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2015年7月 7日 (火)

AWAなどに続き「AppleMusic」がスタートしたが、NHK「クローズアップ現代」がその音楽のストリーミングサービスを特集。いよいよストリーミングサービスも一気に一般化するかな

今日のNHK「クローズアップ現代」では「縮小つづける音楽市場:配信ビジネスは何を変える」と題して、音楽のネットでのストリーミングサービスを特集していた。お年寄りやパソコン苦手の人はチンプンカンプンの内容だったんじゃないかな。

それによると、1998年がCD販売が最高で6000億円ほどになったが、最近は2000億円を切って3分の一以下になってしまっているそうだ。そして音楽を聴く主流はネットでのストリーミング配信となり、CDやLPレコードなどのパッケージ商品ではなく、単なるデータをスマートフォンやパソコンなどに取り込んで聴くやり方になっている訳だ。

このストリーミングサービスは以前から細々とはあった訳だが、「AWA」さらには「LINE MUSIC」が立て続けに発表されて、先日はついに横綱格のAppleが6月11日に「Apple Music」を発表して、音楽のストリーミングサービスが一般化の見通しとなった。それぞれ1ヶ月に1000円程度の料金ですべての登録されている音楽が聴き放題になるサービスだ。Appleの登録曲はスタート時点で3000万曲と膨大で、スマートフォン以外にパソコンでももちろん聴けるので、これまでのパッケージソフトを買って音楽を聴くスタイルから一変するのだ。CDショップやCDレンタルなどにはますます厳しい状況になるんじゃないかな。

そういう音楽状況を早速NHKが特集した訳で、これはAppleMusicが一気に拡散するだろうね。パソコン情報をネットで見るのが好きなんだが、最近のApple関係のブログなどの記事はMacBookの話題が多かったが、このところこのAppleMusicが一気に多くなっていて、本格サービス開始までの3ヶ月間ほど無料でサービスが利用できるってんで、とにかく登録して利用中なんてブログ記事がいっぱい出ている。ストリーミングサービスなので聴くにはネットにつながっている必要がある訳で、スマートフォンでは通信料金もかかるんだが、無料期間中でもデータをダウンロードできるようで、通信料金がかからないオフラインで聴ける(もちろん有料の本格サービスが始まればダウンロードした音楽は当然に聴けない)ようなので、音楽好きにはたまらないだろうね。

若い頃にこんなサービスがあったら速攻で利用しただろう。ただ、現時点ではまったく興味なし。レコードを買い始めたのは1964年の中学生の頃からだが、大好きなクラシックやジャズのレコード買う場合には、音楽雑誌などを熱心に読んで、どれにするか何日間も考えて、レコード店でそれでも迷い悩みながらようやく貯めた小遣いで買ったもので、家に帰り、プレーヤに乗せるまでのワクワク感がまた楽しかったんだよね。なにしろ60年代でもレコードは1枚2000円前後はしたから当時の物価基準では相当な贅沢品だったからね。LPレコードなんてホコリをきれいに取ったり、レーベルに指紋がつかないようになど貴重品のように扱っていた。そして、お気に入りのジャケットは本棚に立てかけたり、壁にかけたり一種のアート扱いしていたものだ。

それが80年代はじめのCDの登場で、ジャケットの楽しみもなくなったし、ホコリを取り、針圧を調整してなどの音楽を聴く時の楽しい手続き儀式(そんなマニアックな楽しみを味わうために今でも頻繁にLPで音楽を聴いているけどね)もする必要がなくなり、ちょっとマニアックな楽しみもなくなった。しかし、CDも価格は高かったので、そうバンバン買える訳でなく、買った音楽はレコードほどではないが、一枚一枚愛聴したものだ。ストリーミングサービスになるとそんな楽しみもなくなるんだね。聴き放題で手当り次第につまみ食い的に聴くってなんだか完全な消耗品的で、もう趣味の世界じゃないんだね。まあ、オーディオ自体も死語になりそうだ。

というわけで、自分的にはまったくストリーミングサービスには興味なし。好きな音楽がクラシックと50年代ジャズが中心だからってのもある。いずれもやはりジャケット写真のあるパッケージがないと面白くも何ともないからね。昔、音楽に絡む仕事をしていたこともあって、自分で買ったLPレコード、CDもかなりの枚数持っているのだが、見本盤として手に入れたCD(その多くは知人などにどんどん進呈しているのだが)が今でも数千枚あるので、ストリーミングサービスがまったく必要ないってのもあるけどね。その所有するCDも1000枚弱をMp3ファイルにエンコードしてパソコンやDAPで聴いているんだけどね。それで、聴きたい音楽はほぼ網羅状態になっているかな。

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