マイクロフォーサーズカメラのレンズアダプター利用のマニュアルレンズ遊びも深みに嵌まり、L３９マウントレンズ使いたくてソ連製カメラとレンズに手を出してしまった

１年ちょっと前にパナソニックのレンズ交換一眼カメラG1を買って
以来、レンズアダプターを使用して古いマニュアルレンズ遊びを楽
しんでいる。

そのために、購入したレンズアダプターはニコンF、ペンタックスK、
キヤノンFD用の３個で、欲しいマニュアルレンズ（ニコンF2、ニコ
マートFT2を３０年以上使用していたのでニコン用は数本持っていた
が）をヤフーオークションで落札して来た。ペンタックス、キヤノン
は８０年代にAFカメラを２台ずつ買っていたのでAFレンズは持って
いたのだが、マニュアルレンズはゼロ。まあ、ペンタックスはデジ
タル一眼レフでも使用できる（それでもKマウントマニュアルレン
ズが欲しい）のだが、マウントが完全に互換性ゼロのキヤノンはFD
レンズがゼロなのですべてこれまでにヤフオクで落札。これまでに
すでに８本を落札した。

マイクロフォーサーズカメラ（G1を２台、オリンパスE-P1を現在所
有）でのマニュアルレンズ遊びは焦点距離が２倍にはなるのだが、ピ
ント合わせは実にやりやすくて楽しく、マクロレンズ使用など最高だ。

もとからモノ好きなので、このアダプター利用のマニュアルレンズ遊
びでライカカメラマウントのL39マウントのレンズをカメラ店で見て
からその小ささに物欲刺激されて（マイクロフォーサーズカメラに付
けるとアダプタ含みでも実に可愛い）しまい、とりあえずどういうも
のなのか実地に使用してみたくなり、ヤフオクでL39マウントレンズ
で安いのを1本獲得してみることにした。

そこで、いろいろ検討してみたら、ロシア（というよりソ連時代の）
のレンズが安いわりに写りが意外に良いとの情報が。そこで、現在は
フィルムカメラではニコンの２台もとうの昔に売却してしまい、現在
所有は馬鹿高い電池使用のペンタックス２台とキヤノン1台のAF一眼
レフのみなので、1台ぐらい機械式（電池など一切不要のすべてマニ
ュアルの）のフィルムカメラがあっても良いかと（これまで一眼レフ
はかなりの数所有して来たが、レンズ交換式レンジファインダーカメ
ラは所有経験なしもあり）ソ連製のレンズ付きレンジファインダーカ
メラを物色。

で、FED2なるものが良いんではないかと、５０ミリF2.8レンズ付き
で送料込みで８０００円弱のものを落札。やって来たのものは、いか
にもソ連って感じの質実剛健そのもののカメラ。高速シャッターは
５００分の1まででスローシャッターもなし。ピント合わせは思って
いた以上にやりやすい。セルフタイマーもフラッシュ機能も無事機能
し、フィルム装填方法、シャッターチャージ方法、巻き戻し法なども
弄っているうちにわかった。レンズも外装も奇麗で、レンズも５０年
前のモノとは思えないほどクモリもチリもなし。そして、カメラ本体
のゴツさに比して、レンズの小さくて可愛いこと。G1やE-P1に実に
ピッタリだ。コントラストが薄いようだが、懐かしい感じの色合いに
写る（まだG1で撮影しただけ。フィルム買って来なきゃ）感じでカ
メラ本体と合わせて８０００円は楽しむ分には安いかも。これでライ
カの使い方もやっと分ったって訳だ。L39マウントではコシナがフォ
クトレンダーブランドで広角系を発売しており、なんだか欲しくなっ
て来た今日この頃ってとこだ。