凛とした精神を美しい文章にした岡部伊都子さんが死去
ネットでニュースサイトを見ていたら、私の大好きな随筆家岡
部伊都子さんが今日亡くなったとの記事が出ていた。享年85。
合掌。戦争へ出征した婚約者に言った言葉からの自省から、戦
争や差別に対する繊細な感覚に貫かれた清心で凛とした随筆は
私にとってもっとも大事な文章のひとつ。
様々著書を読んで来たが、奈良や京都で寺へ行く時にいまでも
鞄にいつも入れて読み返すのが「観光バスの行かない・・・」
(新潮文庫で文庫化)というタイトルの本。仏像と対峙しての
精神の葛藤と浄化を美しい文章で表現。何回読み直しても飽き
ることのない素晴らしい本だ。こういう文章を読むと現在の自
民カルト癒着腐敗政権に巣くうコイズミ以下のゴロツキ政治屋
たちのいかにみすぼらしい精神かが良く分かる。
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