青森中心の北東北一人気ままな温泉巡りドライブその14、びしっと熱い極上湯の「民宿梅沢温泉」
高増温泉に来た県道38号線をそのまま五所川原方面へ走り、
県道150号線を左折、しばらく行くと左に農機具販売会社
があるのでそこで右折すればカンバンが右に見えて来るのが
「民宿梅沢温泉」だ。
今はいかにも分ったように行き方を書いているが、150号
線を左折してからがまったく分らなくなり、通りがかりの人
2人に聞いてやっとたどり着いた。最初の人は方言がサッパ
リわからなくて、なんとなく行って、また別の人に聞いてし
まったのだ。いったん分れば何のことはないのだが、看板な
どが通りには出ていないし、普通の住宅街にぽつんとあるの
でとにかく分りにくいのだ。
ところが、たどり着くと、駐車場には車がかなり来ているで
はないか。それもほとんどが軽トラックみたいな車が。
看板がなければまったくの民家だ。敷地が広いのだろうか、
左にある大きな民家が本宅なのだろうか。奥にある民宿、そ
の横に公衆浴場として機能している浴場への入り口。さらに
民宿の奥のほうには大きな倉があるようだし、どこまでが敷
地なのか分らない。
この日の宿泊が決まっていなかったので、ここはかなり安く
素泊まりできるとネットにあったから泊れるかどうか聞いて
みようとまず民宿入り口へ行ったが、ドアが開かないので断
念。そのまま浴場の方へ。
入り口を入ると左側にトレーが置かれていて、紙の上にお金
が。一緒に入ったおじさんに支払い方法を聞くと、紙に名前
を書いて200円と一緒に置いておけば良いよと言われる。
信頼あってこそだね。
入り口脇には常連さんの風呂セットが山のように置かれてい
る。近所の人たちのまさに銭湯なのだろう。
入り口は雑多な雰囲気なのだが、浴室は木造で実に立派な造
り。かなり最近建て替えたもののようだ。
浴室は3人程度でいっぱいの木造湯舟だけ。透明な黄褐色の
ちょっと塩味のかなり熱めの湯が静かに溢れている。湯の感
じは鳴子温泉の馬場共同湯に似ているかな。しかし、とにか
く熱い。肌触りはスベスベ感があり気持ち良い。湯は牛の置
物のある湯口から出ているのだが、私が熱すぎて入れないな
んて言っていたら、おじいさんがその湯口の湯を停めてくれ
た。しかし、それでも湯が溢れていたから湯舟の別の場所か
らも注がれているようだ。
湯の鮮度、浴室の造り、雰囲気などかなりお気に入りになっ
た温泉。今度は事前に電話で宿泊予約でもしてじっくりと湯
を堪能してみたいものだ。
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