自宅でする税金申告e-Taxには面倒な手続きと余計な費用がかかる馬鹿らしさ
先週税務署へ申告に行って来たんだけど、その時にいつものよ
うに設置してあるパソコンで数値を入力していった。しかし、
これまで毎年入力していたパソコンとちょっと違っていて、プ
リントアウトされる提出書類もこれまでは用紙をプリンターに
いちいち挟んでいたんだが、今回はそれも必要なく入力終わる
とプリンターから提出書類が出て来た。
しかし、これまでと違い入力の仕方がかなり面倒くさくなって
いて、税務署などの関係者に質問しないと今ひとつ良く分から
ない。配当金の税金還付もこれまでなら10%分がそのまま還
付される計算だったのに、今回から国税分の7%のみの還付計
算で、地方税分は別に還付されるんだとか。税金に関してはい
つも判りにくいが、さらに判りにくい。
あとで、判ったことなのだが、この設置されていたパソコンが
自宅で出来るカンタン申告いわゆるe-Taxのシステムのようだ
った。
国税庁のHPからできるシステムのようだが、そのために訳の判
らないうちに係官から貰った4桁×4の数値が「利用者識別番号」
って奴だったよう。来年からもしe-Taxで申告するならその識別
番号と、申告終わってから貰った案内書に書かれていた「仮の
暗証番号」でログインすることになるそうだ。しかし、係官の説
明は判りにくかったな。
ところが、その案内書を今日見ていたら、e-Tax申告するには識
別番号と暗証番号だけでは出来ないようなのだ。
まずは区役所などに行って、「電子証明書付きの住民基本台帳
カード」なるものを取得する必要があるのだ。しかもそのために
は「費用がかかります」と書かれている。しかもその上にだ、
「ICカードリーダライター」を購入する必要もあるんだとさ。
税金を払うために、わざわざ面倒くさい手続きをして、さらに
余計な費用を払わなければいけないなんて馬鹿らしい限り。し
かも、それを利用するのも年一度だけ。税務署へ行けばそのた
めのパソコンが何台も設置してあるし、説明要員もいっぱいい
て便利だ。
自宅で今回入力していたものを入力するとなると、配当金の還
付の仕方も間違っていただろうし、かなりの回数税務署に問い
合わせをしたりしなければならないと思うし、わからなければ
その場ですぐ説明を聞ける税務署へ年一度行けば良いだけじゃ
ないか。e-Taxなんてのは税務署の役人が少しでも楽をしたい
だけのシステム。国民にはそれほどメリットなしってことだ。
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