南東北湯治主体温泉巡り10日間その21、肘折温泉「優心の宿観月」
肘折温泉の風呂の日の旅館の湯巡りも9つを回ってそろそろも
ういいかの気分に。鳴子温泉なら旅館ごとに泉質がバラエティ
に富んでいてまったく飽きないのだが、基本的にはすべての旅
館が共同源泉を使用している肘折温泉は、いくつかの旅館が独
自源泉を使用していると言っても、それらの泉質も共同源泉と
それほどの違いもないのでちょっと飽きて来たし、歩き回って
疲れもした。
という訳で、10カ所目の区切りの良い宿はどこにしようかな
と考えていたら、眺めの良い露天風呂に入っていないなと。し
かし、肘折温泉は露天風呂はほとんどない。確かまだ日帰り入
浴で行ったことのない「優心の宿観月」の屋上に眺めの良い露
天風呂があるはずと風呂の日最後の湯として行くことに。
「観月」は温泉街中心部にある湯治宿「賀登屋」の新館で、そ
の裏側の銅山川沿いにある近代的な5階建ビルの旅館。
早速行ってみると、なかなかに豪華な雰囲気のロビーで、フロ
ントの女性の対応も好感度大。風呂はエレベーターで5階へ。
浴室は男女別内湯とそれに続いて屋上部分に一部屋根付きで石
作りの露天風呂がある。眺め抜群で風に吹かれて入る風呂はや
はり気持ち良い。
内湯と露天風呂も組合源泉の混合泉利用。内湯はタイル張りの
かなり広い浴室だ。湯は肘折温泉らしい茶褐色の笹濁りの見慣
れたもの。
丸屋旅館の露天風呂は壁に囲まれたものだったが。ここは開放
感いっぱいで気持ち良いことこの上無し。対応も良かったし、
宿泊もしてみたくなった。
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