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2007年9月 7日 (金)

北東北方面一人で予定なしのブラブラ温泉巡りドライブその24、八甲田周辺のさらにもうひとつの名湯「蔦温泉」では雰囲気抜群の浴室で自噴泉三昧

それにしても雨が良く降る。まったく雨続きのドライブ旅行だ。9
月3日次に向ったのは自噴泉内湯だけの歴史ある蔦温泉。猿倉温泉
から10分ほどで午前10時55分到着、午後12時頃までゆっく
りと湯浴みして十和田方面へ車を進める。

混んでいるかと思ったが、空いていて、玄関入ってすぐ右の事務所
受付で500円を支払い。外観も木造のロマンチックで雰囲気のあ
る造りだ。内部もすべてが木で、ピカピカに磨き込まれていて清潔
そのもの。スリッパを履くのだが、もともと人の履いたスリッパが
あまり好きではないので出来る限り利用しないようにしているが、
床の汚れなどでどうしてもスリッパを履かざるを得ない場合もある
が、蔦温泉内部はスリッパなどまったく不要だ。

まずは全室木造の素晴らしい建築の「久安の湯」へ、ラッキーなこ
とに誰もいなくて極上の自噴泉風呂をたっぷりと味わえた。それに
しても素晴らしい造りだ。湯船の底に敷かれた簀の子状の木の隙間
からブクブクと源泉が泡となって吹き上げる。それを見ているだけ
で自然の息吹を感じてしまえる素晴らしい湯。鏡のように静かな表
面で、中には小さい黒色の湯の花が少し舞っている。

湯舟に満たされるのは透き通るように無色透明の湯。木製湯舟がう
まく作られていて、4辺の1辺だけから湯が静かに溢れ、木の床一
面が湯だまりのようになる。そこに仰向けになってトドになるとな
んとも言えない至福感を感じてしまうのだ。浴室と湯舟の造りに関
してもダントツに素晴らしい温泉である。

源泉温度が45度前後とあまり高くないので加水もなくまさに自然
のままの出来立てのバージン湯。それに過ぎるものはない温泉だが、
蔦温泉はもうひとつのヒバなどの木の匂いがする真新しい造りの天
井がさらに見上げるほど高いメインの「泉響の湯」ともども内湯の
自噴泉のみという贅沢な旅館だ。

建物自体の雰囲気も抜群のためぜひ一度は宿泊したいと思える旅館
がまたまただ。この蔦温泉は以前1980年頃に一度入浴したはず
なのだが、旅館左隣にある豪華な造りのレストランもなかったし、
まったく雰囲気が変わっており初めて来たような感じだった。旅館
の前には大きな噴水付きの池があったり、まるで金持ちの別荘のよ
うなムードで、日帰りだけでも建物、浴室の雰囲気をたっぷり味わ
えるすばらしい旅館だ。
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