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2009年7月17日 (金)

北海道の夏山で登山客が10人も死亡。自然の怖さを甘く見過ぎていたのか

北海道での登山遭難事故で10人とかなり多数が死亡して
いる。雪崩や崩落、滑落事故によるものではなく、単に疲
労から来る低体温が原因のようだが。だからこそよけいに
事故の悲惨さが際立つ。夏山と言っても自然はやはり怖い
のが実感できる事故だ。

死亡事故があったのは北海道大雪山系のトムラウシ山(2
141メートル)と美瑛岳(2052メートル)での登山
パーティ。報道を見ていると2泊ぐらいでかなりキツそう
な縦走日程組んでいるんだね。どこまでガイドがプロか分
らないが、遠いところからやって来たお客さんに天候が悪
いから縦走を断念するって言い出すことができなかったの
かな。報道では参加者の一人は「風が吹き荒れていたが、
ツアーは計画通り出発した」と話しているなんてのがある
しね。しかし、登山断念と決めた時に、登山客は簡単に納
得しただろうかな。都内での下水工事などで雨が1滴でも
降れば工事中断というちょっとやり過ぎじゃないかと思う
ほどのゲリラ豪雨対策もあるが、登山ではそれぐらいの心
配性でもいいかもしれない。

私なんて、本格登山なんて疲れるし、なにより高所が嫌い
だ。これまで一番標高の高い山ではちょっと仕事絡みで西
穂高があるが、でかくて長いロープウェイで一気に登り、
それからさらに上の稜線部分は歩くのを遠慮してしまった
ほどの高所恐怖症。しかし、ハイキング程度は大好きなの
で、尾瀬なんかは昔は頻繁に行っていたが、あの尾瀬ケ原
を歩く程度(高山植物がきれいな至仏山も敬して登りませ
ん)でも雨が降ったりすると大変だった。夏の尾瀬程度で
も寒さ対策で防寒具は用意していた。それが夏と言っても
北海道の2000メートル級の山だ。かなりの防寒具の用
意が必要だろうね。みんなそういう用意をしていたんだろ
うか。

朝日新聞の記事の一部に
◆◆◆◆◆◆◆
登山では夏でも、寒さや風雨で体の熱が奪われ、基礎代謝が低下する低体温症にかかる危険がある。重症になれば死亡することもあり、「疲労凍死」とも呼ばれる。とりわけ北海道では今回のトムラウシ山や近くの十勝岳、旭岳などで02年にも6〜9月の夏場に50〜70代の中高年の登山者が少なくとも5人、死亡したケースが確認されている。

 「今夏の大雪山系は異常な低温が続いている」。北海道山岳ガイド協会の川越昭夫会長(72)は、猛暑が続く本州との違いを強調する。トムラウシ山は丸形の山で、風を避ける場所がなく、「避難小屋の中でも寒くて震えあがったとの話を聞く」という。川越会長は、16日も大雪山系に出かけたが、雨と風で気温が下がっていたため危険と判断して登山を中止したという。
◆◆◆◆◆◆◆
とにかく登山なんて疲れるものはしない私にはサッパリ分
らないのだが、夏山でも凍死状態になってしまう訳だ。温
泉に頻繁に行くのだが、わりに高所にある温泉も多い。万
座温泉なんてのは標高1800メートルだ。夏でもエアコ
ンなんて無用で、昼間でも爽やかで、夜間なんて寒いと感
じるときもある。6月末に万座温泉に行った時に宿泊旅館
の食堂に大きなストーブの灯がつけられていたほどだ。

それほどだから2000メートル程度の山でも雨が降り、
強風(風速が高まるほど体感温度はドンドン低下するしね)
下であれば夏山でも凍死状態に陥ってしまうってことで、
それも北海道だ。やはり自然の怖さを甘く見過ぎていたに
尽きるのか。テレビニュースを見ていたら、救助されて下
山して来た登山者の服装がかなり軽装に見えたのだが。高
齢者は体力を過信せず、無理に登山などせずとも温泉入っ
て美しい山を眺めるだけにしとけば。

この事件でツアー会社社長の会見を取り上げてツアー会社
の責任のように仕上げたいマスゴミの意向も見えるのだが。
ガイド(リーダー格のガイド自身が死亡している)も一緒
に登山する訳で自身の命を掛けている。実に悲しい事故だ
が、登山は基本やはり自己責任のスポーツだ。自己責任な
のだが、遭難すれば救助の人たちの命も危険に晒される訳
で、自己責任では済まなくなる。危険度を設定してツアー
募集している会社、自らの命も危ない時には危ないガイド
を責めることはあまりに酷じゃないかな。これからのこの
種の事故防止のためには山岳ガイドのレベルなどの基準化、
明確化が必要なんじゃ。

P.S.:
この事件で毎日新聞の18日付けの社説が出ていたが、そ
のなかに
◆◆◆◆◆◆◆
警察庁によると、昨年中の山岳遭難は1631件、1933人で記録が残る1961年以降の最悪となり、死者・行方不明者も281人を数えて最多となった。遭難者の8割以上を40歳以上の中高年が占めているだけに、今回の遭難を機に中高年の登山の危険性を指摘する声が高まる可能性もあるが、だからと言って、中高年がことさら萎縮(いしゅく)する必要はあるまい。登山には危険が伴う。若者だって遭難する。最近の遭難者に中高年が目立つのは若者層のファンがめっきり減っているせいだ。
◆◆◆◆◆◆◆
というのがあった。相当に中高年者の登山が増加している訳
なんだね。「最近の遭難者に中高年が目立つのは若者層のフ
ァンがめっきり減っているせいだ。」と書くが、若者で登山
をしたくても登山に行く時間とそれ以上にカネがないんじゃ
ないの。職はなくなるわ、給料は減るわで登山の余裕なしな
んだよ。登山はたいてい場所が遠く、交通費がかかり、装備
もカネがかかる、そして、時間的にも短期では済まないので
宿泊関係の費用も馬鹿にならないでは自動車さえ所有する若
者が減少している中では登山する若者が少なくなるのも当然
では。

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