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2024年12月17日 (火)

20年の猪苗代湖での親子3人死傷事故での仙台高裁控訴審でなんと無罪判決。こんな判決では、映画「完全なる報復」のような事があっても納得してしまう気分だ

ネットで通信社の記事を流し読みしていたら、福島県会津若松市の猪苗代湖で2020年に、遊泳中の家族に操縦していた大型プレジャーボートで、親子ら3人を死傷させたとして業務上過失致死傷罪に問われた元会社役員佐藤剛被告(47)の控訴審判決が仙台高裁で16日にあり、渡辺英敬裁判長は「被告に過失を認めることはできない」として、禁錮2年とした一審福島地裁判決を破棄して、無罪を言い渡した=なんて記事があった。

 

 

事故はボートで家族らを巻き込み、8歳男子が体切断で死亡、母親は両足切断だ。判決では「安全を確認しながら航行したとしても、事故が回避できなかった可能性がある」と結論付けたようで、そういう思考なら自動車の交通事故などでの前方注意義務違反なんて成立せずにすべて無罪みたいなもんやな。

 

 

なんだか、被害者たちが遊泳禁止区域にいたのが無罪の一因にもなっているようなんだが、それじゃ、道路での自動車事故で横断歩道以外にいた人間を轢き殺して、ひき逃げしても「前方を注意したからといって、確実に被害者を発見することができたとはいえない」ってことで無罪みたいなもんやな。それにしても、被害者たちは子供と女性なのに、どうして沖合に浮遊していたのか、危険すぎるよな。感情論では許しがたい判決だが、なかなかシビアな状況やね。

 

 

ところで、2009年の映画にジェラルド・バトラー主演の「完全なる報復」というのがあったんだが、その映画の主人公の気持ちがわかる裁判やね、映画は、愛する妻子を強盗により惨殺された主人公が、司法取引により犯人が極刑を免れたことへの怒りを爆発させ、2人の犯人、裁判官、弁護士、検察関係者などに凄まじい復讐をしていくサスペンス。

 

 

その復讐には理不尽な司法制度への怒りがあるのだ。今回の判決なんてのも、状況はまったく違うものの、この映画のような報復があっても許されてしまうような気分やな。まあ、映画の中のフィクションだし、日本だとなおそらあり得ないのだが。映画では、数年の軽い禁錮刑で済んでいた強盗主犯は、10年後に主人公により薬で全身麻痺にされ、意識は完全に覚醒している状態で徐々に激痛を感じながら完璧までに全身がバラバラに惨殺されていくんだが、ボートにより体を切断された男の子に対比する報復としては映画並みの復讐があっても納得できてしまうような判決やな。その復讐が裁判官、弁護士に及んでもいいじゃんって気になる。他人でもこんな怒りの気分になるのに愛息を亡くした両親の気持ちは想像もつかないが。

 

 

まあ、昔から裁判官には非常識がわんさかは周知のことなんだが、クソアベシンゾー時代になってからは全く機能しなくなった検察、裁判所の劣化しまくったのを見れば、こんな判決が出るのも現状の腐りきった司法制度ではびっくりすることもないかな。

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