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2007年7月14日 (土)

自民、民主が公示後もHPの更新だとよ。ブログ規制なんかちらつかせていたくせに自民党はテメエの都合だけでさっさと規制緩和か

公示後の選挙期間中のブログなどのネット上のサイトの更新は
文書・図画の頒布や掲示を禁止した公職選挙法に抵触する恐れ
があるとか、はっきりした基準もないのになんだか個人の表現
の自由を奪うのだけが目的のような自民・カルト癒着政権と役
所サイドからの噂が垂れ流されて来ていた。そのため、公職選
挙法が規制するのはあくまでも公職を目指して選挙を戦ってい
る者の行動のはずなのに、それがあたかも当然のように拡大解
釈されて、個人のサイトでの情報発信でさえ選挙活動並に規制
というか自粛の世界的に見ても馬鹿な限りの状態になっていた。
大体文書・図画の配布を禁止というのも資金力のあるものが有
利になるのを防ぎ、公平な選挙を担保するためであり、ネットの
ようにパソコンと回線さえあればいいだけのほとんど金のかから
ないもので選挙関連活動を規制するなどは立法趣旨そのもの
から逸脱しているのだ。


そのため、12日の公示と同時に多くのブログなどが候補者名
などを書いての応援記事を選挙期間中は止める事態になってい
る。しかし、考えてみれば、おかしい限りだ。選挙は国民が政
治に対して具体的な自らの意思を行使できる唯一の機会。その
時に個々の国民が政治への思いを発信するのは当たり前という
より、むしろ権利であり義務でもある。公職選挙法はあくまで
も日本国憲法の下位に位置する法律であり、国民の思想・表現
の自由を奪うものではない。それが、なぜか表現の自由までが
選挙期間中は日本ではないかのごとくだ。それを当然のごとく
に受け取る日本人もまさに政権に忠実な反論もしないように飼
い馴らされてきた証左でもあろうか。とにかく、公職選挙法の
曖昧極まる規定では取り締まる側の好き放題の解釈になるのだ
から個人が萎縮するのも当然だが。

ところが、なんと郵政詐欺選挙の時には民主党のHPの更新に
文句を言っていた自民党が今回は公示後も率先して内容更新を
しているんだとさ。まさしくテメエたちの都合だけで法律の
解釈を変える自民党のクソどものやり方。

読売新聞ウェブに出ていた記事によると
…………
自民、民主両党が12日の参院選公示後も、党のホームページ(HP)を更新し続けていることが、波紋を広げている。
 従来、選挙期間中のHP更新は文書・図画の頒布や掲示を禁止した公職選挙法に抵触する恐れがあるため、各党とも自粛していた。他党からは追随する動きも出ている。
 自民党は公示日の12日、HPに「ニュース」として、東京・秋葉原での安倍首相の第一声の記事や写真、党三役の街頭演説の様子などを掲載した。民主党も12日に小沢代表、13日に菅代表代行の街頭演説の様子を掲載し、党幹部の遊説日程も更新している。
 05年衆院選では、民主党が岡田代表(当時)の第一声などを掲載したところ、総務省から「遊説内容を載せることは公職選挙法に抵触する恐れがある」と指摘され、その後は各党とも更新を控えた。公選法142条は、選挙運動期間中、法定のはがきやビラ、パンフレットを除き、「文書図画」の不特定・多数への配布・掲示を禁止している。
…………だとさ。政党が率先して以前は文句を言っていた更新を
陰でこそこそとして、個人には曖昧な噂を垂れ流しておいて、表
現の自由を奪うとは、ここまで破廉恥なクソどもな訳だ。そして、
選挙を管理する役人どもははっきりとした基準を示すこともなく
曖昧にしたまま有権者を馬鹿にし続けていた訳だ。
Yomiuri
                  
                              
                             
                              


この読売新聞ウェブの記事の中に
…………
総務省は「問い合わせがあれば説明はするが、主体的に取り締まることはできない」と話している。
…………と出ている。「問い合わせがあれば説明はする」だと。
このふざけきった言い草は何なんだ。これじゃ社会保険庁の問い
合わせがあれば答えたが、証拠がないのは支払い拒否の対応とま
るきり同じではないか。ここまでよくも国民をコケにして愚弄し
てくれるものだ。

この記事の中で自民党が「特定の候補者名は出さないが、政党とし
ては情報発信の義務がある」と言って更新しているらしい。なら
ば自粛している個人サイトでも自民党に倣って、候補個人名は出
さないで政党名で応援するのは自民党がお墨付きを出したという
ことか。個人候補名も表現の自由上まったく問題無しのはずだが
個人にはいくらでも言いがかりをつけてくる日本の姑息な役人ど
もだし無理するのも馬鹿らしい限りだけどね。この問題も陰毛の
露出と同じことか。かつてはビニ本などで陰毛が直接写っている
だけで犯罪視され摘発されたが、いまや週刊誌でごく普通の本で
も陰毛なんてまるで解禁されたのと同じだ。しかもそれもなんだ
かダラダラズルズルとはっきりとした規定変更もなくだ。それと
同じ経過を辿り、サイトでの選挙活動、個人の応援も自由になっ
て行くわけかな。陰毛よりむしろ幾何級数的に自由化は進むのだ
ろう。というより、規制に熱心だった自民党のクソどもがテメエたち
の都合だけですでに解禁ジャン。野党や個人がそういうことをして
いたらすぐに文句言うくせに、自民党なら総務省は「主体的に
取り締まることは出来ない」とくる。ここまで国民をよくも馬鹿に出
来るものよな、税金泥棒どもが。

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受信: 2007年7月14日 (土) 12時17分

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受信: 2007年7月14日 (土) 18時16分

» なんだ、公選法に抵触するネット活動って噂だけの話だったの? [私もひとこと言ってみる]
株で儲けて温泉ださんの「自民、民主が公示後もHPの更新だとよ。ブログ規制なんかちらつかせていたくせに自民党はテメエの都合だけでさっさと規制緩和かを読むと腹が立ってくるね。 もう~、全文コピーして皆さんに読んで貰う。 公示後の選挙期間中のブログなどのネット上のサイトの更新は 文書・図画の頒布や掲示を禁止した公職選挙法に抵触する恐れ があるとか、はっきりした基準もないのになんだか個人の表現 の自由を奪うのだけが目的のような自民・カルト癒着政権と役 所サイドからの噂が垂れ流されて来ていた。... [続きを読む]

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受信: 2007年7月15日 (日) 10時05分

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