毎日新聞の記者コラム「病院内で倒れても放置され死亡」の記事はコイズミカイカクの美名の元で破壊された日本の医療の未来図か
毎日新聞4日付け朝刊の記者コラム「発信箱」の記事は、コイズミカイ
カクの偽名で新自由主義を蔓延させ、日本人の命を守って来た医療・医
療保険制度を破壊された日本の未来図を見せているのかもしれない。し
かし、そういう社会を創り出そうとしたのがコイズミカイカクなのだが、
日本のマスゴミはそのことをいまだに隠蔽し続け、コイズミマンセー状
態なのだが。
その記事は
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発信箱:カメラの前の死=坂東賢治
7月にニューヨークの人権団体が公表したビデオが米国民に大きな衝撃を与えた。ブルックリン地区の公立病院の待合室で倒れた患者が誰にも助けられないまま、死んでいく姿が防犯カメラの映像にとらえられていたからだ。
死亡した黒人女性(49)はジャマイカ国籍で無保険。6月中旬、精神科病棟の待合室で24時間近くを過ごした後、早朝に椅子から崩れ落ちるように床に倒れ、そのまま死亡した。脚にできた血栓が死因とみられている。
テレビニュースで映像を見たが、女性は倒れた直後にはからだを動かしていた。警備員らが女性を発見しながらも救助しようとせず、1時間近く放置していたことも映し出されていて、やりきれない気持ちになった。
昨年公開されたマイケル・ムーア監督のドキュメンタリー映画「シッコ」でも取り上げられていたが、公的な皆保険制度が存在しない米国では保険に入っていない患者の治療は後回しになりがちだ。
「医療の質は金次第」という問題点は米国民自身が一番わかっている。ハリス・インタラクティブ社が7月に公表した世論調査結果によると、欧米10カ国の中で自国の医療保険制度に対する満足度が最も低いのが米国だった。
医療保険制度改革は大統領選のテーマでもある。医療にも自助努力、自己責任を求め、公的な財政負担の増加を嫌う保守派の主張もわからないではない。しかし、病院内で放置され、死亡する患者の姿には守るべき最低限のセーフティーネットさえ危機にひんしている実態が表れているのではないか。(北米総局)毎日新聞 2008年8月4日 東京朝刊
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この悲惨な事件は、先進国の中でもまともな公的皆保険制度がないア
メリカでの徹底した医療格差社会の現実だ。病気でさえ自己責任なる
美名のもとで金がなければ医療機関の中で倒れてさえ見殺しにされる
現状を示している。日本は国民保険・社会保険で誰でもどこの病院で
も医療を一応差別なく受けることができる。
しかし、コイズミ一派らが進めたのはその破壊だ。今のテレビを見て
いれば自明だ。外資系の保険会社がいかに多量のCFを垂れ流している
ことか。国民保険に加入していればあんな外資の詐欺的保険に入る必
要などこれっぽちもない。高額な手術を受けてもほとんどは高額医療
費として補填されるのだ。あんなCFがはびこったのはコイズミ・タケ
ナカらが自己責任などをB層国民を騙したまさに成果。アメリカ並の
格差社会を医療にまで浸透させようとの日本破壊狙いのひとつでしか
ない。マスゴミがいまだに繰り出すコイズミ人気なる幻影に惑わされ
ていてはいけない。タケナカのような人物をいまだに重用し、奴らの
行った詐欺政策を自画自賛させるテレビマスゴミの罪の深さはいかば
かりか。
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