青森中心の北東北一人気ままな温泉巡りドライブその8、美しく白濁の新湯源泉が堪能できる「下風呂温泉・かどや旅館」
大間崎から20キロ弱戻れば下風呂温泉。漁港のある温泉街なの
だが、そういう立地にしては珍しい白濁の硫黄泉が味わえる素晴
しい温泉地。イカ釣りの最盛期の夜には沖合に数多くの漁り火の
漁船が並ぶ旅情たっぷりの場所だ。
27〜8年前に一度宿泊、09年9月に宿泊(さつき荘)して、
今回は北東北温泉本でほとんどの旅館に無料入浴できるので、制
覇してみようと26、27日を東京出発前にネットで2軒の旅館
の宿泊予約を取っておいた。
ということで、26日も大間崎見物のあとはチェックイン前に数
軒の旅館の日帰り入浴をやってしまおうと、昼過ぎに下風呂温泉
に。
チェックインが3時からなので、車は漁港の広場に駐車(郵便局
や漁協の建物の裏側などに可能)してまずは北東北温泉本と手拭
持って湯巡り散策へ。
ところが、北東北温泉本で書かれている入浴可能時間なのに、そ
れらの旅館、「ニュー下風呂ホテル」は湯が入っていない、「さ
つき荘」は今日は駄目、「おおぎや旅館」は湯がまだ溜まってい
ないので午後4時頃なら、さらに「つぼた旅館」は3回行ったの
だが、3回とも反応なし、「三浦屋」は午後1時から入浴可能の
はずがチェックイン後の午後4時過ぎに行っても表示が入れない
などうんざりの状況に。とにかく日帰りがやりにくい。なもんで、
日帰り入浴制覇はやる気失せて、翌日27日に予約を取った旅館
をキャンセルしてしまった。
結局チェックイン前に入浴できたのは「かどや旅館」と「さが旅
館」の2軒だけだった。でも、その2軒は下風呂温泉の2大源泉
である「大湯」「新湯」のうち「新湯」使用で、宿泊先の「まる
ほん旅館」が大湯なのでまあ良いかと納得。あと、「さつき荘」
が旅館の中では唯一使用している海浜2号泉は足湯で使用されて
いるので、足湯で味わうことで済ますことに。
てな訳で、北東北温泉本で入浴できた1発目が共同浴場「新湯」
(火曜日でちょうど休業だった)のすぐそばにある「かどや旅館」
だ。
ちょっと鄙びが入った旅館で、男女別の内湯。3〜4人程度がち
ょうどいい湯舟に美しく白濁した新湯が静かに満ちる。わずかに
熱めだが、肌触り柔らかい硫黄臭たっぷりの湯は極楽そのもの。
以前入浴した「つぼた旅館」の湯口に付けられていた湯の花溜め
も面白かったが、ここも同じように湯口に布袋が付けられて、湯
の花が一杯溜まって白い風船のようになっているのが楽しい。そ
れを楽しみながらのんびりと独占浴。
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