北東北温泉日帰り本でまったり温泉巡り、その11湯瀬温泉「姫の湯ホテル」
国道341号線を北上し、鹿角で国道282号線に合流する交
差点を282号線に右折して盛岡方面にしばらく走ると突然出
現する大きな温泉ホテルがいくつもある温泉街が湯瀬温泉。関
東で言うと、鬼怒川温泉の小規模なものか。
282号線を通りかかるたびに国道から見えるホテルに「こん
な山の中にでかいホテルだな」と思いはするものの、パスし続
けて来た温泉。それが北東北温泉本クーポンで「姫の湯ホテル」
が無料利用出来るし、姫の湯と並ぶ湯瀬の2大ホテルのもうひ
とつ「湯瀬ホテル」も割引利用出来るわで、それなら一度は体
験と碇ヶ関方面へ行く途中でちょっと寄り道。
国道282号線を走っていると観光名所らしい湯瀬渓谷があり、
しばらくすると湯瀬温泉の案内が。湯瀬ホテルの案内があった
ので、姫の湯ホテルもその近くだろうとそこで右折するとすぐ
に狭いかなりの急坂になる。しかし、そこは湯瀬ホテル専用の
ような感じの道で、姫の湯ホテルは温泉街の狭い急坂をやっと
こさ左の方へ行くとやっとあった。
姫の湯ホテルに行く場合は、鹿角方面から来た場合は湯瀬ホテ
ルの入り口ではなく、もうひとつ先の湯瀬温泉駅の入り口を右
折するのが正解。道も広く姫の湯ホテルにすぐに到着する。
姫の湯ホテルはバブル期に建てられた趣のかなり豪華な温泉ホ
テル。対応は丁寧で、駐車場の案内など車までやって来てすぐ
教えてくれる。玄関左奥に大きな駐車場あり。玄関でスリッパ
に履き替えて、フロントでスタンプ押印。1200円の入浴料
金を無料にしてもらっているのに応対は気持ち良い。
しばらくすると修学旅行の団体がチェックインするとかで、な
らば急いで入浴と浴室へ。浴室はホテル内のきれいな廊下をか
なり奥に進んだ場所。途中の廊下からは庭園など眺められて、
清掃も行き届いている。
浴室の外には冷水も置いてあった。浴室脱衣所も広くて清潔、
内湯に入ると庭園が望めるガラス張りのかなり大きな湯船に多
量の湯が注がれている。外には庭園の中にいるような気分にな
る露天風呂も。
相当の規模の浴室なのだが、入浴客は他には誰もいなくて独占
状態で殿様気分だ。
当然に湯は循環しているだろうが、そんなことはどうでもいい
じゃないののおおらかな気持ちでのんびりする風呂だ。湯自体
も特徴のない単純泉だし、私みたいな鄙びた湯治温泉好きな人
間にはあまり縁のないホテルだが、たまにはこういうのも楽し
い。楽しませてもらったホテルと北東北温泉本に感謝。
ところで、八幡平の大好きな温泉である藤七温泉彩雲荘も経営
しているようで、なんとも不思議な組み合わせ。さらには湯瀬
ホテルもあの玉川温泉、新玉川温泉、東トロコ温泉を経営して
いるとあって、湯瀬温泉なかなか面白い温泉だ。
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