Googleマップ上で写真、動画、Wikipedia、路線図が表示可能になっていた。京都では京阪線がお上の京都地下鉄に遠慮して駅名3カ所を変更していた
Googleマップで都内をちょっと見ていたんだが、その中で地図に
ある地下鉄の駅のアイコンをクリックしてみたらなんと地下鉄路
線図が色分けで出現した。
これまで地下鉄路線が分りにくかったのでかなりこれは便利にな
った。イギリス辺りではプライバシー侵害だとかでGoogleストリ
ートヴューの撮影車を阻止する住民運動があったんだが、Google
は一体どこまで進むつもりなのか。
たしかにGoogleストリートヴューはちょっとやり過ぎだよね。ア
メリカ辺りのストリートヴューを見ても少しも面白くない。道路
が広すぎて、Googleマップの航空写真を大写して見ているのとそ
れほど変化がないからだ。
しかし、日本の場合は狭い道路で、その狭い道路の隅々まで撮影
しまくっているので、干してある洗濯もの、駐車している車など
家の細々した面まで曝されてしまってプライバシーの大々的な公
開になっている。しかし、イギリスでのような騒ぎに発展しない
のは、売国奴コイズミに日本破壊されてもコイズミにいまだにキ
ャーキャー騒ぐような馬鹿が多い国民性の現れだよな。
あと、これまで気がつかなかったのだが、Google マップの画面
右上にある「その他」のところを見てみたら、「路線図」以外に
も「写真」「動画」「Wikipedia」があった。
それらをチェックすると、地図上にアイコンが出現して、その地
点の写真やYouTube、さらにはWikipediaの情報まで見ることが
できるようになっていて、ちょっとびっくり。地図が百科事典的
要素を盛り込んでしまっているのだ。
この路線図は都内だけかなと思って、出身地の地元である京都を
見てみたら、京都地下鉄の烏丸線、東西線もきちんと表示されて
いる。他の都市の地下鉄もどうやら路線表示されるようだ。
ところで、その京都地下鉄の路線図を見ていて、烏丸線と並行し
て走っている京阪線を見てみたら、駅の名前が3カ所変わってい
た。変更になっていたのは「五条」が「清水五条」、「四条」が
「祇園四条」、「丸太町」が「神宮丸太町」だ。
なんでだろうと想像してみたら、お上である京都地下鉄に私鉄で
ある昔からある歴史の古い京阪線が遠慮してしまって、京都地下
鉄と同じ駅名の駅名を変えてしまったんだろうね。実質的には京
阪の方が五条、四条、丸太町でもメインの場所にあって、京都地
下鉄のほうが不便と言えば不便な場所なのにね。
これなどは後から出来た新参者の京都地下鉄が京阪線に配慮して、
「烏丸五条」「烏丸四条」「烏丸丸太町」と命名すべきだったの
だが、役人どもの傲慢さがにじみ出たようだ。
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コメント
観光地や伝統文化の中心として見る京都は、京阪沿線に多くの見所を持っていますが、並行して走っているとはいっても烏丸線とは500m以上離れていますし、洛中の地名は東西南北の通りの名を併せたところからきていますから、どっちがメインということは単純には決まらないでしょう。
実際、その近辺に住居や勤務先がない人にとって、京阪沿線は頻繁に行く場所ではないですから、京都在住の人にとっては烏丸線の方が馴染みがあることも多いでしょうし。(ただし、この意識は烏丸線というより烏丸通に向けられた意識かもしれません)
それでも名前の変更は解せませんね。
地元一般には、京阪丸太町、京阪四条、京阪五条で呼ばれていたので、それで十分だった気もするのですが。
投稿: OJ | 2009年4月 8日 (水) 21時43分
コメントどうも。
大学卒業まで京都にいて、家からどこへ行くにも利用したのが
京阪であり、烏丸通りなんて興味ないんです。烏丸四条界隈なんて
金融機関ばかりだし、観光客にとってもどうでもいい場所でしょう。
それより、京阪沿線は京都の代表的な観光地が駅のそばにあり、
まさに京都のメインですが。そして歴史が長い。
なのに、地下鉄のためになぜに駅名を変更する必要があるか
ということです。役人が傲慢かましたからでしょう。
投稿: kabumasa | 2009年4月 8日 (水) 23時33分
まず、駅名に対して役人が傲慢かましたかどうかは置いておきます。
その上で例を挙げさせていただくと、京阪沿線に住んでいる人が烏丸線に興味がないように、阪急や烏丸線沿線に住んでいる人にとって京阪沿線はなじみが少ないんではないかと思うのです。
その意図で「その近辺に住居や勤務先がない人にとって」と限定し、どちらがメインとは決められないのではないかと述べたのです。
金融機関ばかりで烏丸通に興味はないし観光客にとってもどうでもいいとのことですが、四条烏丸を基点とする祇園祭もあれば、御所や東本願寺もありますし、そもそも、観光客以外の人にとってはどうでしょうか。
確かに京都の風情ということで言えば、烏丸通に歴史的な風情は少ないですが、観光客に向けた歴史ある京都と「共に」、住む人に向けた利便性ある京都も必要な要素なのだと思います。
そうすると、京都の実質的メインといっても、歴史・文化・生活・学術などの様々な観点によって中心は変化するものだと思います。
例えば、観光の中心として洛東や衣笠~北山近辺、織物なら西陣や室町筋、食文化なら祇園、企業の工場なら洛西などなどです。あえて言うなら、ラーメンの中心としての一乗寺とか(個人的には木屋町六角の「夜のラーメン太陽」が好きですがw)
観光客には観光地としての京都が必要なように、その観光地を守る京都人には生活の地としての京都が必要なんだと思います。
京阪の歴史を重んじる地元の人にとって、慣れ親しんだ駅名は大事でしょうし、京阪が遠慮して変更したのなら京都が好きな人間にとっては一抹の寂しさもあるでしょう。
しかし、京阪をたどって歴史に触れる観光客にとって、清水寺の近くの「清水五条」、祇園に接する「祇園四条」、平安神宮の傍の「神宮丸太町」も一定の価値を見出せる名前ではないでしょうか。
観光客には京都の地名は判りづらいらしいですから…。
まあ、京阪沿線以外にも面白いところありますよって言いたかっただけなんですが、だらだら雑文失礼しました。
投稿: OJ | 2009年4月 9日 (木) 20時17分