ある映画ブログに刺激されてなんだかいつも以上に映画を見たくなり、昨日は1日に7本も見てしまった
最近は株式の方も株式売買始めて27〜8年の間でも最悪に調子
悪いので売買もあまりしていない状況がいまだに継続。なのでます
ます暇で暇で。温泉ドライブに行っては読書に映画とか遊びばかり
の毎日。というわけで、昨日は家に在庫のビデオで映画三昧でダラ
ダラと過ごして(といってもいつもダラダラだが)、1日になんと7本
も見てしまった。というのも、最近知った「映画と暮らす、日々に暮ら
す。」というタイトルの映画ブログで毎日のように精力的に映画への
愛を書かれているvivajijiさんの映画三昧の日々に刺激されたから
だ。なんだか一日映画に浸りたくなったのだ。
まずは10年ぶりぐらいに見たのがキシエロフスキ監督の「トリコロー
ル3部作」をBS録画で。「青の愛」「白の愛」「赤の愛」とフランス国
旗の3色にこじつけたような愛の連作。そんなに難しく考える映画で
もなくて、タイトルに合わせた絵作りなど監督が映画で楽しく遊んで
いるわかりやすい映画。一番のお好みは「白の愛」で、愛と憎しみの
狭間をサスペンスタッチで軽やかに描く。ラストは救いがなさそうな
のだが、「赤の愛」の最後でつじつまを合わせる。3本を一気に見て
こそ楽しさが味わえる映画。意外にお気楽な映画なのだ。
さらに1本ヨーロッパ映画で「狼は天使の匂い」をLDで鑑賞。ロバー
ト・ライアン、ジャン・ルイ・トランティニャン主演、ルネ・クレマン監督
のスタイリッシュで粋でキザなフィルム・ノワール。映像に音楽、演技
に演出と知性の香りが充満する映画。
ヨーロッパ映画の香りに浸ると立て続けに浸りたくなり、LD収納の棚
を探して、J・P・ベルモンド映画を3本も見てしまった。戦争の悲惨と
馬鹿らしさをユーモアと気怠さの漂う映像で描くひと味もふた味も違う
戦争映画「ダンケルク」はいいね。「ヘッドライト」や「地下室のメロディ
ー」のヴェルヌイユ監督の異色作。あとは酒を飲みながらダラダラと
「カトマンズの男」「リオの男」とベルモンドのノーテンキなアクションを
楽しむ。映画ブログに刺激されたと言っても、ちょっと映画見過ぎの一
日ではあった。
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コメント
「ある映画ブログ」の本人、北海道は札幌の自称、「北国の映画キチガイおばさんvivajiji」でございます。
ハハハーっ、kabumasaさん、拙ブログのご紹介、誠にありがとうございます。
っと、ところでね~、1日にいかに寝ッ転がって鑑賞とは言え、kabumasaさ~~~ん、7本は
「観過ぎ~~~~~~~!!」(笑)
飲み屋のハシゴもせいぜい3軒だよ。(笑)
映画愛で毎日をデコレイトしている私でも1~2本よ。
劇場で観た日はなるべくレンタルDVDやBSは、観ない。
まんず、ここ10年以上、TV観ないんですわ、私。
ウチのTVはレンタルもの鑑賞用。
新聞も10年以上購読していない。
(kabumasaさんのバカにしている表情、目に見えるようだわ)(笑)
国家のご意見番のkabumasaさんには「信じられない人種」でしょ?
こういう人でも生きていけますってば。(笑)
投稿: viva jiji | 2006年11月 9日 (木) 11時26分
vivajijiさん、こんにちは。
>新聞も10年以上購読していない。
それは素晴らしい。政権の狗状態の新聞なんて便所紙ですから。
私も新聞はほとんど見ません。ネットで報道はチェックです。
あの小さい活字が遠視で老眼にはうざい。
それに購読しているのは嫁さんが安売り情報のチラシをほしがるからだけ。
だから購読しているのは朝刊だけでしかもクラシック雑誌をサービスで
くれるから産経という政権の狗の中の狗のゴミ新聞です。
とにかくあの人間性のかけらもない小泉とか憲法無視の馬鹿の
アベなどはただただ嫌いなだけなのです。あいつ等の顔を見るだけで
吐き気がするのです。
テレビが映画用ディスプレイ状態というのも知性の香り立つ家庭ですね。
投稿: kabumasa | 2006年11月 9日 (木) 11時50分