南東北湯治主体温泉巡り10日間その22、道の駅「村山」の楽しいバイキング。東根温泉「いしの湯」
鳴子温泉に4泊、肘折温泉に3泊の今回の湯治主体の温泉巡り
ドライブ旅行もいよいよ終わりあとは東京へ帰るだけ。
しかし、あまりの雨ばかりの天気続きに最後は晴れ間のもとド
ライブして、どこか御機嫌な湯に入って行きたいって訳で、肘
折温泉をチェックアウトする27日もあまり良い天気ではなく、
天気予報では28日から晴れ間が続くようなことを言っている。
まったく嫌になる。
ということで、27日はどこかの道の駅に車中泊して、28日
は高速道路1000円を利用しないで、おなじみの大好きなドラ
イブコースであって、御機嫌な湯が並ぶ只見川沿いを走っての
んびり帰宅することに。
肘折温泉では出発もゆっくりと午前10時半にチェックアウト。
途中、コンビニでミルクなど飲んだりして、午前11時45分
に国道13号線にある道の駅「村山」に到着。急ぐ訳でもない
ので、道の駅内の売店をブラブラしたり、土産物買ったり、ド
ライブ地図でどこへ寄り道しようかななどと考えたり、結局昼
食も含めて道の駅に2時間ほど滞在してしまった。
ところで、この道の駅「村山」のレストランの食事がバイキン
グで安くてなかなかに良いのだ。バイキングと言ってもホテル
などのバイキングのような食い放題ではない。ワンプレートに
バイキングで並べてある料理(おまんじゅうと小さなプリンま
である)を載せるだけ載せる1回切りバイキング。そのワンプ
レートの皿大が550円、小が400円と安い。
小食の私は当然のことに400円の皿。ご飯やみそ汁(80円)
は別料金で、みそ汁だけ別に注文。400円の小皿でもかなり
の量の料理が盛れる。人によってはてんこ盛りにする人も。4
00円で様々な料理が食べられるのでかなりのお得感と満腹感
がある。
腹一杯になり過ぎたので食後は車内でちょっと休憩してから、
道の駅から5キロほど米沢方面に走った東根温泉へ。
東根温泉は普通の街並の中になかなかに立派な旅館が点在する
温泉だが、温泉街としての風情はゼロ。でも、湯自体は薄い黄
褐色透明美しい塩化物泉でかすかな硫黄臭もある良い湯だ。
立派な旅館もあるのだが、公衆共同浴場が4カ所ほどある。ま
た、最近旅館小松が日帰り入浴施設「こまつの湯」を造ったら
しく、350円と安く、朝早くから夜遅くまで営業らしいので
行ってみることに。
13号線から東根温泉入り口を左折して、二つ目の信号を左折
してすぐにある。大きな駐車場できれいな大きな建物だ。駐車
場ががら空きなので「ラッキー」と思って入り口へ行ったら、
なんと無休のはずの施設が行った日に限って営業が午後3時か
ら、がっくり。
となると、どこか公衆共同浴場だ。以前一度どこかに入った記
憶があるのだが、忘却。まあ、どこでも同じ泉質なので、もっ
とも古そうな「いしの湯」へ。「こまつの湯」の駐車場を出て
そのまま米沢方面へまっすぐ行けば間もなく左にあった。
一見というよりまったくの普通の古い民家なので通過しそうに
なってしまったほど。入り口のガラス戸に名前があるだけ。民
家の玄関そのままで、入ってもまったく普通の古い家。
声をかけると、左側の住居部分になっているのかそちらの方か
ら女性が出て来た。料金は200円。ネット情報では150円
だったはずだが値上げになったようだ。
玄関から右へ行くと風呂場が。奥には畳敷きの休憩所があった。
脱衣所も浴室もこじんまりとしたもので、建物を含め鄙び度は
山奥の湯治宿より高いほど、というより鄙びではなくボロか。
わずかに漂う湯花など素晴らしい湯が味わえる。200円で休
憩まで出来るんだから文句はない。最初は誰もいなくて独占し
ていたのだが、ご近所の老人が数人やってきたので、狭い浴室
ではキツいので退散。次回立ち寄った時には「こまつの湯」の
チェックだね。
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