の一人が肉を引っ掛けておく大き
な鉤に生きたままごく当たり前のように肉の固まり同然に吊り下げら
れるシーンなど恐怖というより神経をギリギリと痛めつけてくるような
嫌悪感はそれまで観たこともない映像。映画館では途中であまりの気持
ち悪さに退席する人が多々。あんなのは映画鑑賞でも初の経験だった。

その嫌悪感に加えて、死にかけの半ミイラ状態のオヤジがハンマーで女
の子の頭を殴ろうとするが、手の力なくハンマーがかすれて落ちるだけ
のシーンの恐怖と混じった引きつるしかない笑いなど観る側をへとへと
にさせていくシーンの連続。

しかし、この映画にはその後にスプラッタームーヴィーと言われる一連
のホラー映画のような血みどろのシーンはほとんどない。電動のこぎり
で車いすの青年を殺すシーンでもまったく血など見せず、直接的な残酷
映像もない。しかし、それだけに観る側の想像力をより刺激してしまう
のだ。この映画以降のスプラッタームーヴィーがあまりに直接的な惨殺
映像を見せてしまうことによって想像力を喚起しないことで恐怖感がか
えって消えて行くのとはかなり違うのだ。

この映画以降この映画を超える真の意味での恐怖映画はいまだに 出てい
ない。フーパー監督自体がこの作品でその才能を使い果たしたかのよう
な映画しか作れていない。とにかくこれを超えることは無理。この映画以
降では 恐怖映画はお笑いと紙一重のものにならざるをえなかったのがそ
の 証でもある。 公開当時から何回観たことか。観るたびに新鮮さは少し
も失われない。今回も久しぶりに観て素晴らしさを堪能できた。ただ、家
人はこの手のホラーが大の苦手なので、大きな音響で観たいのだが深夜
に一人でヘッドフォンで観るしかないのが残念なところ。ところで、肝心
の映画「テキサスチェーンソービギニング」は出来はともかくやはり観た
くなってきた。でも、ビデオで「悪魔のいけにえ」の逆進化系の大傑作で
ある「ブレインデッド」を観るのも面白いか。

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2006年11月19日 (日)

沖縄知事選は野党統一推薦候補が僅差で敗退、残念だね

沖縄知事選は野党統一推薦候補が僅差で敗退したようだ。残念なこと
だ。応援演説に来た公明党ののっぺりした顔の浜なんとかというおばはん
が野党推薦候補のことをまるで沖縄問題に無関心かのような完全に間違
った誹謗中傷発言までするほど与党が必死になっていた選挙。投票率が
あともう少し伸びていれば逆転できた数値なだけに残念だ。しかし、この
拮抗する投票獲得数は半数が与党にノーを突きつけているのだ。その実
態をまともな政権なら無視することなく政策へ反映させようとするだろうが、
現在の倫理、道徳、民主主義思考など一切持たないアベシンゾー政権で
は我が物顔に振る舞うだけだろう。しかしねカルト宗教に洗脳された議員
たちとつるんで戦後日本の平和と民主主義を基本にした教育や憲法を破
壊しようとする異常者たちに投票して自らの未来を悲惨なものして行くのも
構わない馬鹿な国民ばかりだ。もう勝手にさらせという気分だ。しかもあの
戦争で一番悲惨な目にあった沖縄ではないか。その沖縄の人間がどうして
戦争をしたくてしたくて仕方なく平和憲法をレイプしようとしているアベシン
ゾーを応援するような投票をするのかな。沖縄の半分の人間は思考力もな
いクソ馬鹿ばかりなのか。

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世論調査のいかがわしさ。朝日新聞の内閣支持率調査でもまるで誘導尋問

あるブログを読んでいたら、新聞の世論調査のことを話題にしていた。
そのなかで、教育基本法改悪に絡んでの調査で、朝日新聞の調査の
質問を挙げていた。朝日新聞なんて小泉以降まるで政権翼賛御用新
聞に成り果てているマスゴミなど金を払ってまで読む必要もなく、報道
内容はウェブで十分だ。しかし、こういう調査での質問の内容まではそ
ういえばウェブでは出ていないな。

それでそこでの質問の仕方をそのブログで掲載していたもので読んで
見て、まったく唖然口あんぐり。これじゃまったく教育基本法改正がまる
で必然的であるような質問の仕方であり、改正案の中身を法律の文を
掲載して比較対照して、答える読者に考えさせなきゃまったく意味が
ない。世論調査などたいていこの程度の政権に都合のいい質問の仕方
になっているのだろう。だいたい、アベシンゾーの実体も人格も頭の出来
もまったく知らない状態で、テレビでアホみたいな喋りをしているのを見
たことしかないのに、どうして「人柄が良さそう」なんて理由で支持をす
るかい。小泉のときもそうだが、質問にそういう回答をせざるを得ない形
の質問をしている詐欺まがいの世論調査になっているからか。

その朝日新聞の馬鹿丸出しの政権の狗状態の質問は次のようなもの。

・・・・・・・・
安倍内閣が最優先課題とする教育基本法の改正についてうかがいます。愛国心の育成など、教育の目指すべき目標や理念を定めた政府の教育基本法改正案が近く衆議院で可決される見込みです。あなたは政府の教育基本法の改正案に賛成ですか。
(「朝日新聞」 2006年11月14日付紙面より)
・・・・・・・・

これでは法案の中身を吟味して回答するという当たり前の質問になっても
いない。理念とかだけ書いていてもまったく意味ない。どういう理念を盛り
込んでいるのか、現在の教育基本法の理念はどうなのか、なぜアベ政権
はそれを改正しようとしているのか政権側の考え方などを書くのがまとも
な調査のやり方だろう。しかも、可決の見込みとまるでお前は与党の仲間
かと疑いたくなる始末。まあ、日本のジャーナリズム精神など欠片も持って
いないマスゴミってこの程度のものなんだろう。タウンミーティングでのやら
せなども質問するにあたってあったことなども質問の中にきちんと入れるの
が正道ではないのか。まさに政権のためにする誘導尋問で作った詐欺世論
調査ではある。東京もすっかり冬の寒さになって来たが、このようなうすら寒
い精神構造のマスゴミにアベマンセーを洗脳される日本の状況にはさらに
寒さが身にしみて来る。

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2006年11月18日 (土)

朝のラジオで大宅映子があいも変わらずの政府マンセーの傲慢かましていた

何の実績もない、大した特殊能力がある訳でなし、ただただ大宅壮一
とかいう駅前自称評論家の娘という肩書きだけでなぜか政府や企業
などさまざまなところで審議会委員や役員などに潜り込んで、ただ傲
慢極まる井戸端会議なみの発言をして金をしこたま懐に入れている
日本を見渡してもこれほど美味い汁を吸っているおばはんはいないだ
ろうという大宅映子がTBSラジオの午前8時前の土曜日に出演して
まったくの論理もへったくれもないただの言いたい放題を言っている
辛口とかなんとか言う番組を今朝聞いてしまった。目覚まし代わりに
しているのだが、それは月曜から金曜だけで、土曜日と日曜日は
気分が悪くなるのが出演しているので目覚まし機能を切るのだが、
今日はそれを忘れていたのだ。あまりに寒くてベッドから出てスイッ
チを切る気も起きなくてそのまま。朝から気分悪いことこの上なし。
日曜日の朝には中村メイコ母娘二人の偽善臭紛々の番組がある
ので起きてから目覚まし機能は切っておいた。

この傲慢ババア、毎週全国渡り歩いて巡業営業して国民をアホ化
する講演とか(しかしよくもこんなおばはんのどうでもいい雑談を聞
きに行くか摩訶不思議だが)をしては金をふんだくって、美味いもの
を喰っているらしい。今日の話では金沢へ行きカニ喰って大満足だ
ったらしく、そのあとは秋田のなんだか理事かなんだか知らないの
をしているらしい聞いたこともない大学へ行き、温泉入ったり散々贅
沢をして来たらしく、その自慢話。しかし、このババア、地方経済の
ことをまったく理解していないアホぶりを発揮。地方経済を破壊した
小泉マンセーのババアらしく、地方には蔵に宝物を山のように持って
いる人もいるし金もいっぱい持ってますよと、まるで究極の勘違い方
向へ話を持っていき地方経済疲弊を隠蔽してコイズミ・アベ政権マ
ンセーの恥さらし。

自分の考えがすべて正しいらしく、教育基本法改悪での野党の動き
は批判はするが、金をたんまりくれる政権党らの国民愚弄の強引可決
には一切の批判なし。そして、何を言っているのやらさっぱり不明のお
言葉で改悪問題をスルー。そして、この傲慢ババアの独りよがりの
言いたい放題に相づちを打つどころかいつもそれ以上に悪のりの反応
をするお調子者そのものの馬鹿男アナ。ああああ、朝から本当に気分
悪かったな。

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アベシンゾ−の恥知らずの無能ぶりに対比しての、北海道の子供たちの教育基本法改悪反対の聡明さ

教育基本法改悪法案の衆院通過にも日本の政権の狗と化した大マスゴミ
はまるで無反応でそのジャーナリズム精神の喪失の恥さらしを世界に向けて
発信している。アベシンゾーなる自らの資質にまるで存在しないものなのに国
民へ愛国心だなんだと強制することしか頭にない国民を無思考状態で戦争
に駆り立て殺すことが楽しいらしい男。そのクズになんの抵抗も出来ない状態
の骨抜きのゴキブリだらけの自民党。その自民党を馬鹿にされているのも構
わないのか支持してしまう国民。そんな希望もない中で、未来へのわずかな
明かりを感じさせる記事があった。もちろん政権の狗である大マスゴミでは出
て来るはずもない記事で、記事にしていたのは北海道新聞。全文を引用する
価値のある内容だ。

・・・・・・・・
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20061117&j=0022&k=200611176471
教育基本法改正に反対 北星女子中3生、首相に意見書  2006/11/17 07:49
 十六日、衆院本会議で可決された教育基本法改正案について、北星学園女子中高(浅里慎也校長、札幌市中央区)の中学三年生が同日、改正反対を訴える安倍晋三首相あての意見書を送った。同校は現行の教育基本法をつくったメンバーの一人、河井道(一八七七−一九五三年)の母校で、生徒たちは「先輩がつくった基本法の精神を曲げないで」と訴えている。

 意見書はA4サイズで四枚。教育の目標として「我が国と郷土を愛する態度を養う」ことを掲げた改正案について、「国を愛する心は人それぞれが自分から思うものであって、おしつけられるものではない」と指摘。安倍首相に「本当に私たちの将来のことを考えてくれていますか? 返答をください」と求めた。

 社会科で教育勅語について学んだのがきっかけ。改正案で「愛国心」が重視されていることを知った三年生一クラスの二十七人が「戦前のように心が強制されるのは嫌」と相談。連名で意見書を作成し、安倍首相のほか各党、扇千景参院議長にファクスで送った。

 改正案に反対する声は学校全体に広がり、中学では署名活動も行い、高校も意見書を作成したほか、一人ずつ反対意見を記したカードも募集した。十七日にも安倍首相や伊吹文明文部科学相などに郵送する。

 高校三年の生徒は「国にとって好ましくない人物というだけで、仕事などに影響が出るのは怖い」と訴える。意見書を送ったクラス担任の北野聡子教諭(32)は「子どもたちの行動力に驚いた。考える力が育っている証拠で、担任として誇りに思う」と話している。

・・・・・・・以上が全文だ。なんと聡明で思慮に溢れ、先輩への尊敬
と愛情を持った子供たちだろう。強制した愛国心を馬鹿丸出しで欲
し、ボランティアの意味も理解出来ない頭の悪さなのだろうが奉仕活
動を憲法を無視して強制するなどとアホ丸出しのことを考えつくアベ
シンゾーと比べるとなんと頭脳の出来が違うことか。まあ、お母ちゃん
が受験しただけのお受験しか体験したことがなく、東大生を長年家
庭教師に就けてもまともな大学も合格できなかったアベシンゾーだも
のな、自分のやっていること、やろうとしていることがどんな結果を生む
かもほとんど理解できていないのだろう、哀れで悲惨な奴だ、まるで
あのたるみ切った弛緩しきった表情そのものだ。

その頭の悪さを象徴的に示す事件も。
アベシンゾーが代表を務める自民党支部などが、東京地検に関税法
違反(脱税)容疑で支店長が逮捕された山口県下関市の食品輸入会
社「山水物産」から献金を受けていた問題だ。献金額は600万円と分
かったそうだが、恥も知性も倫理観も愛国心も道徳観も何も持ち合わ
せていないどころか天皇陛下をコケにするのを楽しむ犯罪邪教集団の
集会に祝電を送るはカルト宗教の親玉に就任挨拶はするはの売国奴
そのもののアベシンゾーらしくその事務所は17日午前に全額を返金し
て、それで問題解決とか。へえー、返金すればすむ訳だ。コイツラ恥知
らずの連中には。ということは、こいつらにとっては泥棒という言葉は辞
書にないということだな。泥棒しても露見すれば返金すればそれで問題
ないという訳だからな。こういう奴らが愛国心を持てとかテメエ等はまっ
たく持ちもしていないものを国民に強制するわけね、もう笑いを通り越し
ているわ。

それにしてもね、教育再生とかをこの薄ら馬鹿が言うと冗談にしか聞こ
えない。その証拠が教育再生担当とかで山谷えり子なる奴を内閣総理
大臣補佐官(そもそもこの補佐官の存在意義はその根拠は?)にしてい
ること。このおばはん、カトリック信者らしい。それなのに平和靖国議員連
盟幹事長として首相の靖国神社参拝を求める運動を推進だ。04年の参
院選では「仏所護念会教団」(この怪しい団体!)の支持を受け自民党比
例区に出馬し当選だぞ。このおばはんにとって宗教はなんなのさ。頭の
中身がヘドロ状態なんじゃないか。テメエの頭の中こそ再生しろ。こういう
ヘドロ状態の頭脳の持ち主を教育再生担当ね、それだけでアベシンゾー
の知能指数の極端な低さが伺い知れるってものだ。

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2006年11月17日 (金)

初めて京成立石へ、以前から食べたかった「鳥房」の名物、鶏の半身唐揚げを賞味して大満足

居酒屋に行くのが好きだが、会社を辞めてからはそれほど行く回数
は多くはない。出かけて電車に乗るのも面倒くさいし、家でのんびり
と一献傾けているほうが気楽で良い。しかし、時々は居酒屋の雰囲
気に浸りたくなる。そういう時はほとんど歩いて、ちょっと長めに歩くと
散歩ついでに片道1時間ぐらいのところまで足を伸ばす。住んでいる
ところが東京下町だから高いフレンチはないが、安くて美味い居酒屋
は山のようにある。

今日は以前から噂だけ聞いていて、食べに行きたいと思っていた店
に暇なこともあって思い切って行って来た。行って来たのは京成線
の立石駅すぐそばにある鶏の店「鳥房」だ。地方の方にはさっぱり
分からないだろうが、立石というのはあの男はつらいよの寅さんの
葛飾柴又の葛飾区のいわば中心部。しかし、東京下町でもかなり
千葉寄りになりなんとなく我が居住地からも行くのが面倒くさい地
区で、安くて美味い居酒屋がかなり集合しているので有名なのだ
が、行く気がなかなか起きなかった。

それがなんだか急に行こうかなと思い立ち、ならば善は急げと北千
住からちょっと歩く京成の関屋駅から乗って立石へ。京成線という
のは成田空港に行くときに上野から特急に乗る時だけしか利用した
ことがないので乗り換えも聞く始末。青砥駅で乗り換えて1駅目。

「鳥房」は北口。降りてみると、あまり活気のない駅前だが、飲み
屋だけはかなりあるようだ。ちょっと歩くと発見。目指す店は通りに
面しては普通の鶏肉屋さん。左の横道に入ると店の裏側が居酒
屋風に。江戸時代の居酒屋の趣の障子張りの板戸が。それだけ
で気分が盛り上がる。入ったのは午後6時過ぎ。店はほぼ満員に
近く、ちょうどカウンターが空いていたので着席。居酒屋部分は午
後4時ごろから午後9時過ぎまでのよう。もちろん鶏肉屋部分は
昼間も営業していて、この店の名物「鶏の半身唐揚げ」も買って
いける。

しかし、その名物鶏の半身唐揚げはやはり揚げたてをビール飲
みながらむしゃぶりつくのが最高だ。というわけで、この店の客の
誰もが注文するのがこの半身唐揚げ。少しの重さの違いで580
円から630円ぐらいだが、値段表には時価と書いてある。ほかに
は鶏ポン酢、鶏わさ、鶏サラダなど鶏オンリー。小食なのでお新
香だけ注文して、揚がるのをビールを飲みながら待つ。鳥皮しょう
が焼きが付け出しで付くのだが、ニコゴリ風になっていてこれが
実に美味い。揚場は扉の向こうの店にあるのでアブラなどの匂い
はなく、狭いながら居心地は良い。3人ほどのおばさんがちょっと
愛想がなさそうに見えるが、喋ると人柄も良く、出てきた大きな
唐揚げの解体なども丁寧に指導してくれる。
Img_0003_1

出てきた唐揚げは大きな皿にたっぷりと乗ったキャベツの上に
鎮座。まさに鶏の半身だ。でかい。見ただけでお新香以外の
ほかのつまみを頼まなくて良かったと安堵。解体をどうしようか
なと迷っていると、おばさんが手際良く解体を手伝ってくれた。
温度の違う油で10分ぐらいじっくりと二度揚げしてあるとかで
表面がパリッとしていて中の肉はホクホク。店の人が揚げたて
は軟骨とか小さい骨も食べられるよと言うから、骨部分を
かじってみると歯で簡単に砕けてしまった。ほのかな塩味が
実に美味い。キャベツも鶏の肉汁が滲みこんでこれまた美味
い。全部食べられそうだったが、私はどうも小食というか
ビール飲むとあまり食えなくなるのでちょっと残ってしまったが、
店のおばさんがテイクアウトだよと袋をちゃんと用意してくれる。
鶏の唐揚げ1品で腹いっぱいとは実に安上がり。もっと近くに
あれば頻繁に通う店になるのだが。

食べたあと、駅周辺をちょっと散策。なんとも良い雰囲気の
街だ。安くて美味そうな居酒屋や食べ物屋がいっぱいだ。
駅南口は昭和レトロの雰囲気満点で、古びたアーケードの
狭い商店街になっていて店がびっしり。その中に立石で一
番有名な居酒屋「宇ち多」もあった。何しろほとんどの単価
が170円(ネット情報ではかなり大きめのもつ焼き2本でも
煮込みでも焼酎も酒も170円)とかいう激安店で、昼間から
のん兵衛の天国とか。今日もはしごしてみるつもりだったの
だが、腹いっぱいで次回に。その斜め前にはこれまた味と安
さで評判の立ち食い寿司の「栄寿司」もあったのだが、これも
次回に。とにかく立石は魅力的な雰囲気だ。行くのはちょっと
面倒くさいが、すぐにでも行きたくなってきた。

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2006年11月16日 (木)

朝日新聞記者が和歌山談合の井山被告から15万円貰っていたんだって。これじゃアベ政権取材の奴らもわかったもんじゃない

読売新聞ウェブに出ておりました。

・・・・・朝日新聞大阪本社は16日、同社社会部の男性記者(41)が、和歌山
県発注工事をめぐる談合事件で起訴された元ゴルフ場経営・井山義一被告
(56)(再逮捕)から、異動のせんべつなどとして2回にわたり計15万円を受け
取っていた、と発表した。・・・・・・

とね。馬鹿高い給料貰ってさらにこんな餞別をさらに貰えるなんてなんて楽しく
お気楽なお仕事か。暴露された事件ですぐにこういう話が出てくるんだから、
暴露されていないものばかりいっぱいあるんだからこんな奴が山のようにいるん
だろうな。地方でこうなんだから、もっと金が渦巻いている東京とかならどれほ
どの金が動いていることやら。だからなんだね、大手マスゴミが小泉時代にな
ってからまるで政権批判もせず、べったり記事ばかり。耐震偽造事件にしても
教育基本法改悪問題にしても何の批判も出てこない現状が良ーくわかるって
ことか。朝日の記者でこうなら、問題多発の某国営放送や財界御用便所紙
なんてのはどれほどいることやら。

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アベ一派の日本破壊で気分悪い時はブロンソンの映画「狼よさらば」「マジェスティック」で気分爽快に

戦後60年間の平和の礎ともなった教育基本法の基本理念を
踏みにじり日本人奴隷化に邁進のアベシンゾー一派が60年
間の重みも無視して、たった100時間の審議をしたのを審
議をこれ以上する必要もないと国民をコケにして、衆院で委
員会強行採決をしやがった。こいつ等のヤクザ以上の倫理性
ゼロのゴキブリぶりにもマスゴミはまったく批判もゼロ、報
道ももまるで小さい扱い。マスゴミの奴らは戦前のテメエ等
の軍国主義翼賛の犯罪も学習出来ない気違いどものようだ。

こんなどうしようもない真っ暗闇の時勢ではすべてが虚しい
ばかりだ。こんな時は気分すっきり爽快になる映画が一番だ
ね。ということで、アベ翼賛にもっとも熱心なテレビ局と言
うかすべてのテレビがそうだが、テレビ東京で昼間に放送し
ていた映画でちょうど今週はチャールズ・ブロンソン特集し
ていたので、大好きなこともあるし久しぶりに観てみるかと
昨日は自警主義を描くブロンソンの代表作「狼よさらば」、
今日は最強のスイカ栽培農民が悪を抹殺する「マジェスティ
ック」を観て憂さ晴らし。最近観た中では極め付きのクズ映
画「デスノート2」だったが、あの中で出て来たデスノート
なる大ボケのギミックだけは本当に存在してほしいやと思う
今日この頃。あのボケノートがあるとまさに一瞬で日本の政
界・マスゴミが浄化できて、日本が素晴らしい国になること
だろう。ついでにいじめにしか学校にいることの存在価値を
見いだせないようなゴキブリどもも一掃できるしね。そうそ
う、自分の子供を虐待して殺してしまうような存在そのもの
が小泉やアベ並の馬鹿どもも廃棄処分に出来るね。

「狼よさらば」は映画を観る人なら誰でも知っているブロン
ソン映画。街のチンピラどもに妻を殺され、娘を廃人にされ
たごく普通のビジネスマン(ブロンソンが普通のビジネスマ
ンには絶対見えないのだが)が、拳銃を手にすることによっ
て、街のチンピラどもを抹殺して行く、まさにヤクザ同然の
アベ政権がチンピラまがいの政権運営をして世の中真っ暗闇
の時に観ると気分爽快になる映画。デスノートなんかに名前
を書いて陰気に正義漢ぶっているアホ映画なんか目じゃない
ぜ。映画の最後、警察に罪を問わないから街から去れと命令
されて去り、たどり着いた街でチンピラに向けニタリと笑顔
を向けるブロンソンのアップがご機嫌だ。笑顔の通り、この
作以後4作ほどシリーズ化され、ブロンソンオヤジの街のダ
ニ退治抹殺作戦は継続することになったのだが。もっともあ
との4本は2作目「ロサンゼルス」がまあまあ続編の体裁を
なし楽しめるのだが、その後の3本はよほどのブロンソンフ
ァンでもあまりの出来の悪さに唖然ではあったが。

一方の「マジェスティック」は細々とスイカ栽培をする農家
を経営する農民マジェスティック役がブロンソン。心優しき
男で、貧しい生活をしているメキシコ系農民たちに仕事を積
極的に任せる。それに対して嫌がらせされたことから喧嘩と
なり留置場行きに。本当に心優しさが全身から溢れる。ブロ
ンソンの味わいがにじみ出る。アメリカのブッシュ様に仕え
るだけしか頭になく、日本の地方経済を破壊しても薄ら笑い
を浮かべて国民を愚弄するしか脳のないクズ人間小泉のよう
なクソとはまるで人間が違う訳だ。

留置場に入れられた時たまたま留置されていた一人がマフィ
アの殺し屋。脱走事件の際にその殺し屋を警察に引き渡そう
としたことからマフィアから狙われることに。マジェスティ
ックの思いはただスイカの取り入れ作業を終わらしたいだけ
なのに、マフィアたちはその大事にしていたスイカを破壊し、
メキシコ系農民に傷を負わせる。スイカ命のマジェスティッ
クの怒りが爆発する訳だ。この男、単なる農民ではない。か
つてはベトナム戦争で勲章も貰った腕も頭も切れる史上最強
のスイカ農夫!!だったのだ。史上最強のコック、セガール
みたいなものだ。マフィアたちも相手にしなければ死なない
ですんだものをまったくの馬鹿たちである。すっかり映画の
世界に入って、ブロンソンオヤジがマフィアたちを抹殺する
のを楽しみながら応援だ。もっと残酷な悲惨な死に方を望む
ところだが、70年代初めではこの程度か。ショットガンで
撃って終わりだ。やはり悪い奴らは頭を首から吹き飛ばし、
腕や足を叩き折り、目玉を潰し、グチャグチャになって惨死
して行かなくちゃカタルシスにならない。セガールなら悪徳
政治家どもも含め、拳銃など使用せず、あらゆる手法を駆使
して惨殺して行ってくれるだろう。最近セガールの勢いがち
ょっとないのが残念。史上最強のコックことライバックとし
て体をタイトに引き締めてラジー賞獲得の気概で蘇って新作
を送り出してほしいものだ。悪はシンプルに惨殺して行くっ
てのが一番気分良いのだから。でもそれはデスノートなんて
使わないで、ブロンソンやセガールみたいにやらなくちゃカ
タルシスにならない。

「狼よさらば」の印象が強すぎて他の出演映画が損をしてし
まっているブロンソンだが、良い作品はいろいろある。個人
的に好きな作品となると、「雨の訪問者」「バラキ」「チャ
トズ・ランド」などブロンソンの多面性を見せる。テレビで
はこの3作品はあまり放送しないのがちょっと残念。

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2006年11月15日 (水)

サクラ発言・謝礼問題を「問題ない」と開き直るヤクザまがいの安倍政権

タウンミーティングでのサクラ発言・謝礼問題で政府は「問題ない」だ
とさ。こいつら狂ってしまったいるね。まあ、社会保険問題で法律違反
していても「人生いろいろ、会社もいろいろ・・・」とふざけ切った国民
愚弄発言してニテニタしていた小泉と言う人間のクズを王様扱いして
いるダニどもの集団だしもうどうしようもないが。

朝日新聞ウェブの記事を引用すると・・・・

サクラ発言謝礼、25回で65人に 政府「問題ない」
2006年11月15日13時50分
 政府主催のタウンミーティング(TM)で内閣府が事前に発言を依頼したいわゆるサクラの質問者に謝礼金を払っていたと国会で指摘された問題で、塩崎官房長官は15日午前の記者会見で、02〜04年度の3年間で計65人の「冒頭発言者」に謝礼金を支払っていたことを認めた。01年度は「資料が残っていない」という。ただ、塩崎長官は「全く問題視していない。講演(依頼)したときの講師謝礼と同じだ」と説明・・・・・

だとさ。こいつらにはすでに倫理も罪悪感もすべてがないようだ。小泉と言う
クズに毒されてしまって体内・頭脳の細胞の末端まで腐ってしまったようだ。

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なかなか良いこと言う評論家小野寺光一さんの教育基本法改悪批判のメルマガ全文紹介

なかなか鋭い論旨で良いこと書いている国際評論家小野寺光一という
方の今日のメルマガはアベシンゾーが平和教育を抜本的に骨抜きに
しようとしている姿勢の批判で、この馬鹿政権のことを考えるのも吐き気
がするので、全文を紹介して自分で書く代わりに。

・・・・・・・・
日本の危機は続く。
とにかく、われわれの手で、日本に小沢民主党政権を作る。
現在の自民党政権は、今までの(小渕、小沢)だったころの良さはまったくない。
田中派支配であったときは、よかった。景気はよかった。
田中角栄が景気をよく理解していたため、ずっと高度経済成長をしていた。
毎年10%以上の経済成長をしていた。
今は不景気そのものである。
植草氏などが、ウエクサリポートで指摘していたり、小林興起氏が「主権在米経済」
で書いているように、「失業率」等の経済指標の算定の仕方を変更して
「悪いもの」を「いいもの」に見せかけているだけなのである。

今は売国奴そのものである。

教育についても、改正だなどと言っているが、
軍国主義教育をするために、そっと「平和を愛し」という文面を削除している。

つまり日本人の子供たちを小さいときから、政府が一方的に押し付ける
教育で、「平和を愛すること」をだめにしてしまい、「正義」が大事だといって、
戦争に参加させるのが目的です。

そのために、どうも電通に委託費を支払い、各マスコミに、未履修問題なんて
「はっきりいってどうでもよい、あらさがしだけが目的」のことを掘り返して、
報道させているようだ。

これは現在の教育に悪いイメージをもってもらうことが目的です。

だから「くだらない」未履修問題を挙げている。

高校3年といったら、冬休みは塾や予備校にいっていただろう。
最後に集中して勉強できるときである。

政府は、すでに予備校などの冬季講習に申しこんでいた生徒について
キャンセルせざるを得なくしたわけだから、全額そういった費用は政府が
損害賠償すべきである。


なぜなら、「未履修問題だ」といっているが、別にこれは
教師の自由裁量の範囲内の話であり、実際に何にも法律違反でもないらしい。
だいたい、大した問題ではない。はっきりいって「くだらない」

くだらない授業をこの大事な時期に50時間も受けさせられる高校生の身
にもなってみろ。
こんなことをされたら、地方の受験生は、浪人してしまう率がはねあがる。

また受験が終わって、春休みがやってくる。
たとえば、高校時代につきあっていたカップルなんかはここを過ぎると
別れてしまうことが多い。

男の子は、浪人して、女の子は大学へ行く場合、別れてしまうことが多い。
こういったとき、高校最後の春休みに、彼女とデイズニーランドに遊びに行ったり、
親に内緒で京都に旅行したりして金閣寺を見たりして
一緒に思い出を作ったりすることは、とても重要なことなのではないか?

別に男女間でなくても、春休みに男友達同士や女友達同士で旅行したり、
遊びにいったり、騒いだりすることは、全国の高校3年生にとって
「とても重要な」ことではないのか?

遊べるときに遊ばせないで「くだらない」未履修問題なんか提起するような
安倍政権は、さっさと「駆除」したほうがよい。

※ただ、この政権は悪質であるため、もし、
抗議してその「未履修」の授業を受けないと、
容赦なく、単位認定せずに、留年させることが予想される。
したがって、高校生諸君は、
私のこの見方を読んで共感して、授業欠席してしまうと、
自分自身が損をしてしまうだろう。
最もよいのは、マスコミに電話して「これがくだらない措置だ」といい、「何で
「くだらない」とマスコミはかかないんだ」というべきである。

沖縄知事選挙は野党候補の糸数さんを応援して勝たせるほうがよい。
http://kaze.fm/kaze.html

もし、自民党が勝ってしまうと、日本人の命を売るための売国奴法案
を強行採決することが予想される。

自民党政権は、この間電子投票機を導入すればよいと結論づけたが、
それを公明党が反対したので見送られた。

電子投票が導入されて、不正選挙ができるようになれば、
公明党、創価学会は必要とされないだろう。

そのときに自民党に捨てられるだろう。
・・・・・・・・以上です。言いたいことを言ってくれています。

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マスゴミの政府宣伝便所紙化は今日の「産経抄」にあからさま。まさにマスゴミの典型

民主主義も日本国憲法もそれらを支える日本人を育成する基盤
となる教育基本法もすべてを土足で踏みにじることしか思考にな
い気持ち悪さだけが全身からにじみ出るアベシンゾー。その最低
の政権を翼賛するだけしか出来ない世界の恥さらしでしかないマ
スゴミは日本の腐食の元凶。

その腐食ぶりを典型的に示してくれる文章が15日付の産經新聞
の「産経抄」に出ている。政権にゴマをすることだけで生きている
ジャーナリズムの欠片もない日本の新聞の中でももっともゴミの名
に値する便所紙、その中でも思い切り馬鹿ぶりを毎日晒している
「産経抄」だけはある。ジャーナリストとしての誇りも矜持も何もな
いクソ思考の見本。

それによると、
タウンミーティングのやらせのことをまずは役人の姑息さにはあき
れるばかりととりあえず役人だけを批判して(役人だけを姑息と
非難するそのやり方こそ姑息そのものなのだが、この姑息野郎は
その自分の姑息さを気づきもしないボケぶり)おいて、
・・・・・・・
かといって、「権力が世論を操っていいはずがない」などとこぶしを
振り上げるほどのこともあるまい。今ではかえって、戦前の思想統
制の記憶まで持ち出されて、アンチ安倍政権への世論誘導に利用
されているていたらくだ。・・・・教育基本法改正については、すでに
国民の間で議論が煮詰まっている。
・・・・・・・
と来る。ここまで来ると、こいつの頭にはアベシンゾーの尻を舐める
ことだけを思考する回路が出来ているとしか考えられない愚かさ。
世論誘導に利用って、お前こそ世論誘導を毎日して恥さらしして
いるんじゃないのか。そして、教育基本法改正で国民の間に議論が
煮詰まっている、ね。国民のほとんどはきちんと改正の中身をわかり
やすく報道するマスゴミもない状態で、平和の理念も個人の尊厳も
完璧に無視する内容の改正案なんて知りもしないぜ。産経なんて
きちんと改正案を報道したことあるか。政権万歳の視点だけの
報道しかしたことないくせによくも白々しく書けるよ。

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恐怖映画ドキュメンタリー「アメリカン・ナイトメア」をGYAOで鑑賞

2000年制作のアダム・サイモン脚本・監督のドキュメンタリー「アメ
リカン・ナイトメア」は70年代に一気に爆発したホラームーヴィーをそ
の社会的背景などを当時のニュース映像なども絡め、代表的な恐怖
映画の監督などにインタビューしたもの。ホラー映画ファンなら誰でも
知っている映像とその監督の話が聞けるご機嫌なドキュメンタリーだ。

時間も70分ほどで、2001年に劇場公開されたのだが、どうも短い
ドキュメンタリーを映画館まで見に行く気が起きなくて未見だった。恐
怖映画ファンとしては「ザッツ・エンターテイメント」(公開当時はまだ
エンターテイメントだったんだね。その後はきちんとエンターテインメン
トの表記が多くなったようだが)ぐらいにはもっと映画映像もたっぷりと
したものにして欲しいし、取り上げた映画もちょっと少なめで物足りない。
しかし、監督たちの話がたっぷり聞けたのはうれしいね。GYAOはなか
なか楽しい映画を放送している。これからもチェックが必要だな。恐怖
映画の監督たちってみんな良い顔をしていて、喋りも含めて知的なのが
印象的だった。

ジョージ・A・ロメロは「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」に関して、当
時のキング牧師の暗殺、ロバート・ケネディの暗殺、公民権運動での
犬を使った警察の弾圧など時代背景を語る。

恐怖メイクアップの巨匠トム・サヴィーニはベトナム戦争に行ったとき
戦場にいるときにメイクの練習をしていたとか、悲惨な死体を見ること
が後のメイクに役立ったのだとか、しかし戦場での恐怖を伝えることは
不可能だとかベトナム戦争での体験の影響を語る。

ウェス・クレイヴンは「米国全体が戦場のようだった」と、デビュー監
督作「鮮血の美学」の背景を説明。さらに「子供たちにとって恐怖映画
を見るのは精神訓練の場さ。強い自己と不屈の精神を養える。鬼軍曹
の訓練を受けるのと同じさ。生きぬくための強い精神を作れる。大人は
悪い影響ばかり考える。私は正しいことをしていると思っているんだ。子
供たちも感謝していると思うよ。例え悪夢を見てもそれは必要なことだ。
幸せだと信じていた家庭や社会が真実ではないと知ったときの怒りと
失望がある。それがアメリカのホラー映画にいっそうの激しさを加えて
いる」となかなか鋭いことを語る。

トビー・フーパーは私が飛び切り好きな恐怖映画「悪魔のいけにえ」の
監督。フーパー監督は「いつも何が怖かったかを思い浮かべる。ゴジラ
なんかが怖かったことはない。いつも怖かったのは人間だった」と言う。
確かに人間が山のように死ぬ戦争を自分は安全な場所にいながら遂
行してしまう政治屋どもが一番怖いし、日本の平和を維持できた要の
ような日本国憲法を改悪して戦争をやりたくて仕方ないようなアベシン
ゾーなんて奴は大量殺人鬼みたいなもので、レザーフェイスなんて可
愛いものだ。

ほかにデヴィッド・クローネンバーグ監督は「シーバース」に関して語り
ジョン・カーペンターは「ハロウィン」を語るなどなかなかに興味深い映
画ではある。

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2006年11月14日 (火)

自民党の中川とかいうスキャンダルまみれの奴が少数野党の横暴は許されないなどという発言の漫画状況

自民党のアベシンゾーとかいうウルトラ戦争大好き憲法改悪
しか頭にない代々税金に集って生きてきたくせに、偉そうに
愛国心だとか叫んでいる顔の皮膚のたるみきった気持ち悪い
奴が憲法改悪の前に国民を政府に従うだけの木偶の坊にし
ようと画策する教育基本法改悪に絡んで、自民党の中川とか
いう飽食の象徴のような体型のスキャンダルまみれの奴が
教育基本法改悪に徹底抗戦しようとしている野党のことをな
にを血迷ったか、「少数野党の横暴は許されない」とかアホこ
いているらしい。政治史上最大のクズだった小泉がテメエの
意地を通すだけで憲法無視の衆議院解散をしたことや、タウ
ンミーティングでやらせだらけやっているくせに、自分たち政権
にいる多数党が横暴はいくらやってもいいってわけか。この
どこから見ても倫理観も哲学も国家・国民のことを考えている
ことなど微塵もなさそうな政治屋のそれこそ暴言を何の批判
もしないで報道してしまう現在のマスゴミのまさにゴミ状況は
悲惨を通り越してしまっている。

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2006年11月13日 (月)

世間は自殺騒ぎで大騒ぎ。どうでもいいから今日も映画鑑賞で、「ハエ男の恐怖」を楽しむ

世間は戦争大好きアホのアベシンゾーが日本を破壊するために画策
している教育基本法改悪の動きを糊塗するために、子供たちの自殺
宣言騒ぎをマスゴミに偽装させて大騒ぎ。まるで見え見えの詐欺政
権。タウンミーティングとかいう国民騙し集会では以前からやらせ質
問のオンパレードだったとか。しかし、マスゴミはこれほどコイズミ・ア
ベクズ売国政権の汚い体質がウミのごとく湧いて来ているのにまるで
そのマスコミとしての本質を放棄忘却したかのように政権批判の記事
はまるでなし。こんなにまさにゴミと化したマスゴミはこれまでにあった
だろうか。

もうどうしようもない。福島県知事選ではまともな県民が少しはいたこ
とが証明されたようで、沖縄知事選でもまともな日本人がまだまだ
いることを証明してほしいものだが、詐欺師集団でしかない政権には
そんな動きなど屁みたいなものなのだろう。人生いろいろ、会社もいろ
いろの国民をコケにすることだけに長けたクズにいまだに拝跪している
奴らだしな。こんなクズどものこと考えるだけで吐き気だし、株式も面
白くもないしで、このところもう自分の楽しみだけの世界だ。今日も音
楽聴いて、映画観てダラダラ。なんだか、タイトルも株で儲けて温泉
だじゃなくて、映画だ温泉だ!だな。

今日はGYAOで何か面白いものを放送していないかと見てみたら、な
んとクローネンバーグ監督の「ザ・フライ」のオリジナルに当たる映画
「蝿男の恐怖」があるではないか。日本では映画館では未公開作で
いまだに観たことがなかった作品。喜んで拝見となった。パソコンの
小さい画面だが一応普通のテレビのような感覚で無料で観られるな
んてたいしたものだ。

ハエ男と言っても、何代にも渡り税金にたかる税金ハエ生活をして来
た小泉やアベシンゾーらのハエみたいな薄汚い男たちの恐怖を描くの
ではなく、物質伝送装置で分子レベルでハエと合体してしまいハエ人
間となってしまったマッドサイエンティストの哀しいお話だ。

製作は1958年、監督はカート・ニューマン。知らないな。主演はアル・ヘ
ディソンで、これまたそれほど有名な俳優ではない。ただ、その兄役で
この手のB級恐怖映画の大物ヴィンセント・プライスが出演している。い
つもの変態役じゃなく、今回は真面目な役なのでちょっと物足りないが。

20年前のクローネンバーグのリメイクでは特撮技術を駆使してドロドロ
ゲロゲログジュグジュのハエ人間に変態して行く状況を事細かに描写
していたが、このオリジナルでは実にあっさりしたもので、ハエ人間に変
化した状態は頭と左手に昆虫状態の被り物を付けただけ。それもちょっと
見せるだけで、ほとんど布を被っていて見えないという抑制されたもの。
妻との愛情を軸にした心理面に表現の重点が置かれている。ハエ人間
に変化したことより、それにより愛情を喪失して行くかのような妻の心の
変化の方が怖いのだ。ハエ男になったことで自殺を決意した夫の自殺
の手助けを意外にすんなりと承諾、プレス機で夫の上半身を潰すのも
徹底的にクールに遂行するのだからかなり怖い。しかも、刑事に尋問さ
れても「あれを殺しても罪にはならないでしょう」と夫を物扱いなのだから。
かなり良く出来た映画なのだが、日本では未公開だったのね。まあこの
手のB級映画は当時はかなり馬鹿にされていたし仕方ないのか。

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2006年11月11日 (土)

「男はつらいよ知床慕情」を見るが、やはりこのシリーズは基本的に肌が合わない

最近毎週土曜日の夜にNHKBSで男はつらいよシリーズの放送をやって
いるようで、今夜は1987年製作のその第38作目「男はつらいよ
知床慕情」の放送だった。基本的にはこのシリーズ自体にほとんど興
味がないのだが、たまには見てみるかと見てみたが、やはりどうも肌
に合わない。

だいたい、ダボシャツに毛糸の腹巻きに背広の着流し風、そして雪駄
スタイルのおっさんがそばにいたら普通の感覚なら敬して避けるだろ
う。しかもそのおっさんの商売が日銭稼ぎのテキ屋だよ。そのおっさ
んがわがまま、独善的な生き方で、家族の心配も何のそので、ちょっと
気に触ったことがあるとすぐに拗ねるわ毒舌を吐くわで、家族は彼が
家にいるといつもピリピリしている。そんな基本的な設定にまったく
なじめないというか、その世界にまったく入れないのだ。

なのに、このそばにいたら殴りたくなるような男が誰からも善人扱い
され、時にはあのほとんどヤクザまがいのスタイルに喋りなのに先生
扱いされるなんていうシュールな感覚を越えてしまうような話にまで
なって来ると、そのあまりのリアリティのなさに飽きれるばかり。こ
のシリーズを褒める人は日本の良き時代を感じるとかなんとか言うけ
れども、こんなおっさんに良き時代も何も感じるわけないがな。

というわけで、このシリーズも数本で終わっていれば良かったし、渥
美清自体ももっと多様な映画で活躍できただろうに、本人が一番無念
だったのじゃなかろうか。この程度の映画を楽しみに正月、夏とこれ
だけしか映画を見ないような人を山のように作り出し、日本映画の活
性化を阻害しただけでもこのシリーズの罪は重い。木下恵介や小津安
二郎の映画に日本のヌヴェルヴァーグとさえ言われた映画を生み出し
た松竹はこのシリーズにこだわり過ぎ、新しい映像的創造を一切放棄
してしまうような形になり、シリーズ終了とともに映画会社の存在自
体を消滅させたのと同等になったのなんてまさにこのシリーズが日本
映画を衰退させた張本人だった証左。

その肌に合わない感触は今回の「知床慕情」でも変わりはない。基本
的にはドスケベで女とやりたいはずなのにその本音を隠す偽善性には
いらつくばかりだ。まあその偽善性は原案・脚本の山田洋次の本質か
ら来るものだろう。偽善とはほど遠い浅草芸人出身の渥美清にとって
は寅次郎を演じること、それもほとんどそれだけしか演じない状況に
なったことは本当に楽しかったのだろうか。本音を一切明かさずに逝っ
てしまった渥美の心を知ることは今となってはかなわないが。

こんなに毒も何もない映画を見ていたら、思い切り辛辣で毒のある映
画を見たくなり、ビデオ棚へ。そこでとりあえず選んだのがかなり大好
きなクストリッツァ監督の「パパは、出張中!」と「アンダーグラウンド」
の2本。酒でも飲みながらこれから見るかな。

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2006年11月10日 (金)

クリント・イーストウッド監督の「父親たちの星条旗」は戦争で戦った兵士たちへの悲しみのレクイエム

昨日は「デスノート the Last name」に続いて見たのが映画館に映画
を見に来た本命の「父親たちの星条旗」だ。クリント・イーストウッドが硫
黄島の激戦をアメリカサイド、日本サイドから見つめてそれぞれ2部作と
して監督した大作。年を重ねるほどますます監督としての力量を上げて
来ているイーストウッドが監督専業で70歳代半ばで撮影したというだけ
で彼のファンとしては期待が膨らむ。デスノートのお口直しにしてはあま
りに重すぎるのだが。館内は若い客ばかりだったデスノートに比べてま
るで年齢構成が違う。60歳以上のおじさんがほとんどなのだ。若い女性
がほぼゼロ。戦争映画を見に来る客ってのは年寄りだけなのか。でも、客
の入りはデスノートよりはグンと良かったけどね。それにしてもね戦争の
悲惨さ、虚しさ、それを利用するだけの政治家たちの薄汚さなどを知って
欲しいのは若い人たちなのだが。今の日本はそういう若い人たちが売国
政治屋の小泉やアベシンゾーに簡単に騙されてしまう投票行動を取って
しまい、自分たちが自分たちの生命と財産を危うくする政治体制を作って
いるのに気づきもしない現状では、この手の映画を見て日本の戦後60年
の平和の有り難さを実感してほしいと思うのは無理なことのようだ。

イーストウッドの戦争映画としては20年ほど前に出演・監督した「ハート
ブレイクリッジ」以来だろう、それ以前の「戦略大作戦」にしても「ブレイ
クリッジ」にしても笑いの要素さえ入ったアクション映画であり、戦争は単
に素材。しかし、今回は太平洋戦争そのものを真摯に見つめるシリアス
なドラマ。しかもアクションヒーローを演じて来たイーストウッドがヒーロー
像自体を否定する映画を監督するのだから時代は変わる。そのうえ、制
作者にはイーストウッドとスピルバーグという異質とも言える二人が並ん
でクレジットなんて映画を見続けて来た映画好きには感慨ひとしお。

脚本の一人は「クラッシュ」「ミリオンダラー・ベイビー」のポール・ハギス
で、かなり輻輳する構成の話を作り上げている。激戦の舞台となった硫黄
島を見下ろす戦略拠点擂鉢山の山頂に硫黄島制圧のシンボルとなる星条
旗を掲げる6名の兵士が写った有名な戦争写真に隠された話が描かれる。
6人の兵士の一人だった衛生兵を父に持つジェイムズ・ブラッドリーの書いた
ノンフィクションが原作のいわゆる実話ものだ。

星条旗を掲げる有名な写真は実は日本兵が近くにいない状態になった時
に行われたもので、実際にはその直前に日本兵と銃撃戦をしながら写真とは
別の兵士たちが星条旗を掲げていた。その星条旗は視察にきた政治家か誰
かが記念品として欲しがったために取り替えたものだったのだ。映画はその模
様を描くとともに、写真に写った兵士も実は名前が一部違ったことなどを取り
上げて行く。そのために、その写真を利用して戦意高揚を図り戦時国債の売
り上げキャンペーンに利用される生き残った3人の兵士の苦悩がドラマの中心
となる。

暗闇を強調した映像が大好きなイーストウッドらしくこの映画はいつも以上に
彩度と明度が落とされていて、色だけでも全編にペシミスティクな感情が漂い
続ける。そして、戦闘場面さえどこか突き放したようなクールで淡々とした描写
で、腕や頭部が吹き飛ぶような凄まじい描写も戦争映画としては異例の冷静さ
が満ちている。そこには戦意高揚など微塵もない。地を這い、銃弾をかいくぐり、
傷ついた戦友を助けるのに必死な兵士たちの生への渇望と戦うことの虚しさが
痛いほど伝わって来る。そして、その兵士の内面の苦悩も理解しないで政治的
宣伝の道具としてしか利用しない政治家や役人。これは敵味方なく戦った兵士
たちへの悲しみのレクイエムだ。静謐な映像がその哀しみを倍加させる。

フラッシュバックを多用した時間軸が錯綜する展開。実物の兵士に似た俳優の
起用とあいまって識別しにくい人物。歴史的背景の説明をほとんどしないことか
らくるわかりにくさなどもあるが、太平洋に展開する膨大な数の米軍戦艦のスペ
クタクル映像なども含め充実した映画になっている。日本サイドから見た続編
「硫黄島からの手紙」の12月の公開が楽しみだ。イーストウッド監督の映画は
これまで日本で大ヒットしたこともないので2部作ともちょっと厳しいだろうけど
頑張ってほしいね。

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2006年11月 9日 (木)

映画「デスノート the Last name」を見て、なんじゃこりゃ。今年観た映画の最悪の1本。これは小学校の学芸会か

映画館で映画を見るのがなにより好き、そして株式売買が好きという
ことで以前から映画会社の株式を所有していて株主優待券で映画を
見ることが趣味と実益を兼ねた楽しみとなっている。年間にして優待
券が100回分以上来るので家族も利用して楽しんでいる。今日もそ
の優待券を使用しての映画鑑賞。「父親たちの星条旗」を基本的には
見に行った。ただ、今月分の券が余るので興味がまったくないのだが
同じところで上映していた「デスノート the Last name」をなんと見
てしまった。そのあまりの素晴らしい出来に感動を抑えきれず、時間
の無駄を後悔すること「レディ・イン・ザ・ウォーター」並であった。

時間の無駄も良いとこで、なんとこの映画の上映時間140分ほど。始
まってすぐにもう終わらないかなと時計を幾度見たことか。前編もヒット
したとか、かなりの制作費を投入しているとか聞くが、本当なのだろう
か。客席は5分の一程度のさびしいほどの入りだったのだが。とにかく
そのチープ極まるセットや学芸会なみの稚拙な演技には見ているだけ
で哀しくなって来た。元々質感表現が駄目な日本映画だが、この映像
の深みのなさは究極だ。だいたい監督やカメラマンがまともな照明のあ
る居住空間に住んでいないから海外の撮影と同じフィルムやカメラを使
用しても深みと奥行きのある照明と構図を作り出せないのだろう。家で
は蛍光灯ばかりで生活しているからこそ日本映画では平面的な照明に
なってしまうのだろうが、その傾向がこの映画ではとりわけ極端に出てい
る。まあ、映像センスのない金子修介監督だから無い物ねだりは元か
ら出来ないが。

なんだか凄くヒットしているマンガが原作らしいがまったく読んでいない
し、映画を見るためにそれを読む気もない。だいたい漫画原作など昔
から山ほどある。スーパーマンもバットマンもそうだ。しかし、そのアメ
コミの原作を読んだことなど興味もないのでない。しかし、映画はそれ
だけでも楽しめる。動く映像、演技、音楽が入る映画は小説とも漫画
とも次元が違うのだから「読んでから見るか、見てから読むか」は意味
をなさないのだ。映画そのもので楽しめなければ意味がない。そして、
この映画に関しては前作もまったく見ていない。しかし、続編だけでも
楽しめなければそれは独立した映画として成功はしていない。だから
この映画もこの映画単独として見た。

ファウストとメフィストフェレスを下敷きにしたような天才と悪魔との話
であり、その天才が法では裁けない犯罪者に正義の鉄槌を下して行く
「狼よさらば」みたいなものだ。しかし、正義のためにそれをすると言う
のに、その制裁をするために利用するのが悪魔が落とした殺したい人
物の名前を書けば死んでしまう「デスノート」では正義そのものがなり
たたないではないか。正義のために悪魔利用では矛盾もいいとこであ
り、その基本設定だけでドラマの世界に入れない。

正義のために犯罪者を制裁しているのが天才なんだからなにも悪魔
のものを利用する必要などないだろう。天才として考えうる限りの手法
を自分で考え殺して行くことこそ天才の本道ではないか。しかも、天才
というのに殺す方法はただ拾ったノートに名前を書くだけ。ほかにはな
にもしない。そのノートを拾ったのはただの僥倖。馬鹿が拾っていても
名前を書けば殺せる訳だ。天才としてのその才能の発揮ぶりがまるで
ない。そこにサスペンスも緊張もスリルもない。そして、その天才を演
じる役者藤原竜也というのがトッちゃん坊やみたいなどこから見ても間
抜けにしか見えないのは情けない限り。とにかく基本設定にシラケ鳥
が飛び交っている。だいたい法学部に通う天才のはずだったらもう少し
天才らしい本を読んでいてくれよ。なんだいあの天才の部屋のみすぼ
らしいインテリアに天才のかけらも感じさせない普通にそこらに転がって
いるような勉強もたいしてしていないような大学生並の書棚の蔵書。そ
う言う細かい部分への気配りあってこそ全体が生きてくるんだよ金子監
督よ。

さらに笑えるのが、その天才の殺しの捜査のために国際警察から派遣
された設定になっているLとかいうこれまた天才らしい探偵なのが、訳
のわからない一見すると引きこもりの情緒不安定の変な奴。その変な
奴が一日中よほど甘いものが好きなのか始終思い切り甘味をたっぷり
効かせた気持ち悪いほど甘い菓子を食い続けている。いくら頭脳を酷使
するには糖分が大量に必要でも食い過ぎも良いとこだ。こいつが結局は
悪魔のデスノートに自らの名前を書く決死の覚悟で天才の犯罪を阻止
することで死んで行くのだが、その死も甘いものの食い過ぎでの糖尿病
か何かで死んだんじゃないのと言いたくなるお粗末さ。凄い推理能力が
あることになっているのだが、どこで推理能力を発揮したのかも定かじゃ
ないや。というよりこの役を演じた松山ケンイチにあのワンパターン演技
をさせてしまったり、全編に渡りいつもながらの棒読み演技をさせてしまう
金子監督も監督業をいい加減止めた方が良いよといいたくなる。鹿賀丈
史なんてあのオーバー演技には失笑をこらえきれなかった。鹿賀っての
は最低最悪の料理番組である料理の達人のド派手のアホ進行係のキャラ
そのままがへたくそ極まる演技しているだけの存在に成り果てている。こ
れほどの困ったちゃん俳優は希有だろう。この映画をやけに高く評価して
いる人がいるのも実に不思議だ。素晴らしい映画をほとんど見たこともな
く、フジテレビや日本テレビあたりが製作に絡んでいる映画しか見たことの
ない哀しい人たちなんだろう。でも、この程度のクズ動画で感動している
んだから実に幸せな人たちでもある。お手軽に幸せを享受できるのだか
ら。その手の人たちがきっとクズ男小泉なんてのを首相に祭り上げるこ
とに加担したんだろう。実にノーテンキな日本ではある。私は映画に点数
など付けることは基本的にはしないのだが、付けるとするとこの映画は今
年一番の駄作「レディ・イン・・」に匹敵するので10点満点で1点か。

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2006年11月 8日 (水)

久しぶりの小泉の発言「政治家は使い捨てだ」にはこのクズのどうしようもない人間性崩壊を見る

小泉というなんだか日本の歴史上極め付きの間違いで首相になって
日本社会を破壊して嬉々としていたクズ野郎が久しぶりにその人間性を
破壊された本質を見せる発言をして笑わせてくれる。まあ、こんな発言
しかできないクズを首相に持ったことを笑っている場合じゃなく日本人と
しては心から哀しむべきなのだが。これほどに素晴らしいスーパー馬鹿
に5年以上も政権を任せて、日本を蹂躙させたことを。

またまた毎日新聞ウェブの昨夜の記事によると、
・・・・・・・
前首相:復党に反発する新人議員にクギ
 小泉純一郎前首相は7日、自民党「日本夢づくり道場」のあいさつで、昨年初
当選した衆院議員61人に対して「政治家は使い捨てにされることを覚悟しなけ
ればならない。甘えちゃだめだ」と述べた。自民党執行部が進める郵政造反組
の復党を容認し、復党に反発する新人議員に党内を混乱させないようクギを刺
した発言とみられる。
・・・・・・・
という内容。まったくあまりの品性のない人間性のかけらもない
発言であり、こんなクズを持ち上げ支持した政治屋どもはじめ
国民も自分の愚かさに目覚めても良い頃だろう。

この発言の根底に横たわるのは政治家についてだけではない。このクズの
発言の真意は国民など死のうがどうしようがどうでもいいということ。国家そ
して国民のために政治をしようなどと思ってもいなかったということを証明し
ているだけ。まさしく人間性そのものを元から持ちもしていない奴だったと
いうこと。こんな奴に拝跪して自らの政治思想も放棄してしまった自民党の
金魚のクソどもの存在そのものの哀れむべきあり方には寒気がする。

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2006年11月 7日 (火)

東京・足立区の愚か極まる学力テストの結果によっての予算配分という馬鹿政策

毎日新聞ウェブに出ていた記事を読んであまりの役人たちの馬鹿さ加減に
あきれて絶句してしまった。その記事が東京・足立区と我が地元だけになお
さら頭にきてしまった。こういうクソどもが教育行政を動かしていると思うと
怒りが収まらない。

そのウェブ記事の一部を見ると、

・・・・・・
東京・足立区:学力テストの結果で予算配分に差 小中学校
 東京都足立区教委は07年度、区内の公立小中学校(72小学校、37中学校)で実施した学力テストの結果を基に、予算配分に差をつける方針を決めた。最大約300万円の差がつく。「地域格差の拡大につながる懸念がある」との意見もあり、論議を呼びそうだ。
 同区教委教育政策課によると、学校独自の取り組みを支援する「特色ある学校づくり予算」(04年度導入)の一環。都と区がそれぞれ年1回実施する学力テストの平均点などを中心に、学校独自の計画などを加味し、A〜Dにランク分けする。Aランクは全体の1割で最大約500万円、Dランクは全体の4割で約200万円を配分する。・・・・・
云々と言う内容。

学力テストで点数が悪いと言うことはその学校では塾などに行かせられない
家庭が多いということのほかに、教員たちの指導自体に問題があることも要因
と思われる。そういう根本的な要因を無視してテストだけの結果で学校への予
算配分しかも義務教育での予算に差をつける愚か極まる思考がどうして出て
来るのだろう。むしろ、テストの成績の悪い学校に予算の傾斜配分をすると言う
ならまだ理解できる。それがさらなる格差を生じさせようという政策を考えると
はこいつらは精神異常者どもか。小泉の格差拡大政策にズッポリと嵌まってし
まってまともな思考能力を失ってしまったとしか言いようがない。

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2006年11月 6日 (月)

ある映画ブログに刺激されてなんだかいつも以上に映画を見たくなり、昨日は1日に7本も見てしまった

最近は株式の方も株式売買始めて27〜8年の間でも最悪に調子
悪いので売買もあまりしていない状況がいまだに継続。なのでます
ます暇で暇で。温泉ドライブに行っては読書に映画とか遊びばかり
の毎日。というわけで、昨日は家に在庫のビデオで映画三昧でダラ
ダラと過ごして(といってもいつもダラダラだが)、1日になんと7本
も見てしまった。というのも、最近知った「映画と暮らす、日々に暮ら
す。」というタイトルの映画ブログで毎日のように精力的に映画への
愛を書かれているvivajijiさんの映画三昧の日々
に刺激されたから
だ。なんだか一日映画に浸りたくなったのだ。

まずは10年ぶりぐらいに見たのがキシエロフスキ監督の「トリコロー
ル3部作」をBS録画で。「青の愛」「白の愛」「赤の愛」とフランス国
旗の3色にこじつけたような愛の連作。そんなに難しく考える映画で
もなくて、タイトルに合わせた絵作りなど監督が映画で楽しく遊んで
いるわかりやすい映画。一番のお好みは「白の愛」で、愛と憎しみの
狭間をサスペンスタッチで軽やかに描く。ラストは救いがなさそうな
のだが、「赤の愛」の最後でつじつまを合わせる。3本を一気に見て
こそ楽しさが味わえる映画。意外にお気楽な映画なのだ。

さらに1本ヨーロッパ映画で「狼は天使の匂い」をLDで鑑賞。ロバー
ト・ライアン、ジャン・ルイ・トランティニャン主演、ルネ・クレマン監督
のスタイリッシュで粋でキザなフィルム・ノワール。映像に音楽、演技
に演出と知性の香りが充満する映画。

ヨーロッパ映画の香りに浸ると立て続けに浸りたくなり、LD収納の棚
を探して、J・P・ベルモンド映画を3本も見てしまった。戦争の悲惨と
馬鹿らしさをユーモアと気怠さの漂う映像で描くひと味もふた味も違う
戦争映画「ダンケルク」はいいね。「ヘッドライト」や「地下室のメロディ
ー」のヴェルヌイユ監督の異色作。あとは酒を飲みながらダラダラと
「カトマンズの男」「リオの男」とベルモンドのノーテンキなアクションを
楽しむ。映画ブログに刺激されたと言っても、ちょっと映画見過ぎの一
日ではあった。

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2006年11月 4日 (土)

文化の日の意義など完全無視のアベ戦争大好き政権とマスゴミ

昨日11月3日は文化の日。晴れの特異日らしく東京も爽やかな
秋日和だった。ところで文化の日って単に秋だから文化に浸ろう
なんて暢気な気分で作られた祝日ではない。祝日法では「自由
と平和を愛し、文化をすすめる」ことを趣旨としての祝日で、根底
には日本国憲法の平和主義がある。

なぜ11月3日なのかも、1946年に日本国憲法が公布された日
だからであり、憲法が平和と文化を最大の価値としていることか
らきている。そして、日本国憲法は1946年11月3日の公布の日
から半年後の1947年5月3日に施行されて、崇高な精神を体現
した世界史的にも重要な憲法が機能し始めた。

そして昨日で公布60年。60年間と言えば、1945年の敗戦から6
0年前を遡れば、日本は戦争ばかりに明け暮れ、多くの国民の命
が失われた歴史を刻んでいた。それが、日本国憲法公布以来60
年間、世界は多くの戦火にまみれた中で日本は戦争とは縁のない
状況で平和な生活を営んで来た。これこそ、日本国憲法の大いな
る成果。

しかし、その成果をまるで他人事のように平和ボケとかなんとか屁
理屈をこねて、日本国憲法を改悪して戦争をやりたいだけできる
“普通の国”に変質させようと陰謀を企む動きが絶えない。犯罪集
団そのもののイカサマ宗教団体と懇ろの関係にあって、戦争をした
くて仕方ないのか、国民を戦争に駆り出して殺したくて仕方ないの
かお子チャマ喋りでさっぱり要領を得ないダベリしか出来ないアベ
シンゾーは、日本国憲法の価値も理解できないくせに改悪を煽る
ばかりだ。その煽りをさらに煽っているのが産經新聞などに代表さ
れる売国マスゴミ。こいつ等は文化の日どころか5月の憲法記念日
でもその意義を完璧に無視し、改悪を怒鳴りまくるばかり。アメリカ
からの押し付けだけの憲法などと言うイカサマ言論に騙されてはい
けない。日本人の平和を求める熱い思いがあったからこそできた憲
法であり、日本人の戦後60年の歩みが育てた世界遺産なのだ。

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2006年11月 1日 (水)

銀山温泉の外人女将で有名な「藤屋」が今年7月にリニューアルしていたようだ、最悪だね

趣のある木造3階建ての旅館が川を挟んで並ぶ「おしん」の舞台にも
なった銀山温泉にあるアメリカからやって来た女将ジニーさんで有名
な旅館「藤屋」が今年7月にリニューアルしているのをたまたま銀山温
泉関係をチェックしていて初めて知った。

その藤屋のホームページに行ってみてびっくり。かつて存在した3階建
てのほかの旅館と調和して大正ロマンの味わいを見せる木造3階建て
ステンドグラスの望楼のあるあの雰囲気いっぱいの「藤屋」が完全に
消失して、なんと伊豆辺りに普通にありそうな女性好みのいわゆる
オシャレっぽいどうでも良い建築物に成り果てているではないか。

4年ほど前に銀山温泉に行き、共同浴場と3カ所の旅館で日帰り入浴
して以来銀山温泉には行っていない。その時に藤屋にも日帰り入浴を
確か500円程度でした記憶があるが、素晴らしい建築で何の問題も
なかった。あのとき聞いた限りでは宿泊も1万円ちょっとで可能だった。

それがそれがどうしてあの歴史ある、ほかの建物と一体になり銀山温
泉の特色を造っていた建物を壊してしまったのか。経営者は究極の馬
鹿なのか。アメリカから来た白人女性の言いなりになってしまったのかど
うか実に馬鹿らしい限りの改築だ。写真で見る新しい藤屋の建物の銀
山温泉にあることの違和感。あんな建築家の自己満足だけの建築物が
突然闖入してしまった銀山温泉なんて何の魅力もありはしない。もう行
く気にもならない。

しかもなんと、新しい藤屋は日帰り入浴も受け付けない(それはそれで
旅館の経営方針だから構わないが)上に、宿泊料金が2人で泊って安く
て35000円。部屋によっては5万円。銀山温泉の基本的なあり方を完璧
に勘違いしているとしか言いようがない。これほどの金を払うなら京都の
素晴らしい懐石料理が味わえる俵屋にも宿泊できるではないか。あまり
に馬鹿らしい料金設定だ。銀山温泉は湯自体にはたいした特徴などがあ
る訳ではない。あくまであの建築群が集合した町並みが魅力だったのだ。
それをぶち壊す今回の藤屋の改築。自らが自身の存在価値を放棄する
という馬鹿らしさ。もう銀山温泉はどうでも良い。山形県なら同じような雰
囲気で庶民でも銀山温泉などとは月とスッポンの素晴らしい湯が味わえ
る肘折温泉がある。藤屋は六本木ヒルズあたりに住み、金が余って仕方
ないようなバブル長者辺りを相手に商売していれば良いだけだ。

それにしても日本の建築家というのは文化や伝統との調和を考えること
が出来ない奴らばかりなのか。黒川なんとかと言う文化人気取りの設計屋
をはじめ独りよがりの自己主張さえしていれば自己満足している人間たち
のようだ。

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デジタルカメラってだめなやつばかり。買ったキャノン・パワーショットA530なんて失望も良いところ

フィルムカメラをずっと使って来て、いまだに使用はしているのだが、パソコン
用にデジカメを使ってみてちゃちな造りにはもううんざりするばかり。先日は
買って1年をわずかに過ぎたばかりで突然頓死したソニーのデジカメの造り
のちゃちさには分解してみて驚き、買い替えにはコンパクトタイプでは一番安
いのを買うので十分と判断。だいたい1万円台でも4万円台でもほとんど基本
的造りは変わらないんだから。すぐに壊れるデジカメなんて使い捨てのつもり
で買うしかない訳だ。

そこで買い替えたのがキャノンのパワーショットA530なる機種。これが500万
画素で、ソニーの400万画素より画素数は多いのだが、画像自体はあまり良い
とはいえない。カメラメーカーのカメラより電機会社のカメラの方が画像が良い
なんて冗談みたいだ。しかも、充電池の持ちが極端に悪い。ソニーのデジカメ
では単3充電池2本で同じような枚数を毎日撮るような旅行中でも3〜4日ぐら
いは持続していたのに、このキャノンのデジカメは同じ充電池2本を使用する仕
様なのだが、1日もまともに持たず、フラッシュを炊くと次にシャッターを切るの
にえらく時間がかかる。これほどイライラするとは思ってもいなかった。もう二度
とキャノンのデジカメは買うことはないだろう。画像が良くて、電池の持ちの良い
使いやすい安価なデジカメはどこのものなのか。オリンパス、ニコン、フジ、ペン
タックス、リコー、カシオ、パナソニックなのか。こればかりは買って使ってみな
いとわからないか。

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