2008年7月10日 (木)

この蒸し暑い鬱陶しい時にぴったりのお馬鹿話題。山本モナと巨人二岡選手の不倫疑惑に笑えます

今日はニュースはどんなのがあるかなという時にはかつてなら
当然新聞朝刊を見た訳だが、ここ数年は朝刊を熱心に見ること
はあまりない。遠視で老眼てのもあって小さい活字が疲れるの
もあるし、我が家では購読料が安いこと、月刊クラシック雑誌
を無料でくれることもあって自民カルト癒着腐敗政権の宣伝狗
紙産經新聞を購読しているんだが、まあそのスタンスは良く分
かっているのでどうせ政治記事など読む前からどう言う視点で
書いているかミエミエなので面白くもないってのもある。

新聞なんてウータン福田お得意のアホスローガンエコに反する
から購読する必要もないのだが、嫁はん(パソコン弄ろうとも
しないのもあるし)が安売りチラシが必要だからというので仕
方なく購読継続しているだけ。

という訳で、ニュースチェックのまず一番はパソコンオンして、
ブラウザを立ち上げること。ブラウザ起動するとまず出て来る
ホームページがグーグルニュースって訳だ。
政治や経済などジ
ャンル別に600以上のサイトをチェックしていて主な話題ニ
ュースが一気に判る。

それで一覧をずらっと見ていたら、文化・芸能ジャンルのトップ
に山本モナと巨人二岡選手の不倫疑惑ってのがあった。今日みた
いなクソ暑い時にはこんなアホ話題がちょうど合う。山本モナっ
てのは民主党議員とツーショット写真撮られた時に始まったばか
りのTBSのほうの番組のキャスターを即下ろされた女だ。どうい
う女か知らなかったのだが、つい最近フジテレビが始めたばかり
の日曜夜10時から放送のニュースショー「サキヨミ」のキャス
ターで復帰した女だよ。たまたまその7月6日の第一回目の放送
を見たので、そのとき初めて山本モナが喋っているのを見たばか
りだった。まあどうせ自民カルト癒着腐敗政権の御用マスゴミの
先兵フジテレビのニュースショーだから期待もしていなかったが、
その通り実にくだらない糞番組だった。男のアナウンサーとその
横で何だか痴呆症的な笑顔であまり知的なシャベリもしない山本
モナふたりがキャスターだったが、男のアナもまた山本モナにお
似合いの知性ゼロ派だった。しかも出演していたコメント屋がま
た揃いも揃ってどうしようもない連中。政治関係のご意見番とし
て出演が時事通信の政治記者上がりの解説委員とからしい田崎某
とかいうこれまたまるで自民の神輿担ぎみたいな発言しかしない
鋭さゼロの奴だった。

まあ、その番組のことはどうでもいいのだが、せっかくキャスタ
ー復帰したばかりなのにまたまた前回と同じようなスキャンダル
とは山本モナって女には学習効果がアホのアベシンゾー並にまる
でないようだ。

朝日新聞ウェブにまで「モナ巨人二岡と不倫疑惑、2度目の降板
か」なんて長文記事が出るぐらいの騒ぎになっている。
こんなア
ホスキャンダルを大げさに記事にする朝日新聞ってのも何だか情
けない限りだが。でも、読むだけの立場としてはこういうアホ話
は楽しい暇つぶしで良いのだが。

それはさておき、その朝日新聞ウェブによると
…………
お騒がせキャスターの本領発揮だ。06年に細野豪志衆院議員(35)と不倫し「ニュース23」をわずか5日間で降板。痛い目を見たはずのモナが、1年9カ月ぶりにキャスター復帰した夜に歴史を繰り返した。2人の不倫現場をキャッチした10日発売の週刊誌「女性セブン」によると、モナは6日、新番組「サキヨミ」の初回放送に生出演。北海道洞爺湖サミットの現地リポートをスタジオで伝えた後、酒席をともにした二岡とラブホテルで一夜をすごしたという。
…………
てのが要旨。山本モナ本人は事務所を通じて「お酒を飲んだだけ
で、ほかには何もなかったと天に誓って申し上げます」と弁明し
ているんだとさ。

さらにスポーツ紙サイトを見てみると、釈明ファクスが送付され
て来たとかでその全文が掲載されていた。そのファクス文とは
…………
◆山本モナ 釈明ファクス全文


 日頃より皆様には大変お世話になっております。


 さて、この度女性週刊誌で報じられた記事について釈明させていただきます。記事にあるように番組終了後、新宿のなじみの店に行った事も、そこで巨人軍の二岡さんとお会いしたのも事実です。


 皆で場所を変えて飲みなおそうという話になり、二岡さんと二人でタクシーに乗りました。バーで一緒だった二岡さんの知人の方達も一緒に移動するものと思っていましたので、とても戸惑いました。又、勢いでキスを迫られたりもしましたし、記事で書かれている様な肩を寄せ合う雰囲気ではまったくありませんでした。二岡さんは相当酔っていらっしゃった様なので、二岡さんの自宅方面の目黒に、向かってもらいました。その車中、二人で飲みなおそうと言われましたが、適当な場所が見当たらず、タクシーが着いたのが五反田のホテルの前でした。二岡さんに何度もホテルで飲みなおそうと言われ、お断りしましたが、路上で揉めるのも目立つと思いやむなく入りました。


 そこでは、本当にお酒を飲んだだけで、他には何もなかったと天に誓って申し上げます。

 しばらくして、私は二岡さんを残して先に出ました。


 しかしながら常識的に考えても、世間から不適切な関係という誤解を招く場所に入ったことは事実であり、軽率な行動であったと深く反省しております。今回このようなことで、多くの関係者の皆様に多大なご迷惑をお掛けしたことを心からお詫び申し上げます。また、今後このようなことが無いよう悔い改めたいと思います。
…………
なんだとか。どこか別の場所で飲み直そうとタクシー乗って、
「適当な場所が見当たらず、タクシーが着いたのが五反田のホ
テルの前でした」ってね、行き先言わなきゃタクシーは五反田
のホテルへ行かないぜ。しかもラブホテルで飲み直ししような
んてことには普通ならないわな。意思さえあればホテルに入ら
なければ良いだけだろう。しかも二岡(野球最近まったく興味
ないので二岡選手がまるで判らない)ってのがタクシーの中で
キスしようとしたんだろう。それでホテルだから二岡選手の狙
いは大人の女なら理解出来るだろう。「何もなかったと天に誓
って申し上げます」って、ほんまにオモロい女や。吉本辺りの
売れない芸人級だよ。この知性ぶりじゃニュースショーのキャ
スターやらせるのはアホのアベシンゾーやウータン福田に首相
やらせるのと同程度に危ない。フジテレビもいくらバラエティ
ニュースショーでもこの女を使って行くわけにはいかないだろ
うな。それにしても、始まったばかりのキャスターの椅子を即
座に首になる可能性大のことをしてしまうってのは相当脳細胞
の一部が切れているんだろうな。それともマスゴミのエサにな
るのがよほど趣味なのかな。

それよりも大変なのは二岡だよな。離婚訴訟されたら完璧に負
けで、高給巨人の選手だし莫大な慰謝料とられるな。
Asahicom_20080710

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2008年7月 8日 (火)

午後5時前に奄美で震度5弱の地震。被害はなかったようだが、いつも通りNHKが地元役場の邪魔をするグダグダ電話インタビューを垂れ流すアホ露呈

午後4時42分頃奄美を中心に地震があったようだ。奄美南部で震
度5弱で、それほど大きなものでなく被害はないようだ。こういう
地震があると、政府広報放送局NHKがまたまたアホな報道をやって
いる。

この馬鹿放送局のいつものことだが、地震発生の地元の役場は被害
状況の把握などでてんやわんやの大騒ぎなんだが、そんなことは唯
我独尊のNHKにはどうでも良いようで、毎度ニュース枠の中でニュ
ース読みアナウンサーが地元の役場で被害状況掌握で一番多忙だろ
う総務課に電話でグダグダと質問を繰り返す。今回も午後5時前の
臨時ニュース枠で聞いているだけでイライラするような電話インタ
ビューを垂れ流していた。

質問しているようなことは日本中に職員を配置していて暇持て余し
ている奴らがいっぱいいるNHKの職員が報告すれば判るようなこと
ばかりを繰り返し質問する。被害状況が酷いときなど対応している
役場職員がイライラしている雰囲気がミエミエだ。なのにアホのア
ベシンゾーかウータン福田並にKY馬鹿のアナウンサーはその状況
判断も出来ない馬鹿ぶりだ。

いい加減NHKも含めて、放送局は被災地地元の役場に電話してグダ
グダ電話インタビューと言うアホは止めろよ。電話で聞いているよ
うなことは役場や警察が発表することで十分だ。役場の職員はお前
らの放送のために働いている訳じゃない。災害時は地元民の被災状
況確認と救助が一番の任務なんだよ、それをお前らの番組作りのた
めに利用するんじゃない。

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2008年6月15日 (日)

岩手・宮城地震の当日の地震報道でまるで役立たなかった“みなさまの”NHK

昨日発生した岩手・宮城地震では死者・行方不明者がかなりの
人数になっている。シナの地震の死者と比べても何の意味もな
い。シナ地震での死者と比較して見れば極小だが、発生地帯が
そもそも違うし、耐震など考えてもいないで腐敗役人の汚職で
手抜き工事だらけの小学校などのあるシナとは訳が違う。

江戸時代からの歴史のある駒の湯温泉が一瞬のうちに壊滅した
り、山が消滅したかのように陥没した惨状などあののどかな田
園地帯としてはかなり大きな被害と言える。地域の足となって
いる国道398号線などがズタズタに寸断されているのなどど
れほどの期間復旧までに時間がかかることか。

温泉好きなので、とりわけ好きな温泉が多い栗駒山周辺なので
今回の地震はよけいに気になった。あの温泉地は大丈夫なのだ
ろうかとかテレビニュースやネット情報を昨日は見ていたが、
マスゴミには細かい情報は皆無だった。

昼過ぎに起床して、ようやく地震発生に気がついたぐらいなの
で、テレビニュースを見始めたのは昼過ぎから。こういう災害
報道なら職員が掃いて捨てるほどいて、地方も暇な奴がいっぱ
いのはずのNHKをまずは見るのが常識。それがどうしたことな
んだ。“みなさまの”NHKがまるで地震報道をしていないじゃ
ないか。午後1時台にはなんでいつまで同じようなアホ臭い時
代劇ばかり無駄金使って作り続けているんだよの典型である大
河ドラマの再放送をダラダラと流しているではないか。

糞ドラマの再放送がそんなにNHKにとっては重要なのか。一地
方にとっては歴史的な災害が発生している日なんだぞ。その大
事件のことを無視するほどNHKにとってはアホな時代劇の再放
送が重要なようだ。しかもだ、地上、衛星波といくつもの放送
媒体を持つくせに衛星波でもまったく地震関連を放送していな
い。こんな体たらくではNHKなんて必要もないだろう。

民放では日本テレビがわりに熱心に地震特番を流していたし、
その他の局も昼間は一応ある程度の特番はやっていた。しかし
NHKも民放も一日の締めである午後11時過ぎになるとまるで
地震報道がなくなっていた。とくに酷いのがNHKだ。ある程度
のまとめ報道でもあるかと思っていたのだが、午後11時台に
はなぜかいまだにヨイショし続けるペ・ヨンジュンの韓国ドラ
マを流し続けるし、午前0時台にはそれこそ民放のバラエティ
を臭くしただけのようなものを垂れ流すだけ。岩手・宮城の人
たちもNHKにはえらくコケにされたものだ。それともなにか、
岩手が民主党代表の地だから軽い扱いなのか。

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2008年6月12日 (木)

スタローンの熱いメッセージが爆発する「ランボー最後の戦場」は渾身の戦争映画

ハリウッドのアクション映画と言うと映画ファンでもその内容
の単細胞ぶりを馬鹿にするのが定番だ。とくにヨーロッパ系の
芸術志向映画を異常に高く評価する人たちにその傾向が強い。
その映画がシルヴェスター・スタローンの映画となるとますま
す観る前から馬鹿にするんだろうな。

しかし「ランボー最後の戦場」はそんな柔な映画じゃない。元
々最初の「ランボー」もベトナム帰還兵の社会から阻害される
精神構造をシンプルなアクション映画として象徴的に描いたも
のであり、単純なアクション映画とは思えないほどにスタロー
ン演じるランボーは寡黙でペシミスティックな雰囲気に満ち、
戦いの中で見せる虚無感はアクション映画の枠を越えて大きな
魅力を発散していた。

その後に続く「ランボー2怒りの脱出」はベトナム戦争での行
方不明の兵隊奪還、「ランボー3怒りのアフガン」はソ連のア
フガン侵攻などそれぞれスタローンらしい時代へのメッセージ
を包含していたが、それが必ずしも第1作ほど成功裡に表現さ
れたとは思えない空回り気味もあり、ド派手なアクション映画
の枠を越えきれなかった。

しかし、今回の「最後の戦場」は違う。ランボー自身の雰囲気
が第1作の寡黙でペシミスティックな闘わざるを得ない男のス
トイックな精神を上手く表現し、軍事独裁政権に蹂躙されてい
るビルマの悲惨な社会・政治状況をスタローン流に映像表現で
激しく訴えていて、そのパッションの気迫が全編に満ちる渾身
の戦争映画だ。

ベトナム帰還兵ランボーは長い闘いの末に、タイ奥地のジャン
グルで蛇捕獲やボートでの運搬などで隠遁同然の生活をしてい
る。そこへ、ビルマ政府軍に迫害されるビルマの人々に医療な
どの救いを与えたいとキリスト教の独善主義にまみれた宣教師
や医者らが来て、危険極まりないビルマへボートで運んでくれ
と依頼する。どこまでも自分たちの正義を信じ込む白人たちだ。
ランボーは無謀だから帰国しろと言うが、執拗な依頼にボート
で危険なジャングル地帯を運んで行く。

しかし、彼らは山賊同然の政府軍に捕まり、その救助のために
ランボーはまたまた傭兵をボートで運ぶことになる。そして、
政府軍からの奪還と脱出。シンプルそのものの展開だ。奪還か
らラストまでほぼ全編が映画史上空前絶後とも言える戦闘シー
ンが繰り広げられる。

政府軍が住民の村で虐殺を繰り広げるシーンで、凄腕傭兵たち
が何もすることができない状況下、傭兵たちがただの老いぼれ
ボート屋だと思い込んでいたランボーが弓矢を武器に突然現れ、
政府軍をなぎ倒して行く場面の高揚感は映画の中の白眉。

しかし、スタローンはその場面に象徴されるようなヒロイズム
だけを表現するのではない。ランボーには戦うことに何のヒー
ロー性も見いださない。そこにあるのはあくまで人間への蹂躙
に対する怒りだ。ランボーが戦うことに徹する時に言う名台詞
「目的もなく生きるか、何かのために死ぬか、自分で決めろ」
はこの映画のテーマでもあろう。

しかし、ここまで銃器による人間の死をリアルに描いた映画は
希有だ。重機関銃によって人間は一瞬のうちにバラバラの肉片
になり、銃やナイフ、地雷で手足、頭部が吹き飛ぶ様をCGも
駆使して圧倒的な迫力で描く。理不尽な暴力には暴力で対抗す
るしかない哲学が徹底されている。その凄惨な表現があってこ
そ、戦争の悲惨さ、残虐性、愚かさが伝わる。

日本人ジャーナリストさえ市中で銃殺したビルマの独裁軍事政
権政府軍へのスタローンの熱い怒りそのものなのだろう。サイ
クロン被害でさえ独裁軍事政権の延命のために外国の援助を拒
否して自国民を死に追いやることしか出来ないビルマ政府だ。
その政府にまともな批判も出来ない日本の自民カルト癒着腐敗
政権に比しても、スタローンのメッセージの熱さは強烈だ。こ
の映画をB級アクション映画と貶めることしか出来ないシタリ
顔の批判には反吐が出るような気分になる。厭戦映画の究極の
姿でもあり、必見だ。

ただ、映画評論家気取りのあるサイトでも「ランボーが再びジャング
ルに戻ってきたにも関わらず、特殊部隊で培った能力を発揮するこ
となく、ただ夜陰に乗じてゲリラ戦を行い、夜が明けると機関砲をぶ
っ放すだけ。火薬と銃弾に頼った大味なB級アクションになってしま
った。・・・・・ビルマを舞台にするタイムリーな感覚とは裏腹に、描か
れるのは時代錯誤的な殺戮風景ばかりだ」なんて、
まあ最初から
スタローンのお馬鹿アクション映画という思い込みだけに思考を支
配されているようなアホ感想も多いがね。時代錯誤的な殺戮風景
ばかりってね、戦争で死ぬリアリティを追求するのがどうして時代
錯誤なのか。重機関銃で撃たれても血も出ず倒れるだけで簡単
に死ぬような映像こそ戦争を美化してきただけではないのか。今
回のスタローンの映像化は戦争で死ぬとはこれほど酷いことなの
だととことん突き詰めた結果ではないのか。日本国憲法を破壊して
戦争したくて仕方ないアホのアベシンゾーのようなゴキブリ政治屋
こそこういう戦争の凄惨さを糊塗して国民を騙しているのではない
のか。このランボーを観て、戦争って楽しくて素晴らしいものなんだ
なと思うような奴がいるだろうか。いればまあ、ブッシュやコイズミ、
アホのアベシンゾーのような国民が不幸になって嬉々としているよ
うなゴキブリだけだろう。

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2008年5月21日 (水)

ダラボン監督の新作映画「ミスト」は悪くはないが、後味の悪さはちょっとね、それが監督の狙いとしてもね

「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」と立て続けに
スティーヴン・キング原作小説を元に佳作を連発したフラン
ク・ダラボン監督の最新作とくれば期待度がかなり大きいの
が当然なのが映画「ミスト」だった。まあ、それなりに楽し
めることは楽しめた。しかし、これはホラー映画なのか宗教
映画なのか、後味の悪さはハリウッド娯楽映画としてはかな
りのものだ。

「ショーシャンクの空に」は冤罪で長期間の投獄の末に脱獄
して恨みつらみを晴らし、優雅な人生を手に入れる主人公、
そのスカッと爽やかなラストシーンには極めつけの後味の良
さと人生捨てたものではないみたいな希望さえ持てる傑作だ
った。「グリーン・マイル」もオカルト志向にはあまりなじ
めないものがあったが、人間の善意が救いとなるテーマが上
手く表現されていた。

(結末がほぼ判るのでご注意)

そのキング・ダラボンコンビの「ミスト」は、軍隊が異次元
との交流実験をした結果、異次元から奇怪な怪物たちが濃い
霧の中に潜んで襲いかかって来て、パニックに陥る人々を描
く一応はホラー・パニック映画。主演は「パニッシャー」程
度でしか知らないトーマス・ジェーンで、あと名前の知られ
た俳優はキリスト教の原罪的な考えに凝り固まった狂信的お
ばさんを演じるマーシャ・ゲイ・ハーデン(乗りまくりの演
技やり過ぎで一番目立つ)ぐらいで実に地味なキャスト。

舞台はいかにもアメリカの静かな片田舎。その町を襲った激
しい嵐の後一帯は異様に深く濃い霧に一瞬にして包まれてし
まう。主人公が息子と買い物に行ったスーパーマーケットに
いる時に霧の中で何者かに襲われたと突然に中年男性が駆け
込んで来る。その未知の怪物が潜む霧のためマーケットに人
々は閉じ込められてしまう。そして、エイリアンのような口
のある不気味な触手をもった怪物が襲いかかって来る。しか
し、その怪物の全貌はなかなか判らないし、人間を簡単に殺
せる巨大な触手を持つのに、簡単に壊せるガラスだらけのマ
ーケットには侵入してこない変な怪物だ。

その怪物に加えて、異次元から来たらしい奇怪な姿の巨大コ
オロギなども襲って来て、マーケットにいる人々は抵抗する
のだが、「霧は神の裁きだ、生贄をささげよ」と喚く狂信的
女性の煽動で人々の間に疑心暗鬼が深まり、殺し合う対立ま
でに発展していく。

その怪物の全貌が何だか霧の中とあってはっきりしないのだ
が、タコとエイリアンをごちゃ混ぜにしたような何だか少し
も怖くないのがホラーとしては最大のネック。しかも異次元
世界から来たものとあってはますます怖さ減退。ホラーと言
うよりは宗教がらみの映画みたいな展開と結末になってしま
っている。いわば怪物たちよりも狂信に煽動されて行く人間
たちの怖さを監督は描きたかったということか。

しかしね、主人公やそれと同調するいわば理性的な人々が生
きる希望を抱いて怪物たちと闘っているのに、なんと結末で
はその理性あるはずの人間がまるで生きる希望を突然にあっ
さりと捨て去ってしまう(驚愕のラストみたいなことになっ
ているのでなんとなくその結末は予感できるのだが)に及ん
ではオイオイそれはないんじゃないと言いたいばかりの結果
になる。

しかも、怪物と闘うことをしないでいるような人間は生き延
びるに及んでは一体何が言いたかったの気分に。さらには怪
物たちを招いてしまった元凶である軍隊が結局は怪物たちを
退治したみたいな安直際まる結末では、理性と愛で必死に闘
った人間たちは怒りの持って行き場がないだろう。キングの
小説(キングの原作は読んでいないので不明)の結末とはラ
ストが違うようなんだが、「ショーシャンクの空に」のあの
後味爽やかな映画を期待した者にはなんともねだ。しかもホ
ラーを期待しても期待外れで、確かに悪くはない映画だが、
舞台がほとんどスーパーマーケットに限定される(それが恐
怖を拡大する閉塞感に繋がらない)チンケさなど、あまり期
待しないで時間つぶしに観るにはまあ合格。しかし、「ショ
ーシャンクの空に」のように何回も見たい映画ではない。一
度で十分だ。

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2008年5月14日 (水)

「報道ステーション」の古館が偉そうに後期高齢者姨捨制度審議ニュースで政府を批判するが、その制度を強行採決したコイズミマンセーしたのはお前だろうが

プロレスの煽り大げさアナウンサーが何を間違ったかニュース
キャスターに間違って潜り込んでしまった「報道ステーション」
だが、この見栄ばかり切るキャスターまがいの古舘伊知郎の支
離滅裂ぶりにはほとほと呆れるしかない。

今夜も後期高齢者姨捨医療制度の審議模様を放送していたが、そ
の件で偉そうに政府批判を芝居がかった口舌でしていた。しかし
ね、その制度を強行採決して国民の幸せなんて関係ねえと無理矢
理導入した張本人は郵政民営化詐欺選挙で国民を騙しまくって、
薄ら笑い浮かべる無責任野郎売国奴コイズミだろうが。そのコイ
ズミマンセーを繰り返して、B層国民騙しに加担していたマスゴ
ミの代表がテメエだろうが。そのコイズミの悪政のひとつ姥捨て
政策を批判するなら、コイズミマンセーをきちんと放送の中で反
省、陳謝し、後期高齢者医療制度で政府批判する前にその制度の
根本的責任者であるコイズミの名前を放送の中で何回でも明らか
にして、コイズミ批判をするのがまず先だろうが。

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2008年5月11日 (日)

ネトレプコがスザンナを演じた「フィガロの結婚」を観るが、あまり楽しめず。演出家の自己満足的舞台はうんざりだ

5月10日のNHKBShiでロシアのソプラノ歌手アンナ・ネトレ
プコの特集放送があった。まずは昼間にアンナ・ネトレプコが
スザンナ役の「フィガロの結婚」で、ザルツブルグ音楽祭の上
演。他は夜になってから「椿姫」、BBC交響楽団との共演など
で、未見は「フィガロ結婚」だけなので、録画しておいた。

その10日からちょっと数日かけて一人でのんびりと東北への
温泉ドライブにでも行こうかと思っていたのだが、結局雨にな
りドライブは行く気も起きず、映画を見に行った。そして、今
日録画しておいた「フィガロの結婚」を鑑賞。

すでにDVDでも発売されている06年のザルツブルグ音楽祭で
のモーツァルトオペラ集中上演の際にもっとも話題になった公
演。指揮者はニコラウス・アーノンクール。オーケストラは当
然ウィーンフィル。

フィガロにイルデブランド・アルカンジェロ、スザンナにアン
ナ・ネトレプコ、アルマヴィーヴァ伯爵にボー・スコウフス、
伯爵夫人にドロテーア・レシュマン、ケルビーノにクリスティ
ーネ・シェーファーと、まあ現時点でのかなり豪華なキャスト
を集めての公演だ。

そして、ザルツブルグ音楽祭らしく、いつものごとくに現代の
スーツ、ドレス姿で登場の演出。いわゆる演出をもっとも重視
のオペラ公演だ。しかしね、この種の作曲当時に想定された時
代背景などを無視した現代衣装での演出家の自己満足的演出は
もううんざりだ。

今回の演出はほとんどが白い壁が背景で、階段を設けてあるぐ
らい。それを背景にごく普通のスーツやドレス姿であまり大き
な演技的動きもなく進行する。なのに、その中に元の台本には
ない天使が至る所に登場して恋の導きでもしているような設定
で、現代版演出と天使と言うなんともちぐはぐな組み合わせに
はそれでどうしたのと言う気分だし、解説過剰と言うのかなん
とも鬱陶しい限り。邪魔でしかない。

これなら、コンサート形式でのオペラ全曲演奏と何ら変わらな
い。それに、話自体がフランス革命以前の貴族と庶民のあり方
がテーマになっているのだから、現代衣装では少しもそのイメ
ージが湧かない。それに、衣装も舞台も美しくないし、楽しさ
が少しも伝わってこない。

それは演出家とアーノンクール(元々それほど好きな指揮者で
はないが)の意向なのかもしれないが、アーノンクールの音楽
作りもあってか重苦しいばかり。とくにアルマヴィーヴァ夫妻
役の二人の過剰に重い歌唱がそれを助長してモーツァルトオペ
ラの楽しさがサッパリ伝わらない。それに、バルトロ役のフラ
ンツ・ヨーゼフ・ゼーリヒが車椅子で登場する意味が皆目不明。

救いはネトレプコの軽さと、ケルビーノとしては重いことは重
い歌唱なのだが、女性らしさをあまり感じさせない少年っぽい
イメージに凛とした歌唱が魅力的だったシェーファーの存在。

この現代的演出は最近ヨーロッパで流行だが、神話的話が主体
のワーグナーやバロックオペラならそれも面白いだろう。だい
たい神話の世界に時代背景などどうでも良いのだから。だから
こそ、ワーグナーでのバイロイトでのヴィーラント・ワーグナ
ーの前衛的演出などは面白かった。しかし、モーツァルトやヴ
ェルディやプッチーニなどはほとんどがどこまでも時代背景が
あるものだ。それを無視したものは作曲家自体の意向さえ無視
してしまうんじゃないだろうか。演出家ってのはそんなに偉い
のかい。あくまでオーソドックスな演出中心のメトロポリタン
オペラのものなどのほうが観ていても楽しい。

という訳で、今日は天気も悪く、ドライブに行くのも止めたの
で、ベーム指揮のもとヘルマン・プライが当意即妙のフィガロ
を演じる楽しい「フィガロの結婚」をLDで観て、口直ししてし
まった。

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2008年5月10日 (土)

久しぶりに観た「我が青春に悔なし」の原節子の気品ある凛とした美しさに圧倒

NHKBSでこのところ黒澤明監督没後10年と言うことで今年
1年を掛けての黒澤明監督作品全30作の連続放送をしている。
実は黒沢映画はそれほど惚れ込むほど大好きと言う訳でないの
だが、初期の作品はかなりお好みだ。

とくに好きなのが、今夜放送した「我が青春に悔なし」と今月
下旬に放送予定の「素晴らしき日曜日」の2本。いずれも黒澤
明監督の素朴で率直なナイーブな反戦、民主主義賛歌が瑞々し
い表現に昇華していて、いつ観ても新鮮な感動がある。

ほかでは「野良犬」「酔いどれ天使」がお気に入り。アクション
としては「七人の侍」「用心棒」「椿三十郎」など、サスペンス
の「天国と地獄」なども確かに素晴らしいのだが、黒澤明監督が
力まず、優しい感性を見せたものとして「素晴らしき日曜日」と
「我が青春に悔なし」は心に残る。

「我が青春に悔なし」は黒澤監督のまさしく原節子へ捧げる愛の
賛歌とでも言うべき内容。原のドアップの多用、多様な表情、農
作業までしての熱演と全編出ずっぱりのワンマン映画の様相を呈
している。その原演じる女性が気丈でたくましい女性へ成長して
行く中に監督は率直過ぎるほどの反戦イメージを具現化させてい
るのは微笑ましいほどだ。原節子も「晩春」以降での小津安二郎
監督の映画での女性像とは異質なものを見事に出していて、どこ
か稚拙な演出の中でもそれを補う輝きを見せていて、原節子ファ
ンには永遠の映画の1本。とくに、後半の農作業で泥だらけにな
りながらも熱演し、陽に焼けてたくましくなった顔の美しさは原
の映画の中でもダントツだ。

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2008年5月 6日 (火)

6日放送のテレビ東京「ガイアの夜明け」の特集「職場格差に光を・・・」は骨のある番組だった

テレビ東京はなかなか面白きアイデアの番組があり、民放では
我が家一の視聴率の局。その中でも経済問題に関して時々鋭い
視点の番組があり楽しみなのが火曜日夜10時に放送の「ガイ
アの夜明け」で、6日の放送も良心的なよく出来た番組だった。

テレビ東京は財界の広報紙で、コイズミ以来その政権の狗ぶり
があまりに鮮明な新自由主義の煽動マスゴミ日経の子会社で、
WBSなんかはユダヤ資本の手先である外資証券の連中などを解
説者に起用するほどの放送局だ。

その中で「ガイアの夜明け」は時に親元の日経の政権の狗ぶり
に反旗を翻すかのような面白い企画があり、今回の「職場格差
に光を・・・」はその典型的な骨のある良い番組だった。

タイトル通り、売国奴コイズミの経済破壊政策以来格差拡大の
労働者、その中でも奴隷的扱いの契約労働者、アルバイトの実
態にポイントを置いて追跡したものだ。

取り上げたのは東京大学大学院を卒業したものの就職などがう
まくいかずにKDDIの契約社員をしている30歳代の女性、関
東礦油だったかなその会社が経営のガソリンスタンドで働く男
性アルバイトの二人。その二人が待遇改善で立ち上がり、労働
運動に行かざるを得ない労働環境の格差の実態が取材されてい
る。日経の子会社の番組でしかも大企業がスポンサーにいる番
組でここまで踏み込んだ番組作りをしたのは大したものだ。

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2008年4月10日 (木)

さすが靖国大翼賛産經新聞らしく「正論」に映画「靖国」弾圧の張本人・稲田朋美に虚ろな反論を書かせてマスかいている

 

映画「靖国 YASUKUNI」の上映中止に絡んで、10日
ジャーナリストや映画監督らが抗議の意を表す記者会見を都内
で開き、リ・イン監督も同席した。

会見では田原総一朗、鈴木邦男らが発言して、「まず上映して
それから議論を」と訴えたとか。元映像プロデューサーだった
田原も自民腐れ政権に尻尾振っているだけじゃなくて、たまに
はまともなことをするようだ。

靖国大翼賛の産經新聞はその性格そのものを現すように、9日
付けの「正論」にこの「靖国」上映中止の政治的弾圧の張本人
である稲田朋美議員に虚ろな反論を書かせていた。

その自ら正義だという奴ほど正義などまるで持ち合わせていない
の証明のような「正論」らしく、その中で稲田は「私たちが問題
にしたのは、この映画自体ではない。そこに文化庁所管の日本芸
術文化振興会が750万円の公的助成をしたこと、その一点につ
いてである」と助成の妥当性だけを問うたとサッパリ意味不明の
ことをほざいている。

問題にしたのは「映画自体」ではないってね、映画の内容自体が
問題だと妄想したからこそ、その映画に対する「助成」を問題に
したんだろうが。映画自体が問題じゃないのなら、そもそも助成
を問題にする必要もないだろうが、この女アホのアベシンゾー並
の馬鹿なのか。

さらに、
…………
私もメンバーである自民党若手議員の「伝統と創造の会」(「伝創会」)で助成金支出の妥当性を検討することになり、文化庁に上映を希望した。当初、文化庁から映画フィルムを借りて上映するとして、日時場所も決めたが、その後製作会社が貸し出しを拒否する。そして文化庁協力と書かれた国会議員向け試写会(主催者不明)の案内が配布され、伝創会の上映会は中止に追い込まれた。
朝日新聞が報じたような「(私が)事前の(公開前)試写を求めた」という事実は断じてない。助成金を問題にする前提として対象となる映画を見たいと思うのは当然であり、映画の「公開」について問題にする意思は全くなかったし、今もない。「事前の試写を求めた」という歪曲(わいきょく)について朝日に訂正を求めているが、いまだ訂正はない。
…………
だって。まったく論理もへったくれもない。「助成金支出の妥当
性を検討することになり、文化庁に上映を希望した。」そのこと
が事前の試写会の議員の権威を笠に着た要求そのものだよ。議員
に思想・表現をチェックして、それを規制するような権限はない。
お前たちのやったことはまさにナチスやスターリンらがやったの
と同じ思想弾圧なんだよ。こいつらいわゆるコイズミゴミチルド
レンとかは親分のコイズミのDNAを継承しているのか、どこまで
もヤクザ並の思考だ。

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2008年4月 1日 (火)

映画「靖国」上映中止。映画公開さえクズ議員稲田朋美の喚き一声で上映中止になってしまうまるで北朝鮮かシナかイランかのような日本の表現の自由の後進性

30年ほど前、試写会段階でその面白さが伝えられていたの
だが、配給会社に過激派から脅迫が入ったために公開直前に
なってオクラ入りになった映画がある。ジョン・フランケン
ハイマー監督の映画「ブラック・サンデー」で、スーパーボ
ウル競技場の爆破を計画する国際テロ組織と特殊部隊の攻防
を描く作品で、イスラエルが絡む政治問題に翻弄された映画。

映画ファンとしては頭に来た事件だったが、ビデオ化されて
ようやく見ることができ、その面白さを堪能、スクリーンで
見られなかったことに日本の表現の自由に対する情けなさを
実感した事件だった。

NHKの番組にケチを付けたアホのアベシンゾー、そのアベが
連発した強行採決、日教組の大会開催を拒否したプリンスホ
テルなど思想の自由、集会の自由、表現の自由、議会制民主
主義などが蔑ろにされて来ている危険な徴候のあるのが現在
の日本。

コイズミの詐欺郵政選挙で馬鹿国民を騙して衆院の絶対多数を
背景にした独裁的志向を強める自民カルト癒着腐敗政権のキャ
ラクターそのものを反映している訳だ。ウータン福田が暫定税
率維持で見せる何がなんでも国民の声などカンケーねえ自民党
の思う通りにやるんだとの頑迷固陋さをその証のひとつ。

憲法の基本精神を破壊しかねない薄気味悪い事件がまたまた発
生だ。日中合作映画「靖国」なるドキュメンタリー映画の公開
に関して、東京などの上映予定映画館が公開中止を決定し、当
面の上映がなくなったというのだ。

時事通信ウェブの記事で見ると
…………
2008/03/31-21:26 映画「靖国」上映中止=東京、大阪の5館が自粛
 靖国神社をめぐる日中合作のドキュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」について、配給・宣伝のアルゴ・ピクチャーズは31日、4月12日から公開を予定していた東京都と大阪市の計4館が上映を自粛したと発表した。既に東京の1館が中止を決めており、映画は当面上映されない事態になった。
 「靖国」は中国人の李纓(リ・イン)監督が、10年間にわたり、終戦記念日の靖国神社の様子などを取材した映画。軍服姿で参列する人々や、小泉純一郎前首相の参拝、合祀(ごうし)に反対する台湾や韓国の遺族が抗議する姿を、靖国神社のご神体とされる日本刀を作る刀匠の映像を交えながら紹介していく。
 自民党の政治家らが、この映画に政府出資の基金から製作費の一部が出たことを問題視。国会議員を対象にした特別試写会が開かれた。3月18日には、東京・新宿のバルト9が上映取りやめを決定。その後、銀座シネパトス、渋谷Q−AXシネマ、シネマート六本木と大阪市のシネマート心斎橋も中止を決めた。Q−AXシネマでは「特定の団体からの具体的な圧力はないが、お客様の安全を最大限考慮しなければならない」と説明した。
…………
この自民党の政治家ってのがコイズミのゴミチルドレンの確か
一人である稲田朋美って議員のようだ。クズ雑誌週刊新潮の
「反日映画『靖国』は『日本の助成金』750万円で作られた」
という記事掲載をきっかけに、稲田朋美議員が、「反日映画」
に政府関連機関が助成金を出すのはおかしいと喚き、文化庁に
映画の試写を要求。渋々文化庁が全国会議員を対象に試写会を
開催。

それをきっかけに「新宿バルト9」が「問題が起きると、映画
館が入居するビルのテナントに迷惑を掛ける可能性もあり、総
合的に判断した」として、上映中止を決定。それに続いて、今
回残る映画館も上映中止を決定したってことだ。「ブラック・サ
ンデー」の時の爆破脅迫が、クズのような議員の基本的人権の
意味も理解できない「お言葉」に当る訳だな。しかし、この程
度のことで容易に表現が歪められてしまうのが日本てことか。ま
るで北朝鮮かシナ、イランじゃないか。

ネット上の情報では、3月28日、日本外国特派員協会で稲田
議員が、「映画『靖国』をめぐる問題点」について会見し、試
写は「事前検閲」ではないことを強調し、問題にしているのは、
助成金の支払いが妥当であったか否かだと語ったとさ。

事前検閲ではないなんてよく言えるよ。議員が内容に問題が
あるとケチ付けて、文化庁に無理矢理試写会開かせて、反日
映画なのに日本政府が助成金付けるのがおかしいと議員が騒
ぐこと自体が問題なんだよ。

弁護士のくせに表現の自由ってことも理解していないのかこ
の女は。さすがに気に食わないことがあれば、無理矢理抵抗
勢力に仕立て上げて、政策なんて関係なく抵抗勢力と措定し
た者を議員の世界から追い落とすことばかりに精力を使った
希代のゴロツキ政治屋コイズミの金魚のクソらしい奴らのや
り方だ。

ホームから落ちた人間を助けようとして日本人と韓国人が亡く
なった事件を素材にした映画「あなたを忘れない」なんていう
正真正銘のクズ映画であり日本人をコケにするモノホンの反日
映画さえ金を出して、公開する優しい日本だ。

むしろそれは誇っていいことだ。どんなクズの内容であろうが、
それを公開するのを規制することは表現の自由に反するのだ。
「靖国」は見ていないのだが、その中身がどうであろうと関係
ない。自由に公開されることが重要なのだ。しかし、それも野
放図なものではない。日本国憲法の理念を破壊しようとするも
のは、表現の自由の濫用でしかない。稲田などは憲法を破壊し、
戦前の体制を賛美し、平和理念を蹂躙するような内容の映画な
ら彼らの主義からは文句もいわないのだろう。しかし、そのよ
うな映画なら表現の自由が守られるべき筋合いはない。

「博士に独り言」なるネットウヨブログが1日付けの記事でこの
問題を書いている。まあ、アホのアベシンゾーあたりと同類の
奴だからどうせ言うことは眼に見えているのだが、その中でこの
博士様は
…………
『私 たちの試写会は決して検閲ではありません。750万円という助成金がこの映画に投入されていることが妥当かを検討するためです。税金が客観性を欠く反日映 画に使われているわけですから、試写を見て、文化庁と意見交換した上で、返還してもらえないか、話をしてみるつもりです』と。稲田議員の事前の言葉が、その核心を述べているのではないか。
…………
と。どこが表現の自由を蔑ろにする問題なんだと全面的に稲田議員ら
を支持している。あんたね、議員様が「助成金が投入されているのが
妥当かを検討する」ってことが検閲そのものだろうが。「客観性を欠
く反日映画」なんていう映画を観る人の主観によってまったく違う映
画の解釈を議員がどういう基準で「客観的」だと判断するって言うん
だよ。どこまでも腐った脳細胞で自民カルト癒着腐敗政権マンセーに
励む奴らだ。

PS:この問題に関してテレビ朝日のサンプロで配給会社の責任者や
加藤紘一を招いて特集。そこに稲田朋美議員も招いたらしいが、そ
の張本人の稲田はなぜか来なかったとか。大騒ぎしたくせに変な
女だ。その25分弱に及ぶ番組がYouTubeで見られる。
http://www.youtube.com/watch?v=mZE9xoJtQTg

http://www.youtube.com/watch?v=xuEzg9OqtUk

http://www.youtube.com/watch?v=rC4CF-YXLYU&feature=related

以上のを見ると、ネットウヨ連中がかなり絡んでいるのを配給
会社側が証言しているし、なかなか面白い内容だ。各大新聞が
表現の自由の問題だと社説で取り上げていることに関しても、
「ならば、新聞各社は自社ホールを持っているのだからそこで
上映するぐらいしろ」と田原もわりにまともなことを言っている。

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2008年3月20日 (木)

今日はNHKBSHiで7時間に及ぶベルリンフィル特集を見てまったり

暖かくなったかなと思っていたら今日は寒さがちょっと戻って
きて、雨も降って出かける気も起きない。毎日が休日の私にと
っては祝日は関係ないが、せっかくの休日なのに寒い雨模様は
サラリーマンには残念無念。

自民カルト癒着腐敗政権の馬鹿経済政策で貧乏路線一直線の日
本なんだから、こういう日はカネのかかる外出などしないで家
で読書やテレビ観てダラダラしているに限る。

それにぴったりのテレビ番組が今日は放送だ。NHKBSHiで午
後1時から8時まで7時間も放送の「夢の音楽堂:ベルリンフ
ィルのすべて」だ。遅めの朝食と昼食兼用の食事を済ませて、
ウィスキー瓶とおつまみをちょっと置いてテレビの前に。

ハイビジョンテレビなので、リアルタイムで観る限りはハイビ
ジョン映像なのだが、録画するとアナログHDレコーダーなの
で映像はがた落ちになる。こういう時にはハイビジョンレコー
ダーが欲しくなる。今日の放送で残しておきたいのはフルトヴ
ェングラー指揮の「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪
戯」、ザンデルリンク指揮「ショスタコーヴィッチ交響曲第8
番」、ヴァント指揮「ブルックナー交響曲第9番」なので、こ
れらは画質劣化は仕方ないがDVD-RWに直接録画の準備。カラ
ヤンのはブラームスの第4番の一部だけという中途半端な放送だ
よ。全部放送してほしいね。私はカラヤンの作り出す超絶的な美
的世界大好きなんだ。鬱陶しい自称音楽評論家宇野なんとかみた
いにカラヤンをアプリオリに否定する馬鹿はクラシック評論の世
界から追放してほしいと思っているぐらい。まあ、カラヤンの指
揮するビデオはLDで山のように持っているから良いけどね。

フルトヴェングラーのティルは50年頃のティタニア・パラスト
での演奏会録画で、フィルムからのハイビジョンへの変換なので
映像はかなり鮮明で、貧しい音ながらフルトヴェングラーの鮮明
な映像での指揮姿が見られるだけで大感動ものだった。

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2008年3月17日 (月)

暴力と死の世界を淡々と描く映画「ノーカントリー」

今日は3年ちょっと前に手術した脊椎狭窄症の定期的な術後診
察。月曜日と言うこともあるし、暖かいこともあり整形外科は
いつも以上の激混み。一応予約制なのである程度時間は読める
のだが、それでも病院で待つのは疲れる。

診察終わって、昼食食べて、書店をブラブラしていたら映画を
観たくなり、先週土曜日から公開になったばかりのアカデミー
賞で作品・監督・脚色・助演男優賞4部門受賞の話題作コーエ
ン兄弟監督の「ノーカントリー」を観て来た。

「赤ちゃん泥棒」からお気に入りの監督なのだが、今回のは全
編支配する静謐感が心の闇をより鮮やかに見せる。毎回独自の
世界観と映像感覚で魅せるコーエン兄弟の暴力と死がテーマの
映画が作品賞というのも現在のアメリカの時代相を反映したも
のだと実感させるもので、暴力とあっけない死が日常の世界を
シンボリックに描く冷え冷えとした感触が独特の味わいで、受
け付けない人には忌避反応も出そう。

その暴力と死に不感症になったかのような殺し屋(助演男優賞
受賞のハビエル・バルデムが怪演)の殺すことの意味さえ喪失
した“目の前にいるから殺す”的殺戮の不条理さ、牛の屠殺用
の圧縮空気銃利用の奇矯さと殺しの効率化。自己のルールに従
って殺すだけだとする殺し屋の無表情、あまりの冷静さ、痛み
さえ感じないかのような不気味さ、恐怖とは裏腹の圧縮ボンベ
を引きずる姿の滑稽さのアンバランスさなどハビエルが体現す
る殺し屋は映画史上でもトップランクの強烈なキャラクターだ
ろう。

2                  

 

 

 

この殺し屋の存在は国際政治の場で自国のルールを押し通し、
軍事力を行使するアメリカのメタファーでもあるのだろうか。

舞台は1980年のメキシコ国境に近いテキサスの田舎町。ベ
トナム帰還兵モス(ジョシュ・ブローリンが好演、「アメリカ
ン・ギャングスター」でもいい味出していた)が荒野で狩猟中
に麻薬組織同志の銃撃戦のあとと思われる死体の山に遭遇し、
鞄に入った現金200万ドルを持ち逃げする。しかし、組織に素
性を知られ、おかっぱ頭の冷酷な殺し屋(ハビエル・バルデム)
の執拗な追跡にあう。その事件を追う老保安官(トミー・リー・ジ
ョーンズ)は、行く先々で無惨な死に直面し虚無感を感じて行
くばかり。

原題が「NO COUNTRY FOR OLD MEN」(日本タイトルでは
意味不明)で、年とった者にもう国はないという意味だろうが、
この保安官がナレーションや劇中で「昔は良かった。今はあま
りにひどい」みたいなぼやきが、淡々と展開される殺しのシー
ンとの間に異化効果を生じる。保安官の諦観ぶりを淡々と演じる
トミー・リー・ジョーンズの渋さが際立つ。

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2008年3月13日 (木)

抜群の出来の脚本と編集の豪腕ぶりで一気に魅せる全編クライマックス状態の映画「バンテージ・ポイント」

サスペンスアクション「バンテージ・ポイント」はかなり楽し
める1本だった。最近の映画では珍しいほど短い上映時間わず
か90分。しかし、最初から最後まで全編クライマックス状態
のハイテンションぶりでアドレナリン放出状態の鑑賞に。しか
もキャストが映画好きにとってはかなりの豪華版で楽しめる。

舞台はスペイン・サラマンカ(撮影はメキシコのようなんだけ
どよくわからん)。大聴衆が集まった広場で開催の国際会議後
会見でのアメリカ大統領狙撃・爆発事件が緊張感とスピード感
いっぱいに描かれる。基本ストーリーは大統領を狙撃したテロ
グループを追及するシークレットサービス(デニス・クエイド)
の活躍で、話は極めて単純。映画が始まってすぐに狙撃事件と
爆発事件が発生し、一気に本筋突入。クエイドが犯人追跡の過
激カーチェイス含めて大活躍。

この映画の面白さを抜群にした要点はその描き方。シークレッ
トサービス、大統領(ウィリアム・ハート)、中継テレビ局プ
ロデューサー(シガニー・ウィーヴァー、それにしてもなんだ
かえらくおばさんになっちゃった)、スペイン警察の市長警護
の刑事(エドゥアルド・ノリエガ)、ビデオカメラで撮影の米
人観光客(フォレスト・ウィッテカー、もうひとりの主役でこ
ちらもクエイド並の大活躍)、テロリストらそれぞれの視点で
狙撃・爆発事件が何回も微妙に違うカメラ映像で繰り返される。
いわば黒澤明の「羅生門」的作り。しかし、羅生門は登場人物
それぞれの証言の違いによる真実の曖昧さがテーマだが、この
映画は真実はあくまでひとつ。登場人物それぞれの同じ時間軸
を重層的に描いて行くことで、徐々に事実が判明して行く面白
さは、抜群の出来の脚本のおかげ。

そして、別の人物の描写に移る直前の続きがどうなるのかとワ
クワクさせる思わせぶりな終わり方、そして時間巻き戻し映像
と絶妙なサスペンスを醸成するのは編集の豪腕のおかげ。

狙撃から犯人逮捕までの実質的な時間はかなり短いはずで、2
0分ちょっとかな。映画を観たあとじっくりと映像を思い出し
ながら自分で事件構造を考えてみたが、不自然感はまったく感
じなかった。それほど、脚本が錬りに練り上げられているわけ
だ。この映画を観て文句を言うなんて人はよほど映画を観るの
が楽しくないんだから映画鑑賞一切止めたほうが良い。

あと驚くべきはテロリストのハイテク駆使と頭のあまりの良さ。
あと、撃たれた大統領が実は×××だったなんて落ちも。最後のカ
ーチェイスの迫力は「ボーン・アルティメイタム」に匹敵する
出来。とにかく眠る暇なし。このあと観た「ライラの冒険・黄
金の羅針盤」(こちらは凄いカネかけた特撮と豪華キャストな
んだけどね)のあまりの退屈さとは月とスッポン。この映画が
楽しめないなんてのはよほどアベシンゾー並の馬鹿か生きる楽
しみがないんでしょうな。

2

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2008年3月12日 (水)

映画「それでもボクはやっていない」を彷彿させる痴漢冤罪を利用して金儲けを企む卑劣な奴ら

昨年公開の映画で「それでもボクはやっていない」というのが
あった。電車内で痴漢に間違われた気の弱い男性が巻き込まれ
る冤罪と裁判を描くもの。
どの男性にとってもいつ自らに降り
掛かるかもしれない切実な現代的テーマで、内容的にも面白く
キネマ旬報でもベストワンになったばかりだ。

混む電車の中で女性から痴漢だと一方的に指摘されたら、いく
ら否認しても男性は完全に痴漢と看做されて理不尽な扱いを受
け、不条理な冤罪地獄へ落ち込んで行くだけだろう。

混雑が日常的な日本の通勤電車にとくに固有に発生しがちな痴
漢を金儲けに利用した許しがたい奴らがいた。これまでの痴漢
事件でも冤罪地獄に今回の痴漢捏造の二人のようなクズに犯人
にされたままの人間がきっといるはずだろう。

どこでも記事にしているが、朝日新聞ウェブで読むと
…………
痴漢ねつ造、「被害者役」自首で発覚 容疑の大学生逮捕
2008年03月11日20時32分

 知人女性とうその痴漢被害をでっち上げたとして、大阪府警阿倍野署は11日、甲南大学4回生の蒔田(まきた)文幸容疑者(24)=京都市山科区=を虚偽告訴容疑で逮捕した。無関係の会社員が府迷惑防止条例違反容疑で逮捕されたが、後になって被害者役の女性が「示談金ほしさにうそをついた」と自首し、事件が発覚した。
 調べでは、蒔田容疑者は2月1日、大阪市営地下鉄御堂筋線の車内で、男性会社員(58)の腕をつかんで取り押さえ、「痴漢した」と、同署員に虚偽の申告をした疑い。この際被害者役の知人女性(31)が泣き崩れる演技をしたという。
 会社員は当初から否認し、同署が逮捕翌日の2月2日に釈放し任意で調べていたところ、女性が同月7日に自首。「金が必要だから協力しろと蒔田容疑者に持ちかけられた」と話したという。同署は女性も虚偽告訴容疑で書類送検する方針。
…………
ふざけたクズどもだ。大学を遊びの場ぐらいにしか考えていない
のばかりだろうお坊ちゃん大学の馬鹿学生らしい発想の事件だ。
これまでの痴漢事件でもこの種の美人局的な冤罪で痴漢にされ、
人生を破壊された人間がいくらでもいるんじゃないのかな。警察
なんてのは痴漢に間違われた男性の否認なんてのはまともに聞く
耳も持たないだろうしな。

混んでいる時にはドア部分の隅や電車連結部分のドアあたりなど
出来るだけ人と接することの少ない位置にいるようにする、女性
とくに馬鹿だと外見からはっきり判る格好や集団でいる女子高生
(コイツラはふざけ半分で冤罪を起こしかねない危険性がある)
などには近づかない。仕方なく近くに女性が存在する場合は背を
向ける、両手を何か持っている状態(鞄を持っているとか釣り革
を掴む、両手で本を持って読書など)にしておくなど対策を講じ
るしかない。

一番効果的なのは、精神状態不安定な振りをして、訳の判らない
独り言をちょっと大きめの声で喋っているなんてのが良いかもし
れない。危険人物扱いで、近くには男性も女性も近づいてこない
だろう。混雑していても椅子に座れるかもしれない。冗談好きに
はこんな自衛策も良いかもね。かなりの度胸がいるけどね。

今回の事件記事を見て、これを参考に痴漢冤罪利用の金儲けを考
える奴がきっといるからとにかく自分で防衛するしかないだろう。
女性専用車などというふざけきった馬鹿車両を設定するんだから、
男性専用車両を複数設定するってさらなる馬鹿発想もいいんでな
いかい。そんな世の中悲惨すぎるけどね。

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2008年3月 7日 (金)

50年代のハリウッド映画黄金時代のノーテンキな楽しさを味わえる映画「夜を楽しく」

NHKBSで5日午後1時から放送された映画「夜を楽しく」を
録画しておいたのだが、今夜観てみた。1959年制作の50
年代ハリウッド映画のテクニカラーの派手な色彩が乱舞する典
型的なロマンチックコメディ。

主演はロック・ハドソンとドリス・デイ。原題が「Pillow Talk」
ってんだからかなり意味深なタイトル。日本タイトルも最近の
配給会社のようにアホみたいに原題通りじゃなく、話の雰囲気
を上手く表現している。

ドリス・デイと言うと当時の歌う大スター。ヒチコックの名作
「知りすぎていた男」で貞淑な優しい母親役が一番映画では有名で、
そのテーマ曲「ケ・セラ・セラ」は永遠の映画史上の名曲。そ
の大スターがこの映画ではちょっとお色気の味わいも魅せて、
当時の日本人には憧れの存在でしかなかったニューヨークの豪
華アパートを舞台に洒落た粋な恋物語を展開する。

デイはちょっと結婚に縁のないインテリアデザイナーで、ニュ
ーヨークの豪華アパートに気ままな一人暮らし。その部屋の階
上に住むのがハドソン扮するプレイボーイの人気作曲家。

現在ではちょっと考えられないが、豪華アパートなのに、電話
がなんと共同回線で、プレイボーイのハドソンに頻繁に彼女た
ちから電話があり、デイは電話が使えなくてイライラ。

そんな二人がひょんなことから同じアパートの住人とは知らず
に知り合い、愛し合うように。しかし、そのうち階上の電話の
男と知っててんやわんやの騒動に。

話自体がチョーノーテンキなのだが、筋の展開の上手さ、粋な
台詞、アル中気味のお手伝いさんなどの脇の面白さなど華やか
な映像の中かなり楽しめる。アカデミー賞では5部門でノミネ
ートされ、脚本賞を受賞。名前だけは知っていて、これまで未
見だったのだが、ハリウッド黄金時代の楽しさを満喫できる現
在では作れない楽しい映画だった。

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2008年3月 6日 (木)

NHKBSで放送した映画「逃亡者」を久しぶりに楽しむ。NHKがジュリアン・ムーアの写真を間違えていたが

NHKBSで午後9時から映画「逃亡者」を放送したのでひさしぶり
に楽しんだ。殺人の罪を着せられ、死刑判決を受けた医者リチャー
ド・キンブルが脱走して、真犯人を探すおなじみのかつて大ヒット
した連続テレビドラマのリメイク。もう15年前になるんだ。大昔
のデイヴィッド・ジャンセン主演のドラマは毎週楽しんでいたが、
リメイクはドラマとはまったく変えてあったのでかなり楽しめたリ
メイクだった。

ハリソン・フォードも若いし、執拗にキンブルを追いかける連邦保
安局のジェラード捜査官を演じてアカデミー助演男優賞を獲得した
トミー・リー・ジョーンズがやはりいい味出していて、ラストシー
ンの車の中でキンブルに掛けた手錠を外し、湿布を渡すシーンで良
い男っぷり全開で完全にフォードを食ってしまっている。

アメリカのテレビドラマのリメイクが山のように作られている中で
もこの作品はスピード感のある展開、追跡の緊迫感、薬品の臨床実
験偽造に絡む殺人事件と殺人の動機部分の面白さなど出来の良さで
はピカイチ。

大昔観た映画なので覚えていなかったのだが、映画に出始めた当時
のジュリアン・ムーアが女医役で出演していたね。今より顔が細面
の感じできれいに見えた。その女医役はキンブルが清掃員に化けて
義手の持ち主を調べるために病院に侵入した時に名札を引きちぎる
女医さんなのだが、映画最後の出演者紹介の部分でNHKは、その
ジュリアン・ムーアの名前の写真にキンブルの勤務していた病院の
同僚の女医さん(ジェーン・リンチ)の写真にして間違えていたな。
まあ、この女医さん二人は似てはいたのだが。こういう間違い探し
はなかなか楽しい。

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2008年3月 5日 (水)

夕方5時のニュース枠で外交マナープロトコル仕様の食事マナーを特集するアホNHK

5日夕方5時からのNHK「夕どきネット」で、外交マナープロ
トコル仕様の食事マナーを特集していた。セレブ気取りでのこ
んなアホな特集をニュース番組でやってるんじゃねえよ。食事
マナーの特集をするなら、食事の場では煙草を吸うなとか、騒
ぐガキがいるなら親が即注意して黙らせろなどもっと大切なマ
ナーがあるだろうが。それともなにか、NHKの職員様は国民か
ら聴取料金ぶんどって、毎日オフランス的な贅沢なレストラン
でセレブお食事三昧なのか。

そのセレブ気取りのマナー教授の女が女子アナに偉そうに教授
していたマナーは、例えば椅子には左側から座る。座っている
時には手は膝に置かないでテーブルに置くのが正しい、武器を
隠していないのを見せるためとか。日本のレストランで武器を
持参する奴がいるのか、あまりのアホらしいマナー教授に口あ
んぐり。

さらには、スープの飲み方のどうでもいいスプーンの使用法や、
肉を予め食べやすいように切ってしまうのは駄目だとさ、肉汁
が出てしまうので駄目って言っているが、食うたびに切っても
肉汁は出るだろうが。それよりもそんなこと人の勝手でしょう
が。私は予めステーキでもハンバーグでも切ってフォークで刺
して食うよ。食べやすいもの。

また、酒を女性が男性に注いでは駄目なんだとさ、西洋ではレ
ディファーストだとさ。アホか、エレベーターに女性を先に乗
せるなんてのは、故障しているかどうか女性を実験台にしてい
るようなもんだよ。酒を注ぐなんてのは誰が誰に注いでも別に
良いじゃないか。

さらにさらに、食事が終わってからナイフとフォークをどう置
いておくかなんて究極にどうでもいい話を、こちらがイギリス
式なんて御託を並べていたが、そんなもの、皿を片付けやすい
形に置いておくならどうでもいいだろうが。

だいたい海外のちょっと高めのレストランで食っても、そんな
堅苦しいアナクロなセレブ気取りのマナーで食っている奴なん
ていなかったな。他人の邪魔にならなければ良いだけだよ。西
洋コンプレックスの固まりのようなこんなマナー教えていたセ
レブ気取りの女みたいなのが食の場にいたら飯がまずくて仕方
ない。こんなセレブ気取り女に貴重なギャラ払って無駄遣いす
るなっての。

食事のマナーなんてのは周りの人間が嫌悪感を催すようなこと
をしなければ良いだけだよ。だいたい西洋人なんてのは、風呂
にもまともに入らないから体臭キツすぎて香水たっぷり振りか
けたり、デカイ宮殿内部にトイレもなくて庭で脱糞したり、つ
い最近まで手で食べ物を食っていた野蛮人だろうが。寿司やイ
ンドのカレーがナイフとフォークで食うか、手で食うんだよ。

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2008年3月 4日 (火)

お下劣な笑い満載の最近では出色のお馬鹿映画「俺たちフィギュアスケーター」はフィギュアスケートファンなら数倍楽しめる

昨日は株式市場は先週末の米市場の下落、円高でどうせ大幅下
落で見ていても面白くもないだろうし、もう日本の株式はどう
でも良い投げやり状態なので、嫁さんに早く作れと言われてい
るかなり以前に期限切れになっているパスポートを申請に池袋
へ。パスポート申請は有楽町交通会館ばかりだったので、池袋
サンシャインシティにあるとは知らなかったのだが、こちらの
ほうがバスで行けて安くて便利ということで池袋へ。がら空き
で10分程度で申請終了。

久しぶりに池袋へ来たのでビックカメラをブラブラ。そのあと
帰宅前に映画を1本見て行こうと、株主優待券で観られる池袋
東急で上映していた映画「俺たちフィギュアスケーター」を観
て来た。

この映画、昨年末に少数の映画館で細々と公開された映画で、
池袋東急では穴埋め的に短期の臨時公開だったよう。でも、題
材だけで昨年春のアメリカ公開時から観たかったオ馬鹿映画。
なにしろあの美しさを競うフィギュアスケートのペア競技に男
二人のペアで参加するアイデア一発勝負的なコメディ映画。ク
ラシックバレーに女性用のチュチュを着て男性バレリーナたち
が「白鳥の湖」などを踊るトロカデロバレー団なんてのが人気
なのだが、その辺りからの発想もあるのだろうね。

マイケルズ(ウィル・フェレル)とマッケルロイ(ジョン・ヘ
ダー)はアメリカ・フィギュア男子シングル部門でのトップ選
手で、ライバル同士。不良上がりでマッチョぶりが売りのセッ
クス大好きお下劣なマイケルズ。スポーツ選手育成好きな富豪
の養子で、女性的な優雅さが売りのお上品童貞マッケルロイ。

性格も演技も対照的な二人はある大会で同点で1位になり、表彰
式で乱闘してしまい金メダル剥奪、スケート界から追放になる。
マイケルズは子供向けアイスショーで働き投げやりにアル中状
態。富豪から養子縁組を切られたマッケルロイはスポーツ用品
店でお仕事。

フィギュアスケート界への復帰を断念して失意の日々の二人だが、
追放されたのはシングル部門だけ、ペアなら大丈夫と規約の抜け
穴を発見したコーチの肝いりで男女ペアならぬ男男ペアでフィギ
ュアスケートの世界へ復帰、トップを再び目指すのだった。

フェレルとへダーの極端に違うキャラの二人が反目し合いながら、
猛特訓してペアのトップへ躍り出るまでのプロセスがスポ根もの
の味わいも交えてかなり楽しめる。

スケートの長期の特訓もあったとかで、スケートシーンもCGの上
手さもあるのだろうが、迫力満点。フェレルの弛んだ体と下劣な
キモサがあるのだが、スケートシーンは本格的に見せて、男同士
のペアなのを忘れさせるような美さえある。その中にかなりブラ
ックな笑いまで含めて全編が爆笑とくすぐり笑いの連続。

フェレルもへダーも日本では無名に近いが、アメリカでは人気者。
フェレルは「奥様は魔女」であまり面白くなかったのだが、この
作品ではそのキャラを良い方向で全面的に開花させていて、日本
人好みの俳優ではないだろうが、全米公開時2週連続1位の大ヒ
ットになったのも納得できる。

北朝鮮でコーチが開発した究極の荒技の北朝鮮での競技でのビデ
オでは女性選手の首がスケートのエッジで切られてちょん切れる
超ブラックユーモアなシーン、股間わしづかみのリフトアップの
シーンなどゲラゲラシーンも満載。

全米フィギュスケート界が協力したようで、有名フィギュア選手
総出演。2006年トリノオリンピック女子シングル銀メダリストの
サーシャ・コーエンは、フェレルの脱ぎ捨てたバンツを