元気はつらつだったウィーンフィル・ニューイヤーコンサートのプレートル。昨年の新規開拓温泉でお気に入りベストテン
温泉に行けない寂しさから、ネットで温泉関係サイトを覗いた
り、ドライブ地図で春になったら行きたい温泉巡り旅行をバー
チャル計画したりで過ごす元旦。あとは昼間から酒飲んで、ク
ラシック音楽漬け状態。ウィーンフィル・ニューイヤーコンサ
ートは期待のジョルジュ・プレートルが83歳とは思えない元
気さで溌剌とした指揮を見せてくれた。40年前の写真ともイ
メージそれほど変わらず実に若い。真面目さの中から時折見せ
る不器用なお茶目さが可愛かった。カラヤンは80歳で死去し
ているし、死のちょっと前あたりからは歩くことさえおぼつか
ない状態だったんだから。プレートルは歩くのもサッサだ。そ
れより、指揮台後ろに落下防止の手すりさえない。
温泉に関しては今年も行きたい温泉はいっぱいあるのだが、東
北の雪の季節はやはり厳しいなと思ったのは肘折温泉の老舗旅
館三春屋の若旦那のブログ1日付けの日記に出て来る写真。豪
雪地帯の肘折らしく凄い雪になっている。スキーに行くなら雪
も良いのだが、温泉巡りにはやはり雪の季節はキツい。雪解け
時期まで東北はお預けだね。
そこで、昨年行った温泉で、しかも初めての訪問で印象に残っ
た、お気に入りになった温泉ベストテンを。
お気に入りになった温泉は何回も行くので、再訪温泉が当然の
ことに多くなり、新規開拓の温泉がなかなか増えない。その中
で、新しく入浴できた温泉で選ぶと、ダントツで素晴らしいお
湯だったのが、ご機嫌な湯だらけの草津温泉の中でもこれほど
癒される浴室があったのかとちょっと感動ものだった高砂館。
宿泊料金のわりに料理も家庭料理そのものの女将さんの優しさ
がにじみ出るような質と量で、これから草津温泉宿泊だとここ
しかないなと感じたほど。
あとは順不同でお気に入りを並べると
谷地温泉:昼間は日帰り客でごった返すらしい浴室が宿泊しな
いと判らない素晴らしさ。たまたま電話での宿泊予約受付が間
違って、えらく安い宿泊料になった。その値段なら料理も満足
の内容。ただ、他の宿泊客と話していたら、私の宿泊料金より
3〜4000円ほど高いようだった。どうして間違いが生じた
のか知らないが、えらい得した気分だった。ただし、そのため
に秘湯を守る会のスタンプは勘弁してほしいとインの時に言わ
れた。まあ、納得。とにかく、以前2〜3回ほど日帰り入浴で
訪問して、駐車場のあまりの混みように入浴断念した宿。宿泊
して、夜、深夜なら静かに素晴らしい湯を堪能できる。日帰り
では、あの小さな湯舟で、あの混みかたではゆっくり湯浴みな
ど出来ないからね。
田沢湖高原温泉・民宿ルーム:乳頭温泉にもすぐ近くで、ロケ
ーション抜群で、湯が極上の硫黄泉。食事も満足。値段も懐に
優しい。乳頭温泉湯巡りの基地にも最適。
東鳴子温泉・阿部旅館:ほとんど入浴済みの鳴子温泉郷のなか
で未入湯だった素晴らしい湯。女将さんも優しく、一度は泊り
たい。
津軽・あすなろ温泉:遠すぎてなかなか行けない青森。岩木山
を目の前にして入る露天は泉質の良さとともに極楽。
鶯宿温泉・うぐいす旅館:自噴岩風呂の湯の良さ、対応の良さ、
宿泊費の安さなど最高。7月に初めて日帰り入浴して、その後
に2回も宿泊するほどお気に入りに。それが、9月の水害で浴
室が破壊され、復活はまだ未定。
大湯温泉・共同浴場荒瀬の湯:鹿角から十和田へ抜ける道にあ
り、いつもパスしていた温泉だが、自噴泉共同浴場ありと知り、
初入浴。熱めの湯が気持ち良い。
湯の花温泉・本家亀屋:何回通っているか判らない会津・湯の
花温泉。自噴泉の専用浴室を持ち、それを貸し切りで利用でき
る。しかも部屋が4部屋のみの少なさもグッド。料理も部屋も
素晴らしい。
羽根沢温泉・松葉荘:ヌルヌル泉質の大好きな温泉。共同浴場
が素晴らしい温泉で、この旅館は現在は宿泊営業はしていない
で、日帰り入浴のみ対応のこの旅館の湯が共同浴場に匹敵の素
晴らしさで、ゆっくりと湯浴み出来る。
御所温泉・力荘:安くて、ゆったりと泊れる宿舎で、素晴らし
い湯が24時間堪能できる。温泉巡り基地にも最適。一人で管
理している女性の対応が良い。
…………などだ。以上のものは今年もまた行きたいものばかり。
しかし、昨年も藤三旅館と東川原湯旅館はそれぞれ4泊してい
るし、上に挙げたもの以外でも再訪したい温泉がいっぱいなの
で、今年も新規開拓しながらたくさん再訪できる計画を練るの
が楽しみだ。
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