南東北湯治主体温泉巡り10日間その11、肘折温泉共同浴場「疝気の湯」
組合源泉2号を使用しているのが「疝気の湯」共同浴場。温泉
街の湯治宿が並ぶメインストリートの裏側の路地にひっそりと
佇む。
一見すると汚い倉庫のような殺風景な建物で、大きさは河原の
湯の倍ほどか。内部は河原の湯と同じような造りで、シンプル。
湯舟は河原の湯の倍以上もある長方形で、温泉成分の析出物で
変色しているコンクリート部分など年期を感じさせる。
ここも以前入った時は異常に熱かったのだが、今回はなぜか適
温で少し熱め程度で、ちょっと拍子抜け。
河原の湯にしてもここも貸切状態で湯をのんびりと味わえた。
基本的に旅館の湯巡りを含めてほとんど独占状態。人がいたの
は「上の湯」だけだった。
浴室の天井が高いのもあってか、通気が良く、浴室の容量に比
べて湯舟がかなり大きくて湯の投入量も多い「ゑびす屋」の浴
室がいつも湯気が充満し熱気ムンムンなのに比べて、あまりの
ぼせる感じがないのも良い。
宿泊したならやはり「河原の湯」「疝気の湯」は体験しておか
ないともったいない。
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