ようやく4月気分の暖かさに。散歩がてら新規購入のコシナMF100ミリF3・5マクロレンズの試写へ
東京も今日はようやく4月の雰囲気を感じる暖かさに。昨
日は4月とはとても思えない寒さで、近所の桜でも撮影に
行こうかと思っていたのも取り止め、ベッドからもなかな
か出る気にならずに午後3時頃まで爆睡。起床しても脊柱
管狭窄症からの腰の痛みや脚の痺れでパソコン見る気も起
きず、起きてすぐに燗酒チビチビやりながら録画してあっ
たオペラや映画をぼけっと鑑賞。
酒飲み過ぎたのかウトウトしながらそのまま深夜になって
就寝。今日は朝方目覚めると寒さもあまり感じないわで、
昼飯の後、ちょいと桜など見に散歩へ。
午前中に宅配便で新しいレンズが配達されて来ていたので
その試写も兼ねて近所の西新井大師などをブラブラ。
今日配達されて来たのは、コシナの100ミリF3.5マクロ
というマニュアルフォーカスレンズ。すでに製造されてい
ないものなので、ヤフーオークションで落札したものだが、
地方のカメラ店でのデッドストックのようで完全な新品。
しかし、値段は4000円ちょっと。送料入れても500
0円弱だ。
マクロレンズは50ミリ前後のものをニコンの古いマニュ
アルフォーカスレンズ、ペンタックス用のシグマのAFレン
ズを利用しているのだが、撮影位置が対象物から少しでも
離せる(ワーキングディスタンスを稼げるってことね)1
00ミリ前後のマクロレンズが一本欲しかった。しかし、
50ミリマクロほど使用頻度があるとは思えないのだが、
評判の良いタムロンの90ミリでも35000円前後、純
正だとニコンで8万円ほどと馬鹿高い。
マクロレンズはマニュアルフォーカスレンズでもまったく
問題ないので、そうなると、コシナが製造しているマクロ
プラナー100ミリF2なんてのが憧れの存在だが、安くて
15万円ほどだからもう高嶺の花そのものだ。しかも、そ
のマクロプラナーは最近のマクロレンズが等倍なのにハー
フだからよけいに割高だ。
てなわけで、安い100ミリマクロレンズとなると、もう
製造はされていないコシナの激安マクロ100ミリF3.5と
いうのがほぼ唯一の存在。マクロプラナーを作っているコ
シナ製だし、マクロプラナーと同じハーフマクロだしで、
貧乏人のマクロプラナーって訳だ。
しかも、新品で5000円弱とマクロプラナーの30分の
1の超激安。
どんなレンズかと不安もあったのだが、配達されて来たレ
ンズはやはり値段なり安っぽさだ。今回のマウントはキヤ
ノンFD仕様。一番欲しかったのはペンタックスKマウント、
次に欲しかったのはニコンFマウントだが、まあ良いかと
落札。
キヤノンFDマウントレンズはキヤノンのマニュアルフォ
ーカスカメラを持っていないので、パナソニックのG1で
レンズアダプターを介しての利用となる。100ミリは
200ミリ相当となるので手持ち撮影はちょいと厳しい。
レンズ本体は実に安っぽいプラスチック丸出しのマウン
ト面もプラスチックのいかにも安物風情。しかし、フォ
ーカスリングも意外にしっとりとしっかりしているし、
何より200グラムちょいと凄く軽いのが良い。
パナソニックG1にアダプター経由で装着しても実に軽い。
ピント合わせも実にしやすい。G1のメリットであるマニ
ュアルフォーカス時の拡大ピント合わせも必要ないぐらい
に見やすい。
しかも、このレンズにはハーフから等倍撮影用にフィル
ターサイズ49ミリのクローズアップレンズが付属して
いるのだ。これだけでも単体で買えば2〜3000円は
するからなんともお買い得。しかも、このクローズアッ
プレンズはペンタックス用の49ミリのフィルターサイ
ズのレンズなどにはそのまま利用できるから一石二鳥。
というわけで、散歩がてらの試写をして来たのだが、意
外に風が強くてマクロ撮影にはキツかった。しかも、一
脚や三脚も持って行かなかったので、100ミリマクロ
(実質的には200ミリマクロ)にはどちらかが必須な
のが良く分かった。50ミリマクロレンズならまだ手持
ち撮影はかなりいけるのだが。
試写してみて、軽くて扱いやすいし、撮影画像もボケも
きれいだし、色もよく出ているし、これで十分じゃない
かの気分。5000円でこれだけ撮影できれば御の字だ。
ニコンFマウントとペンタックスKマウントのものも欲し
くなって来た。ニコンとペンタックスではデジイチで使
用出来るので実質150ミリなのでより使いやすいしね。
ヤフーオークションでじっくり探さなくちゃね。
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コメント
はじめまして、いつも歯切れのいい物言いに感心したり爆笑したりしつつ愛読させていただいてます(自民クサレ党、アホのアベ、etc.)。
コシナ100/3.5は値段を超越した良いレンズだと思います。
かつてタムロンSP90/2.8その他と撮り比べたのですが、ボケの美しさやピント部のシャープさは高いレンズに全然引けを取ってませんね。
新品で売っていた時代でも実売で17,000円くらいでした。
気に入ってる人が多いのかオークションにもあまり出てないですね。
再販してほしいレンズの一つです。
投稿: iwashinoatama | 2010年4月 7日 (水) 04時13分
iwashinoatamaさん、コメントどうも。メールから見ると
同じニフティのようで、ブログは書かれていないのですか。
マクロレンズは30年以上前に買ったニコンの非Aiの55ミリ
F3.5をずっと愛用していて、D40でも愛用中です。
ペンタックス用ではシグマのAFの50ミリF2.8をペンタックス
のデジイチを買ってから購入しましたが、等倍マクロで写りも
良く(しかも、2万円ちょっとと新品でも安かった)お気に入
りです。ただ、もう少しワーキングディスタンスが欲しくて
100ミリ前後のマクロがあればと。タムロンでも良いのですが、
たまたまヤフーオークション見ていたら、このコシナが出ていて、
しかも新品(デッドストックでしょうが)で、送料込みで500
0円弱ってことで落札です。見かけはいかにもですが、ヘリコイド
の動きも意外に滑らかで、試写してみたら、思いのほかの画像で、
100ミリマクロはこれで良いじゃんです。ペンタックス用に
もぜひもう1本欲しいぐらいですね。
投稿: kabumasa | 2010年4月 7日 (水) 16時43分
kabumasa 様、どうもです。
今のところブログは着手していません。
そのうち写真やら山登りやら、趣味をテーマでやりたいとは思ってます。
レンズ趣味も結構被ってますね。
自分はニコンとペンタ、ミノルタ(SRとα)使いでして、今はペンタのK10Dがメインです。
Ai55/2.8に、シグマの50/2.8も使いますが、昔は各社のラインナップに必ず入っていた50/3.5マクロも、安くて手軽なので好きです。
コシナの100/3.5はスクリューマウントのを買ってペンタとミノルタで使い回してます。
銀塩時代は50/1.4に接写フィルター、広角35ミリという最小限の装備で旅行してました。
高いレンズを少数買うより、安いお手軽なのを取っ替え引っ替えが性に合っているみたいです。
投稿: iwashinoatama | 2010年4月 7日 (水) 18時27分