東証一部に上場継続していたのが摩訶不思議すぎる「山水電気」がとうとう倒産、上場廃止へ
株式売買を長年していてもっとも不思議だったのが、山水電気
が東証一部にずっと上場され続けてきたこと。ピュアオーディ
オ用のプリメインアンプとして30年近くその山水電気の90
7シリーズの一台を使って来ているので、サンスイのブランド
には愛着いっぱいなのだが、現状の山水電気はかつての山水電
気とは別物だ。なにしろ現在の社員数がたったの5人で、かつ
て販売の製品修理などをするだけで年間売上高1500万円と
かだ。そのほとんど個人営業みたいなモノが一部上場の不思議。
ジャスダックなどの新興企業市場でもそんな企業はない。
なのだが、その山水電気がとうとう倒産、上場廃止が決まった。
時事通信の記事で見ると
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山水電気が経営破綻=老舗音響機器メーカー
老舗音響機器メーカーの山水電気は2日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、経営破綻した。業績不振に加え、支援を受けていた香港系企業が事実上倒産したため、資金繰りが行き詰まった。負債総額は昨年12月末時点で約2億4765万円。東証は山水株式の上場を5月3日で廃止する。(2012/04/02-17:59)
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そんなウルトラ超ボロ企業なんだが、発行株式数が13億6千万超
もあり、最近でも一日の売買数が数百万株もあるなんとも摩訶不思
議な銘柄。まあ、遊びの売買で、そんな売買してどこが面白いって
ことなんだが、今日の株価は1円。新興市場から東証や大証の2部、
さらには1部に上場して行くだけでもいろいろとうるさいクリアす
るべき基準があるのに、一部に上場してしまえばどんなボロでも上
場廃止になかなかできない東証のアホくささ。まあ、財務省辺りの
天下りが幹部で無駄飯貪っている組織だけはあるが。
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