昨日は買い物ついでに映画「トランスフォーマーリベンジ」「ターミネーター4」「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」3本を一気鑑賞
昨日土曜日は雨が降りそうな天気だが、天気予報によると雨は
それほど降りそうもない感じ。あまり暑くもなさそうなのでち
ょっと買い物ついでに映画鑑賞日に決定。
近所のTOHOシネマズで上映中の映画で、株主優待券で見られな
いものでカネ出して観る価値のあるものは「愛を読む人」ぐらい。
しかし、主演がケイト・ウィンスレットではどうも食指が動かな
い。好みじゃないしね。かなりヌードを見せているらしいのだが、
「タイタニック」で若い頃から脱いでいるし、それだけじゃ興味
も湧かないってことでやっぱりパス。
そこで、株主優待券を使用して観ることにして、乗るのも厭な地
下鉄に乗って繁華街へ。会社勤めしていた時には毎日乗っていた
が、ラッシュアワー時間帯に乗ったことがないのにやはり電車は
鬱陶しい。
それに、仕事柄毎日のようにブラブラしていた新宿や渋谷なんて
繁華街もこのところあまり行きたい気分も起きない。行くのはヨ
ドバシやビックカメラなどで買い物する時、映画観たりする時ぐ
らい。人のあまりいない東北の山間をドライブして、空いた温泉
に入っているのが一番気分良い。
しかし、コンサートを見たり、映画を観たりするには繁華街に出
かけるしかない。電車内や繁華街のあの人ごみがとにかく鬱陶し
いんだけど仕方ないねこれだけは。
というわけで、昨日はまずはヨドバシカメラでちょっと買い物で
館内をブラブラ。新製品のデジカメ触ったり、オーディオ関連チ
ェックしたりとこの手の店徘徊は最高に楽しい。まったく退屈せ
ずに時間がドンドン過ぎて行く。しかし、立ちっぱなしになるの
で脚の痺れと痛みが出るのであまり長時間は無理なので映画館へ。
オリンパスの新デジイチE-P1だが、触ってみて、懸念していたフ
ァインダーがないというのはやはり購買意欲がわかなかった。コ
ンパクトデジカメでも光学ファインダー付きのを利用しているほ
どで、液晶見ながらってのはどうも写真撮影には自分的には馴染
まない。だから、防水ってことで買ったサンヨーCA65にしても
利用回数が少ないぐらいだしね。でも、17ミリレンズとのセッ
トが4万円程度なら即買うけどね。
昨日観たのは「トランスフォーマーリベンジ」「ターミネータ−
4」「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」の3本で、なんだかすべ
てがロボットなんかが出てくるSFものになってしまった。
これらは近所のシネマズでも当然上映中。シネマコンプレックス
ってのはどこも同じような映画しか上映していないので、ちょっ
とマイナーな外国映画を見るには都心まで出かけなくてはならな
いが、それが面倒でその手の映画は最近はすっかりDVDレンタル
に。まあ、スペクタクルなものでもないからそれで十分なんだが。
アクションやスペクタクルな映画はやはり大スクリーンで観なけ
れば面白くない。昨日観たのもまあその手の映画だ。家のテレビ
でレンタルDVDで観たいなんて映画ではない。株主優待券で観ら
れる映画がたいていその手の映画が多いのでまあ好都合だ。
「トランスフォーマーリベンジ」は変身するエイリアンロボット
が地球上で悪と善が対決するお子様向けの大アクション映画。製
作総指揮にスピルバーグが入っているから話のちゃちさは別にし
て金をたんまりかけた映像は大スクリーンで圧倒的だ。監督はマ
イケル・ベイ。「ザ・ロック」はショーン・コネリーなどキャス
トの巧さで見せてくれたが、他の「パールハーバー」「アルマゲ
ドン」など大味なアクションだけの映画に邁進中の監督で、今回
もまさにその大味アクションが全編に炸裂。
内容はまったく子供向けのロボットアニメ感覚、ただぼけっと観
るだけ。ロボット変身も1本目では目を見張ったが2本目となる
とかなり飽きて来る。しかも、戦っていると、どちらのロボット
が悪か善かもまったく不明状態なのでドラマ的面白さはなし。ま
あ時間つぶしには最適。アメリカでは公開6日間で興収2億ドル
をあっという間に突破した大ヒットらしい。昨日観た映画館では
それほど混んでいなかった。アメリカ人の脳天気ぶりをまあ示し
ているってことか。
次の作品は「ターミネータ−4」で、これまでの3本が未来から
ターミネーターが来る設定だったが、今回は巨大コンピュータが
人間を抹殺しようとしている近未来が舞台で、ロボット軍団と生
き残った人間たちの戦いだ。主演はクリスチャン・ベイル。「バ
ットマン」になったり、超売れっ子だね。しかし、今回は全編薄
汚れた顔なので、あの端正なマスクが見えず、サイボーグ役の新
人サム・ワーシントンが完全に儲け役でドラマ的な部分、アクシ
ョン部分ともむしろ主役だね。ベイルとしてはこのために、いろ
いろと機嫌が悪かったんじゃないのか。
カイル・リースがキーマンと分っているはずなのに捕まえるだけ
で抹殺しないスカイネットのお間抜けぶりにちょっと笑えたり、
ドラマ部分はかなり弱いが、全編一気呵成に進むアクションは見
応え十分。「ダークナイト」のバットマンバイクを彷彿させるバ
イク型ターミネーターなんてかなり御機嫌だ。しかもそれをベイ
ルが乗りこなすんだから、相当に「ダークナイト」を意識してい
るね。1で登場したジョン・コナーの左頬に傷があったのだが、
今回の映画できちんとその傷が付いた状況も出て来たり、ターミ
ネーターファンにはいろいろ嬉しい映画だ。
しかし、私の中では「ターミネーター」は「ターミネーター2」
で終了しており、今回のは別物として見てしまった。いくら唐突
にシュワルツェネッガーがCGで登場してもね。やはり1、2が
あまりに出来が良かったからね。それを別にすればSFアクション
として楽しめる作品。傑作じゃないが。
観る気はまったくなかったのだが、株主優待券も余っているし、
午後8時半から上映なんてわりに余裕で観られる回もあったので
ついでに観たのが「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」で、テレビ
放送のものも、前作の劇場版も観ていないので、そもそもヱヴァ
ンゲリヲンがなんなのかもまったく知らなかった。人間が操縦す
る巨大ロボットのことなんだね。いわば鉄人28号に人間が入っ
て操縦しているみたいなものだ。それを操縦して、なんだかサッ
パリ分らなかったが、地球を攻撃して来るエイリアンなのかお化
け軍団なのか知らないが「シト」(映画の中では確かそんな具合
に呼んでいた)なるものとの戦いを描く超単純なお子様向けお話
ね。
なのに、映画館に入ってみてびっくり。午後8時半からの遅い時
間帯で、しかも収容人数が1000人を超える巨大映画館が満員
に近いのだ。「ターミネーター4」もそんなに入っていなかった
のにね。しかも、時間帯から当然に子供はいない。ほとんどが若
い大人。しかも、お友達数人と一緒に仲良く鑑賞なんてのが目立
つ。そして、館内で売っているヱヴァンゲリヲングッズを皆さん
かなり買っている。5000円もグッズ買ってしまったよと一緒
に鑑賞のお友達に言っているおにいチャンもいる。パンフレット
の売れ行きも凄い。なんだかヱヴァンゲリヲンオタクが集合した
ヱヴァンゲリヲンパークに間違って入ったような雰囲気だ。
そして内容だが、あまりのお子チャマ向けのちゃちな展開にドッ
チラケ。だいたい地球を救うほど凄いヱヴァンゲリヲンの操縦を
中学生程度の男の子や女の子が操縦なんだよ。それだけでもうア
ニメ世界に入れない。しかも、戦いでは街を自分たちが操縦する
ヱヴァンゲリヲンで破壊し尽くしてもまったく気にもしていない
あまりの脳天気ぶりには失笑するだけ。戦い場面以外の学校や家
での場面になると突然に雰囲気がアマアマのお子チャマ歌謡に乗
ってのまるまる少女コミックの世界で、なんじゃコリャーの阿呆
らしさ。
終わると拍手するのまでいるし、感動気味に語っているのまでい
るに及んではこの手のアニメに嵌っているオタク世界を垣間みた
気持ちの悪い時間だった。次回作の予告編まで最後にあったので
まだ続くようだが、勝手に楽しんで下さい。
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