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2014年2月 7日 (金)

亡くなったアバドを偲んでいたら、自称作曲家「佐村河内守」の詐欺事件狂騒。アホのアベシンゾーが国会答弁で「安倍政権打倒が朝日新聞の社是」と文字通りのクソ馬鹿曝し

クラシック音楽好きとして、先月亡くなったクラウディオ・アバドを
偲んでこのところアバド指揮のCDやビデオばかり聴いたり観たりして
いた。特別に好きな指揮者という訳でもないが,60年代半ばからク
ラシック音楽を聴き始めたころ颯爽と登場したアバドには新しい時代
を感じたものだった。

アバド指揮ものでとりわけ好みがオペラで,今回もCDではカルメン、
シモン・ボッカネグラなどを聴いたが,やはりオペラはビデオってこ
とで,所有のアバド指揮ものでは5作品があり、全てを鑑賞してアバ
ドを偲んでいた。

その作品はアバド以上のものはないだろうって言う「セビリアの理髪
師」「チェネレントラ」のほかは、ウィーンフィルとの「ローエング
リン」「エレクトラ」「ヴォツェック」で、イタリア人とは思えない
ほどレパートリーの広かった(ロシアモノも得意なんだよね)アバド
の凄さをいまさらに堪能できた。

さらにたまたま知ったのだが、ベルリンフィルデジタルというサイト
で追悼でアバドのライブを17本無料公開していたので,立て続けに
視聴していた。しかし、のんびり見ていたので,ベートーヴェン交響
曲全集もあったのに残念ながらそこまで行かないうちに1月末で無料
公開が終了してしまった。

アバドのオペラビデオを見ている時に入って来たニュースがなんとも
トンデモな事件で、NHKが特集までして大宣伝していたらしいツンボ
の自称作曲家が作曲を全く別人が書いたものを自作と偽っていたアホ
極まる事件。クラシック音楽大好きな自分なんだが,実はその自称作
曲家の名前さえ事件発覚までまったく知らなかった。で、「それ何や
?」というしかなかった。

というわけで、時事通信の記事で

 

◆◆◆◆◆◆◆

佐村河内さん楽曲は別人作=番組制作のNHKも謝罪−ソチ五輪高橋選手が使用

 両耳が聞こえない作曲家として知られ、CDがクラシック曲としては異例の売り上げを記録している佐村河内守さん(50)の「交響曲第1番 HIROSHIMA」などが、別の作曲家によって作られていたことが5日、分かった。特集番組などを制作したNHKも同日朝のニュースで「本人が作曲していないことに気付けなかった」とおわびした。

 代理人弁護士によると、十数年前から楽曲の記譜行為は特定の別の人物が行うようになっていた。具体的には、佐村河内さんが提案した楽曲構成、イメージをその人物に具現化してもらう形。佐村河内さんは「ファンの方々を裏切り、関係者の方々を失望させたことについては、決して言い訳のできないこと」と反省しているという。

 佐村河内さんは広島市生まれの被爆2世。4歳でピアノを始め、作曲は独学で対位法や管弦楽法などを習得。35歳で聴力を完全に失ってからも、耳鳴りなどの体調不良と闘いながら、絶対音感を頼りに作曲を続けているとされた。

 2008年初演の「交響曲第1番 HIROSHIMA」が東日本大震災後、“希望のシンフォニー”として注目された他、被災地の少女のために作曲した「ピアノのためのレクイエム」などがある。ソチ冬季五輪でフィギュアスケートの高橋大輔選手がショートプログラムに使う楽曲「ヴァイオリンのためのソナチネ」も本人作ではないとみられる。 

 佐村河内さんは昨年12月、時事通信社の取材に対して「耳が聞こえなくなってからは外の音に頼らずに内側から音を生み出さねばならず、とてもつらいし時間がかかる。それでも、耳鳴りのはざまから降りてくる楽想が、自分にとって真実の音だと信じている」と話していた。(2014/02/05-12:00)

◆◆◆◆◆◆◆

ということらしい。それにしてもどこからどこまでが名字で名前な
んや?そして読み方はって訳だが,作曲していたゴーストさんが6
日に会見したようで,それらも含めると基本的にはこの自称作
曲家ってのは詐欺師でしかないじゃんってことやな。

しかもツンボも本当かどうか判らない訳で,NHKなんかは大特集番
組(なんとフリーディレクターにお任せの、極右のゴロツキが経営
委員に居座るイエロー放送局らしいアホらしい限りのいい加減さ)
で詐欺の手先やってんだからどうしようもない。

広島原爆なんてのが絡むと音楽の中身関係なくころっといわゆる専
門家も騙されるようで,発売当時にレコード芸術ではあの宇野コー
ホー大先生も褒めていたとか。この広島原爆に関する音楽と言うと、
ペンデレツキの「広島に捧げる何チャラ哀歌」とか言う曲があるん
だが,これもトーンクラスターのどうでもいい前衛気取りのクソ音
楽なんだが、広島何チャラとタイトル替えただけで超有名になって
しまった前例もある訳で。

さらに、ほんまにクラシック音楽が好きなのかどうかさっぱり疑問
な斜に構えたアホな評論まがいを山のように書き散らしている慶応
の教員らしい、許光俊なんてのは、「このオッサン頭大丈夫か?」
と思うような大絶賛記事をHMVのサイトに書いていて,あまりのア
ホぶりに失笑もんです。これまでこのオッサンの書いたアホな音楽
評論読めば、まあこの程度のオッサンって判るんだが、恥ずかしく
てこれからクラシック音楽評論なんて出来るのかいな。で、そのア
ホな評論だが

 

◆◆◆◆◆◆◆

「世界で一番苦しみに満ちた交響曲」

         

Tuesday, November 6th 2007

連載 許光俊の言いたい放題 第128回

「世界で一番苦しみに満ちた交響曲」

 もっとも悲劇的な、苦渋に満ちた交響曲を書いた人は誰か? 耳が聞こえず孤独に悩んだベートーヴェンだろうか。ペシミストだったチャイコフスキーか。それとも、妻のことで悩んだマーラーか。死の不安に怯えていたショスタコーヴィチか。あるいは・・・。

 もちろん世界中に存在するすべての交響曲を聴いたわけではないが、知っている範囲でよいというなら、私の答は決まっている。佐村河内守(さむらごうち まもる)の交響曲第1番である。

 ブルックナーやマーラーにも負けない楽器編成と長さの大曲だが、その大部分は、終わりのない、出口の見えない苦しみのトンネルに投げ込まれたかのような気持にさせる音楽だ。聴く者を押しつぶすかのようなあまりにも暴力的な音楽が延々と続く。これに比べれば、ショスタコーヴィチですら軽く感じられるかもしれないというほどだ。

 ようやく最後のほうになって、苦しみからの解放という感じで、明るく転じる。が、その明るさは、勝利とか克服といったものではない。思いがけないことに、子供の微笑のような音楽なのだ。

 いったい、こんなにも深刻な曲を書いた佐村河内とはどういう作曲家か。彼は1963年広島に生まれている。早くから作曲家を志したが、楽壇のややこしい人間関係などに巻き込まれることをよしとせず、独学の道を選んだ。それゆえ、なかなか仕事に恵まれなかったが、ある時期から映画、テレビ、ゲームなどの音楽を書いて徐々に知られるようになってきた。なんと、一時はロックバンドで売り出されそうになったというから、一風変わった経歴と言えるだろう。

(あともダラダラと戯言が続くのだが,あまりのアホ文章なんで、後略。読みたい人はHMVサイトへ) 

(きょみつとし 音楽評論家、慶応大学教授)

◆◆◆◆◆◆◆

このオッサンほんまはクラシック音楽なんてそれほど判ってないんだ
ろうな。ショスタコーヴィッチさえ凌駕する音楽とまで書いてしまっ
て恥ずかしすぎるぜ。

さらにネットを徘徊してみると、五木寛之は「ヒロシマは過去の歴史
ではない。 二度と過ちをくり返さないと誓った私たちは、いま現在、
ふたたびの悲劇をくり返している。 佐村河内守さんの交響曲第一番
《HIROSHIMA》は、戦後の最高の鎮魂曲であり、未来への予感をは
らんだ交響曲である。これは日本の音楽界が世界に発信する魂の交響
曲なのだ」とまで絶賛したんだってさ。まあ、どうでもいいや。

ところで、NHKの会長に三井物産の幹部だったらしい大馬鹿野郎、経
営委員に自称作家の百田というのやら自称学者の長谷川とか言うババ
アなどどいつもこいつも極右のゴロツキばかりを送り込んでNHKを支
配して独裁者気取りのアホのアベシンゾーだが、5日の国会審議で、
メディアの多くが特定秘密保護法への反対論を展開していることに強
い不快感を示したり、、朝日新聞の社名を挙げて「安倍政権打倒が朝
日の社是だと(聞いた)。そういう新聞だと思って読んでいる」とま
で場を弁えない,まさに馬鹿の象徴であることを白状するような戯言
吐いたそうで,ほんま絶望的なまさにクソだわ。

その答弁で,このクソ馬鹿シンゾーは「飛んでいく(米海兵隊の新型
輸送機)オスプレイを写メールで撮り、友人に送ったら懲役5年とい
う議論もあった」と指摘。「実際に誰かやって、そうなるか確かめて
みたらいい。全くそんなことは起きない。言った人は責任を取ってい
ただきたい」とこれまたアホ晒しの大馬鹿でしかない不満を爆発させ
たとか言うんだが,それならクソ馬鹿のお前こそテメエの発言に徹底
的に責任を取らんかい。そのひとつ、年金は完全に解決するとかの発
言などどう責任を取ったんだよ,クソ垂れ流しのクソ野郎が。

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受信: 2014年2月 7日 (金) 22時39分

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