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2008年8月28日 (木)

アフガニスタンでの日本人拉致殺害事件で実感する善意が通じない異世界が存在する現実

アフガニスタンで日本のNGO「ペシャワール会」の伊藤和也さん
が武装グループに拉致された事件で、27日になり拉致現場近くの
山中で男性遺体が発見された。遺体は伊藤さんと確認された。なん
とも悲惨で不条理な悲しみだけが残る事件だ。

貧困などで苦しむ人たちの役に立ちたいという善意でボランティア
活動、それも海外の危険地帯まで行き活動する人たち(エピキュリ
アンの私には考えられないが)の崇高な心情は尊敬するしかないが、
その尊い善意も独善的な宗教の教義でがんじがらめ状態で寛容な精
神など微塵もない人間には一切通じない異世界があるという現実を
認めるしかないようだ。

伊藤さんが活動していたペシャワール会とは、パキスタンやアフガ
ニスタンで病院や診療所を運営して医療活動などを続けている福岡
市の非政府組織(NGO)らしい。1984年から医療のほか、水
源確保事業なども実施してきたとか。アフガン東部ジャララバード
には日本人スタッフが8―9人いるらしいが、伊藤さんの殺害もあ
り撤退するらしい。現地代表を務める中村哲医師が「アジアのノー
ベル賞」とされるマグサイサイ賞を受賞しているから国際的にも認
められていた訳だ。

伊藤さんは農業技術指導などして、すでに現地で5年ほどアフガン
の人たちのために頑張っていたのだが、今回の事件はまさに恩を仇
で返す典型例。

共同通信の記事では、タリバンの報道官が共同通信の電話取材に対
して「日本人を殺害した。すべての外国人がアフガンを出るまで殺
し続ける」と述べ、犯行への関与を認め、さらに「このNGOが住
民の役に立っていたことは知っている。だが、住民に西洋文化を植
え付けようとするスパイだ」と主張し、「日本のように部隊を駐留
していない国の援助団体でも、われわれは殺害する」と答えたそう
だ。

これでは、役に立ちたいなどという善意は一切通じる世界ではない。
善意自体が無用の世界だ。「西洋文化を植え付けようとする」とい
う言葉自体にこの殺害犯たちの矛盾が露呈してしまっている。麻薬
でドルを稼ぎ、そのドルで武器を購入していること自体がすでに西
洋文化の汚濁の中にあるのに、そのことさえ理解していない状態な
のだからこのキチガイたちを理解しようとすることが無駄だ。自国
の歴史の象徴でもある石仏を爆破破壊して嬉々として、女性の人権
さえ一切無視してオリンピックに参加した女性を殺害するとまで言
っているキチガイたちだ。そのキチガイたちを自分たちで排除する
ことも出来ず、跳梁跋扈させているのもアフガン国民自身だ。勝手
に国民どうして殺戮を繰り返させておくしかない。そんな国に善意
でも手出しするのは無駄の極致。

善意を素直に受け入れ、感謝してくれる人たちは海外、国内に無数
に存在する。その人たちを見極めて援助などするしかないだろう。
タリバンみたいな宗教キチガイにとっては善意であってもボランテ
ィア自体が要らぬお世話にしか過ぎないのだから。

マスゴミはこの事件で社説などで偽善的なことを書くだろうと見て
みたら、毎日新聞の28日付けの社説の中で「アフガンの安定と平
和のために、日本政府と日本人が何ができるか、改めて考えなけれ
ばならない。」などと白々しく書いている
が、何もする必要がない
しかないんじゃないのか。タリバンなどはアフガンの安定と平和自
体を望んでもいないし、外人は来るな、来るなら殺すと宣言してい
るのだからアフガン国民自身に任せるしかない訳だ。世界はすべて
が理性的な西洋的民主主義がまかり通る世界ではないってことが厳
しい現実。アフリカなどもいくら援助しても、独裁政権が貪るだけ
で部族間で殺し合いしている世界が今もある訳で、日本的優しき善
意が通じるのは限定的との認識で、ボランティア活動するしかない
のでは。その崇高な善意を持った肉体がタリバンのようなキチガイ
から犬死の目に遭うのはあまりに無意味すぎる。

PS:朝日新聞ウェブに出ていた記事にこのNGOの中村哲医
師の話が出ていて、
…………
「(安全な地域なので)安心していたが、山を越えて犯
人がやってくることには無防備だった」とくやんだ。
 一昨年から活動に対して脅迫めいたものも続き、日本
大使館からは極力用心するように言われていたという。
「昨年が一番多かった。日本人を拉致する計画があると
の内容だった。荒唐無稽(こうとうむけい)な内容で、
韓国人の拉致事件を模倣したいたずらだと考えていた」
…………
なんて言っているのだが、「(安全な地域なので)安心
していた」って、アフガン全域に安全な場所なんてある
わけないじゃない。テロリストなんて山なんて関係なく
動くがな。それに日本大使館からの警告まで無視して、
脅迫を悪戯だと思っていたと来ると、この中村医師の危
機管理意識はかなりやばい。日本国内と同じ感覚なんじ
ゃないのか。この中村医師がテレビニュースの中で喋っ
ているのを見たが、個人的には信頼出来ない顔だな。日
本でも僻地医療で困っている地域はいくらでもある。そ
ういう場所でボランティアする気はないんだろうな。な
にしろ話題にもならないし、かっこ良くもないし自己満
足がないんだろうな。なんだか死んだ伊藤さんがますま
す犬死に思えて来たよ。日本国内の農業のために働いて
いたらどれほど日本のために役立っていたことか。両親
を哀しませることもなかったことか。

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