偽善の固まり、官庁の古紙100%紙使用。あまりに馬鹿らしい古紙偽装騒動
グリーン購入法とかなんとかの馬鹿法律によって官庁が使用す
る紙は古紙100%ということになっているそうな。しかしね
これってテメエたちだけがエコロジーに配慮した人間であると
自己満足に浸って、環境問題そのものの実態から目をそらして
いるだけのまさに小役人のセコい体質満開のアホ規定。
だいたいだよ、古紙100%なんてどこまで意味があるのかき
ちんと説明しろよ。紙のリサイクルのために使用する燃料のほ
うがそれによって使用しないで済む新しい紙パルプを作るエネ
ルギーよりどれほど多いことか。環境に配慮なんて大義名分で
自己満足しているだけのクソ政策そのもの。それで、紙消費そ
のものを減らそうとかの本質的なことを狙っている訳じゃない。
古紙を使っているからの意識がかえって紙消費を増大させてい
ることもあるだろう。
今回の古紙偽装も食品偽装のように悪いものを生産した訳じゃ
ない。反対にエネルギー消費を抑え、品質の良いものを安価に
製造したことになり、悪いことは何もない。ただ、馬鹿な法律
の規定に違反しただけの形式犯みたいなものだ。問題はそんな
古紙リサイクルよりも、森林の保護の観点のない伐採をきちん
と制限し、植林をしながらいかにパルプ確保を図ることができ
るかを根本的に考えることだろう。国内の森林なども木材価格
の低下で間伐などもまともに行われずに放置されて荒廃してい
るのが増えている。そういうのを放置しての自己満足だけの紙
リサイクルなどお笑いだ。
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