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2007年10月19日 (金)

知的美女の典型女優デボラ・カーが死去

映画ファンとしては哀しいニュース。最近ではあまり見かけない
端正な知的美女の典型だった女優デボラ・カーが亡くなった。最
近はパーキンソン病だったらしいけど、あのエレガントな女優だ
けにあまり想像はしたくない。

時事通信ウェブの記事では

…………
【ロンドン18日時事】「王様と私」(1956年)などの映画主演で知られる英女優デボラ・カーさんが16日、英東部サフォーク州で死去した。86歳だった。パーキンソン病を長年患っていた。
 これまでに、「王様と私」のほか「地上より永遠に」(53年)などでアカデミー賞主演女優賞候補に6度上がったことがあるほか、94年には映画界に多大な貢献をしたとしてアカデミー賞特別名誉賞を受賞した。

…………で、中学生時代に観た映画でのあまりに整った知的な
美貌にはノックアウトだった。エレガントさではグレース・ケ
リーより上だった気が。佇まいにシャベリなどすべてにエレガ
ンスが漂っていた。実質現役最後の映画あたりになったカザン
監督の駄作「アレンジメント」を観た時にはこんなのに出るな
よと思った記憶が。

私にとって忘れがたいデボラ・カーの映画の代表はなんといっ
ても「めぐり逢い」だ。ほかには「王様と私」「地上より永遠
に」「悲愁」「旅路」そして「黒水仙」あたりかな。今夜は「めぐり
逢い」でも見直すかな。
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