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2009年1月30日 (金)

08年の映画興行収入で邦画が過去最高記録の反面、洋画ががた落ち。まあこんなもんでしょうの「007慰めの報酬」、後味最悪のどうしようもない映画「レボリューショナリーロード」

昨日日本での映画興行の08年の集計が発表された。映画ファン
としてはこの数字もなかなかに面白いものだ。時事通信の記事に
よると
…………
08年興行収入は微減=トップは「崖の上のポニョ」
 日本映画製作者連盟(会長・大谷信義松竹会長)は29日、2008年の映画興行収入(興収)が前年比1.8%減の1948億3600万円になったと発表した。宮崎駿監督の「崖(がけ)の上のポニョ」を筆頭にヒットが相次いだ邦画が過去最高額の1158億5900万円になったのに対し、洋画は昨年比で23.9%落ち込み、過去最低を記録。邦画の興収が2年ぶりに洋画を逆転した。
 興収が微減になる中、映画館のスクリーン数は増加しており、劇場を取り巻く環境は厳しくなっている。景気悪化の影響も懸念されるが、大谷会長は「作品の力次第で劇場に足を運んでもらえると思う。ただ、製作資金の調達面では来年以降、影響が出てくるのではないか」と話した。(2009/01/29-16:47)
…………
邦画は伸びていても映画全体としては減収なんだよね。入場料金
の平均料金を見ても03年の1252円から毎年漸減していて、
08年は1214円で、しかも入場者数も07年より300万人
近く減少している。

その中で、洋画が興収で24%減というのは相当に酷い。日本で
は70年代後半から洋高邦低が続いていて、02年なんて邦画の
興収533億円(27%)に対して、洋画1435億円(73%)
なんて年もあった。その翌年あたりから邦画が伸びて、洋画が減
退の傾向になっている。

最高興収を記録した04年は2109億円で、洋画が興収の63
%を占めている。そして公開映画本数は全体で649本だった。
それが毎年公開本数が増加して来て、ここ3年は邦画、洋画とも
約400本ずつで800本越え。多すぎだ。シネコンなどが増加
してスクリーン数だけは増えて来たのもあるんだろう。しかしね
シネコンなんて全国どこでもたいてい上映している映画は似たよ
うなもので、映画ファンが本当に観たいようなヨーロッパなどの
アーティスティックなものは都会の小さい単館上映でようやく観
られるだけ。実質的に鑑賞出来る映画は減少している感じだ。

つまりは洋画も映画ファンの興味を引くものを上映していないわ
けで、大作とか拡大公開中心ばかり。本数が増えている中の多く
がB級どころかC級、D級なんてゴミビデオ発売のための宣伝のよ
うなモノに成り果てているし、ハリウッドの映画の多くが創造力
の欠如から来るリメイクだらけだし、金をかけているのは訴求力
の強い(とくにアメリカでは)コミック原作ばかりで、確かに映
画館での洋画の魅力が激減しているのは確か。近所に出来たシネ
マズなんてのも観たい映画がない時の方が多いぐらいだ。

と言っても、調子のいいらしい邦画もヒットしているのはアニメ
(ポニョなんて観る気ゼロ。ナウシカあたりならまだ観る気もあ
ったが)にテレビ局絡みのテレビドラマまがいのものばかりで食
指の動くものはあまりないのだが。

ところで、最近洋画で吹き替え版が増えている。これって、字幕
を読むのが苦手という客が増えているんだろうか。つまりはアホ
ーアッソー並の読書能力欠如の国民増加中ってことか。

この洋画低迷は最近映画館に行くたびに感じることではある。と
にかく客が少ない。一昨日に観た「007慰めの報酬」「レボリ
ューショナリーロード燃え尽きるまで」にしても公開からまだ数
日しかたっていないし、水曜日の女性1000円の日なのに意外
に入っていなかった。まあ映画の出来自体が期待外れだったこと
もあるが。

「007慰めの報酬」は前作の続編的造りで、これまでの007
シリーズでは初の趣向か。前作「カジノロワイヤル」がシリアス
タッチのハードアクションに徹して、かなり楽しめたのだが、今
回もそのハードアクションタッチは同じだ。しかしアクションが
ちょっと物足りない。しかも悪役がなんだかまるきり駄目だ。六
本木ヒルズにでもいそうなチンケな経済ヤクザまがいで凄みゼロ。
それに女優に魅力なしでまるで華がない。アクション映画は最近
では「ボーンシリーズ」のような切れ味鋭いアクションがあって
作る方も大変だよな。まあ、ダニエル・クレイグはサングラスな
んてするとスティーヴ・マックィーンの雰囲気もあるし好きなん
だが。

もうひとつの「レボリューショナリーロード燃え尽きるまで」は、
「タイタニック」のレオナルド・ディカプリオとケイト・ウィン
スレットのコンビの再共演、それにウィンスレットが賞を取った
りして話題にはなっているが、後味悪い陰々滅々の映画。ほぼ全
編が主演二人の夫婦喧嘩ドラマで、良い生活しているのに女優に
なるのが夢の主婦のジコチュウの我がまま炸裂で家庭崩壊って訳
で、観ていてお前ら何がそんなに不満なんだよ、酒場で一目惚れ
で結婚したくせにと突っ込みたくなるばかり。しかも家庭が舞台
なのに夫婦喧嘩ばかりで二人の子供の存在はどうしたのって感じ
の無視ぶり。金払ってまでこんな気分悪い映画観たくねえよ。こ
れ観ると結婚するの嫌になるよ。監督はウィンスレットの旦那だ
が、アメリカはこんな程度で家庭崩壊なんて悩んでいるのか知ら
ないが、アメリカはよその国には土足で踏み込んで爆弾撒き散ら
して幸せな家庭を完全崩壊させているんだけどね。悩んでいるこ
とがセコくてジコチュウすぎる。1000円という日なので女性
客がほとんどで、その他の日ではまず客の入りを望むのは無理だ
ろうね。この映画で精神障害役の男優がアカデミー賞で助演男優
賞候補になっているのだが、精神障害の役をすればアカデミー賞
候補なんてのもなんだかね。

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