この国では悪いことをして訂正すれば問題なし、と塩崎官房長官が言明しています。RPGのやり過ぎなんじゃないか塩崎

「女性は産む機械、装置だ」と、女性蔑視差別主義者丸出しのアホ発言
をした女性の人権を守る総本山厚生労働省の最高責任者をしている柳沢
と言う男がいるが、そいつが上司であるアベシンゾーに変な発言してごめ
んちゃいと電話で謝ったそうだ。それだけで自分のワイフであるブログヨメ
が暗に「子供も埋めないポンコツ機械」と言われ、さらにはそのポンコツ機
械に精子をぶち込む機械である自分をさえ馬鹿にされているのに、注意
するようにと言っただけで責任も取らせないでチャンチャンだそうだ。アホ
とはいえ、ここまで言葉の重さ、政治家の言葉の持つ責任を理解できない
とはアベと言うのも相当の馬鹿のようだ。

これに関連して、塩崎長官は会見で、野党側から辞任要求が出ているこ
とについて「不適切だったと思うが、直ちに訂正している」と、辞任の必要は
ないとの認識を示したそうだ。何の悪いことをしてもどうもコイズミ・アベ政
権のもとでは訂正さえすれば問題なしのようだ。コイズミなんて「人生いろ
いろ・・・・」と訂正さえせず居直るだけでさらに質が悪かったが。これなら
犯罪犯してもすんまへんでしたと謝れば終わりだ。犯罪野放し国家なのか
日本は。

「女性は産む機械、装置」と国民を人間と心の中では思ってもいない奴が
国民の健康を守る役所の最高責任者で良いんだよと、居直る政府とはね。
そのクソ政権が２９日午前の会見で、「子どもと家族を応援する日本重点
戦略検討会議」（議長・塩崎恭久官房長官）を設置すると発表したそうだ。
女性は機械だと言う政権が家族を応援って、機械にさす錆防止油でも各
家庭に配布でもするのか。どうでもいい会議や審議会ばかりを増やして、
政権の蜜にたかるエセ文化人どもに賄賂ばらまきに精出すことだけは熱心
なことだ。しかしね、「女は子供を産むだけの機械だよ」なんて発言を会
社内とかでしてみろ、あっという間にセクハラとかで懲戒免職だ。不適切
発言でした取り消しますなんてのは認められない。そういう常識もこの政
権にたかる政治屋どもには通用しないようだ。一文字漢字と問われて「責
任」と答える素晴らしい頭脳の持ち主アベシンゾーなんだから、一度ぐら
い責任ある行動を取れないのか。

それにしても、こういう発言が出来る柳沢と言う人間は、チャップリンが
「モダンタイムス」で人間が機械扱いになっている世界を批判していたの
をきっと反対に解釈していたんだろうね。思うに柳沢の頭の中ではこれは
「おおこれこそ人間機械論、素晴らしい理想の世界だ」とね。それが頭
のなかにインプットされ続けて、“人間は機械”なる固定観念が何十年
にもわたって醸成されていたのではないだろうか。そうでも考えないと
普通の感覚、常識を持った人間なら考えつかない発言ではある。