陸上男子400メートルリレーで銅メダルの歴史的快挙。日本男子トラック種目初のメダルだ
オリンピックで最高の楽しみ陸上。日本はマラソンやフィールドで
はメダル獲得の歴史があるが、メインであるトラックでは戦後いま
だにメダル獲得がなかった。それがついにメダル獲得だ。それも短
距離種目の集大成とも言うべき男子400メートルリレーで銅メダ
ル獲得ときた。凄い。雑多競技の金メダル以上の価値があるすばら
しいものだ。北京オリンピックで日本が獲得のメダルでももっとも
インパクト大だ。
陸上男子400メートルリレー決勝で日本が38秒15で銅メダル
獲得。陸上トラック種目でのメダル獲得は、1928年アムステル
ダム大会女子800メートルで人見絹枝が銀メダルをとって以来8
0年ぶりの快挙らしい。しかも男子は初だ。決勝で走った4人は塚
原直貴、末続慎吾、高平慎士、朝原宣治。朝原は36歳らしくたい
したものだ。
このレースではジャマイカチームの一人に100,200を世界新
で優勝したボルトが第3走者に入り、ダントツの強さで優勝。しか
もこれも世界新の37秒10の快挙達成。このレースの前に女子の
400メートルリレーがあったが、メダル走者をそろえ、世界新を
期待されていたジャマイカがバトンパスが出来ずに失格していただ
けに、ジャマイカのバトンワークなど見所いっぱいで実にスリリン
グなレースだった。
予選で、04年アテネ大会金、銀、銅メダルの英国、米国、ナイジ
ェリアが、そろってバトンパスのミスで失格の僥倖もあったのだが、
リレーはバトンワークも実力のうちで、素晴らしい結果。
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