アップルの斬新な新商品iPadは物欲刺激まくりだ

新しモノ大好き人間にとって最近の一番の関心事は発表になった
ばかりのアップルのiPadに尽きる。まだ仕事していた頃、文章を
書く道具として重宝したのがNECの「モバイルギア」という単３
電池で動くワープロ（ほかにちまちましたアプリも付加）だった。

小さいがきちんとしたキーボード付きで、文章を書くには最高の
道具だった。しかし、造りがちゃちですぐに壊れてしまい、以来
いわゆるPDA的なものを使っていない。

ネット時代に入って、その頃（１０年ほど前）会社辞めて、PDA
みたいなものを使う必要もないし、携帯電話さえ旅行時やドライ
ブ時などちょいと電話連絡できる程度のものが欲しいというだけ
のためにこの１０年ずっといわゆるプリペイド式の携帯電話なん
で、いくら興味津々の物欲刺激まくりのiPhone（仕事していたら
即購入だろうけど）でも買う気ゼロ。

しかし、ドライブなど行くと、無線LAN環境で無料スポットがあ
ったり、宿泊した場所で無線LANが出来るようになって来たので、
最近は無線LANがWindowsのノートパソより使いやすいiBookG4
を車に積んで行くようになった。

でも、やはり２・３キロほどもあるiBookは重い。車から離れる時
はリュックに入れて持ち歩くのだが、ちょいと重すぎる。無線LAN
に繋げてネットが出来、パソコンとしてある程度のことが出来れ
ばやはり１キロ程度以下の軽いものが欲しい。しかも安いもの。

ネットブックがかなり安く機能的にも十分なのだが、どこまでも
Windows機（家でも３台のWindowsのノートパソコンを利用して
いるが、利用回数のダントツに多いのはどこまでもiBookG4で、
MacOSが好きなんだよね）であって、買う気がなかなか起きない。

しかし、今回のiPadはかなりの物欲刺激だ。まずは1kgを切る重量
に、9.7インチで、全体が雑誌よりも少し小さいくらいの大きさ、
わずか680gの軽さと13.4mmの薄さ。そして、1024x768の画面
解像度のIPS液晶。Wi-Fiでのインターネット利用で最長10時間駆
動とかなり魅力的な仕様だ。

ただ、MacOSではなく、パソコンとは言えない電子家電みたいな
もので、USB接続も直接出来ないようだし、マルチタスクでもない
ようで、かなり割り切った造り。そこが納得できるかどうかが分
かれ目。超軽量なパソコンとして欲しければやはりネットブック
のほうが使いやすいだろうが、デザイン的には見れば見るほど欲
しくなるものでウーン悩むね。