北東北方面一人で予定なしのブラブラ温泉巡りドライブその7、泥湯温泉「奥山旅館」で2種の温泉を楽しむ
小安峡温泉から10キロほど山の中に入ったところにひっそりとた
たずむのが泥湯温泉。そのちょっと手前にはこけし人形好きには有
名な木地山こけしの工房もある。泥湯温泉には3軒ほどの宿があり、
それぞれ独自の温泉を持っている温泉好きには堪らない温泉地。
そのなかでも温泉旅館としても超メジャーな地位を獲得しているの
が奥山旅館。他の旅館はほとんど目立たないほどで、泥湯イコール
奥山のイメージがあるほどだ。日帰り入浴客もほとんどが奥山旅館
を利用するので、旅館本館の外に売店兼日帰り受付の建物があるほ
どで、その売店の両側に通りを挟んで混浴露天風呂のある内湯浴舎
と男女別の巨大な別源泉露天風呂がある。ただし、日帰り客は旅館
本館の内湯は利用できない。
ここも昨年2回日帰り入浴で利用している。今回も自遊人パスでの
無料入浴でありがたいことだ。まずは内湯のある湯小屋へ。ここは
脱衣所が2人ほどでいっぱいで他の人が脱衣中は大変だ。内湯は小
ぶりのもので、グレーっぽい白濁湯が満ちる。適温で一人のんびり
と湯浴み。そのすぐ外に段差を設けて2つの屋根付き露天風呂があ
る。こちらは混浴だが、湯がまさしく温泉名の通りに泥色に濁って
いるのでいったん入ってしまえば女性でも大丈夫だ。色の割に感触
はさらっとしたもので夏場向き。今回も女性が2人入っていた。
そのあとは、通りを渡って奇麗な建物が大きな脱衣所になっている
別源泉の大露天風呂へ。ここは数年前までは中途半端な混浴状態だ
ったが、最近完全な別浴になった。薄い白濁湯で、注がれる源泉は
透明。ちょっと熱めで広々としているので風に吹かれて気持ち良い
入浴を楽しめる。あまりの気持ち良さに1時間半ほども泥湯で過ご
してしまった。
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