冤罪事件の悲惨さ，人間破壊の虚しさが象徴的な袴田事件再審開始決定。警察、検察，裁判所の冤罪惹起体質は現在もかわりなしと言うか、小沢魔女狩りなど見るとむしろ悪化かも

冤罪事件の悲惨さ，人間破壊はその犠牲になった人間にとって
は人生は全て過去に消え去って行ったのみで、冤罪が判明して
も何の快復も出来ず虚しさが漂うばかり。しかし、その冤罪を
創り出した警察、検察，裁判所の関係者には一切冤罪惹起の責
任もないお気楽世界というより，むしろ冤罪になる事件は大き
く話題になったモノが多い訳で，その冤罪惹起の張本人である
警察、検察，裁判所の関係者などはむしろ出世街道歩んだじゃ
ないだろうか。そいつらに人生破壊された人間は一生を地獄で
生きたんだが。

そんな冤罪の究極の虚しさを感じるのが袴田事件で再審開始が
決定したことだろう。３０歳頃に逮捕されてから48年、死刑
確定してからも３４年ほど。これほどの悲劇はない。しかし，
この悲劇は誰にも降り掛かる可能性はあるのだ。科学捜査が進
んだ現在も警察，検察の捜査・取り調べの秘密性や恣意性、自
白偏重主義の拷問的勾留など少しも改まってはいないしね。

それどころか，起訴を自由に決定できる検察官の恣意性，傲
慢性，無謬性過信など冤罪惹起の要因がたっぷりだ。今回の
再審決定も証拠捏造的なものがあるとのことだが，その当の
検察はやはり即時抗告をするんだろう。なにしろ検察の判断
に誤りはないっていうのがコイツラの妄想だ。そもそもこう
いう再審に検察の即時抗告やることができる方が不思議と思
うのだが。

まあ、全く問題ない事案で自分たちの官僚組織が破壊されて
しまう恐怖だけでヤクザ仲間の自民クサレ党などの政治屋と
つるんで冤罪で政治家殺しを図った小沢一郎魔女狩りなんて
のも冤罪事件の典型だよな。なにしろ捏造偽造された捜査報
告書なんかをもとに検察の操り組織検察審査会を利用して，
強制起訴して日本政治の方向を間違った方向に持って行って
しまった凶悪犯罪を検察が強行したんだが，結局、小沢一郎
魔女狩りのやられ損だけで終わり，司法の犯罪者たちにおと
がめなしだからな。まあ，日本は冤罪作り放題ってことだ。

その反面に権力（つまりは究極財務、司法官僚どもだ）に迎
合するお仲間には大アマな訳で，冤罪とは極北の犯罪自体を
スルーしたりするわけだ。　

その象徴みたいなのが，自民クサレ党でも一部の売国派閥の
政治屋だけはどれほど疑惑があっても一切捜査にもならない
とかね。

小沢一郎魔女狩りであれほどしつこく裁判にまで持っていた
くせに，傲慢チビイノセの場合は本人が金の違法性を認めて
いるのになんと略式起訴だ。何の問題もなく、本人たちも否
定していたのに裁判にしてしまった（まあそれ自体が狙いで
目的だったんだろうね。無罪になろうがどうでも良い、裁判
中は政治活動が規制されてしまう）小沢関連とはあまりに違
う。あまりに判りやすいゴロツキ組織検察だ。

それは渡辺喜実の８億円問題でも噴出だろうね。政治資金規
正法、公選法違反、さらには詐欺罪にも発展しそうな事件だ
が，マスゴミの騒ぎかた見ても自明のように小沢魔女狩りみ
たいな熱気はない。モヒカンワタナベなんて所詮は自民クサ
レ党の金魚のフンでしかないしね。検察も仲間と思っている
んじゃないか。