日本の隠れた職人たちの究極の技の凄さを楽しめたテレビ東京放送の特番「日曜ビッグ職人魂スゴ腕・修理の鉄人」
テレビ東京は日本経済新聞の子会社としてWBSのような経済
ニュース番組などでは親会社の方針に逆らえないこともあり、
売国奴コイズミマンセーの番組を垂れ流し、コイズミ似非カ
イカクでの日本破壊を煽った碌でもない番組も多いのだが、
制作に金を掛けられないことから来るアイデア勝負で作る面
白い番組も多く、我が家では視聴率がもっとも高い方の放送
局である。
そのテレビ東京で日曜日の昨夜午後8時から放送した日曜ビ
ッグ「職人魂スゴ腕・修理の鉄人」はいかにもテレビ東京ら
しいカネのかかっていない面白い番組だった。超絶の技術を
持つ隠れた職人を取り上げている特集で、その中のいくつか
はかつてどこかで見た記憶もある。しかし、こうして特集と
して見てみると、日本経済の基本にあるのはどこまでも技術、
職人魂に支えられた技術なのだと実感出来る訳だ。
その中でもとくに興味あったのは、究極の時計職人と古い写
真の再生職人。時計職人はどんな古い機械時計でも微細な部
品の90%を自宅に設置した工具(海外から調達した高額で
貴重な工具ばかり)で自ら製作して、スイス製の古い高級時
計などをも甦らせてしまう驚異の職人だ。そのなかで、スイ
スにまで勉強に行き、後継者として育っていた子息が40歳
ちょっとで亡くなってしまった悲哀も語られ、ドラマチック
でもあった。技術に誇りを持ち、その技術を活かすことを楽
しむ姿は美しい限りだった。
もうひとつ興味が大きかったのが、画像が消えかかるように
までなった古い銀塩写真を独自の技術で甦らせてしまう職人
だ。写真家であった父親が古い写真を甦らせられないかと言
っていたことを親の遺志として、父親の古い撮影写真をきれ
いに甦らせたい一心で研究開発して来たそうで、それが完成
した話を涙ながらに語るシーンは、写真・カメラが大好きな
身としては感動的であった。それにしても、古い写真を処理
して甦らせるプロセスは驚異的で感動的だった。秘技らしい
が、いったん古い印画紙上の画像が消えてしまい、それが露
光・現像をされて一瞬のうちに鮮やかな撮影画像が甦るのは
まさにマジックのようだった。しかも、写真に込められた思
い出を大切にする技術者らしい優しさがにじみ出て来るよう
な人物で、どの職人も優しさが印象的だった。
こういう技術立国日本を支えて来たような職人をコケにし、
カネだけがすべての使い捨て会社ばかりの日本にし、経済破
壊に邁進し日本人を不幸にして痛みだけを与え続けて来たく
せに、テメエたちだけは甘い汁を吸い続けて、馬鹿息子に利
権すべてを継承させた売国奴コイズミ、いまだに自らの政策
責任を棚上げにして、反省もなく「経済回復にはカイカクが
足りない」などと詐欺言辞を現在もマスゴミで吐き続けてい
るのがタケナカという訳だ。iPodなんかも日本の金型職人な
どの技術がなければ作れなかった訳で、こういう職人たちや、
医療や介護などの世界で働き日本人のために本当に汗を流し
ている人たちがもっと恵まれた報酬が行く社会になっていな
いのが日本の経済の歪さ。政治屋などは真に国民・国家のた
めに働きたいのなら無給でもいいのだ。それが世襲政治屋の
ように税金に寄生しているウジ虫ばかりなのが日本政治の腐
敗の姿。
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