2008年5月11日 (日)

ネトレプコがスザンナを演じた「フィガロの結婚」を観るが、あまり楽しめず。演出家の自己満足的舞台はうんざりだ

5月10日のNHKBShiでロシアのソプラノ歌手アンナ・ネトレ
プコの特集放送があった。まずは昼間にアンナ・ネトレプコが
スザンナ役の「フィガロの結婚」で、ザルツブルグ音楽祭の上
演。他は夜になってから「椿姫」、BBC交響楽団との共演など
で、未見は「フィガロ結婚」だけなので、録画しておいた。

その10日からちょっと数日かけて一人でのんびりと東北への
温泉ドライブにでも行こうかと思っていたのだが、結局雨にな
りドライブは行く気も起きず、映画を見に行った。そして、今
日録画しておいた「フィガロの結婚」を鑑賞。

すでにDVDでも発売されている06年のザルツブルグ音楽祭で
のモーツァルトオペラ集中上演の際にもっとも話題になった公
演。指揮者はニコラウス・アーノンクール。オーケストラは当
然ウィーンフィル。

フィガロにイルデブランド・アルカンジェロ、スザンナにアン
ナ・ネトレプコ、アルマヴィーヴァ伯爵にボー・スコウフス、
伯爵夫人にドロテーア・レシュマン、ケルビーノにクリスティ
ーネ・シェーファーと、まあ現時点でのかなり豪華なキャスト
を集めての公演だ。

そして、ザルツブルグ音楽祭らしく、いつものごとくに現代の
スーツ、ドレス姿で登場の演出。いわゆる演出をもっとも重視
のオペラ公演だ。しかしね、この種の作曲当時に想定された時
代背景などを無視した現代衣装での演出家の自己満足的演出は
もううんざりだ。

今回の演出はほとんどが白い壁が背景で、階段を設けてあるぐ
らい。それを背景にごく普通のスーツやドレス姿であまり大き
な演技的動きもなく進行する。なのに、その中に元の台本には
ない天使が至る所に登場して恋の導きでもしているような設定
で、現代版演出と天使と言うなんともちぐはぐな組み合わせに
はそれでどうしたのと言う気分だし、解説過剰と言うのかなん
とも鬱陶しい限り。邪魔でしかない。

これなら、コンサート形式でのオペラ全曲演奏と何ら変わらな
い。それに、話自体がフランス革命以前の貴族と庶民のあり方
がテーマになっているのだから、現代衣装では少しもそのイメ
ージが湧かない。それに、衣装も舞台も美しくないし、楽しさ
が少しも伝わってこない。

それは演出家とアーノンクール(元々それほど好きな指揮者で
はないが)の意向なのかもしれないが、アーノンクールの音楽
作りもあってか重苦しいばかり。とくにアルマヴィーヴァ夫妻
役の二人の過剰に重い歌唱がそれを助長してモーツァルトオペ
ラの楽しさがサッパリ伝わらない。それに、バルトロ役のフラ
ンツ・ヨーゼフ・ゼーリヒが車椅子で登場する意味が皆目不明。

救いはネトレプコの軽さと、ケルビーノとしては重いことは重
い歌唱なのだが、女性らしさをあまり感じさせない少年っぽい
イメージに凛とした歌唱が魅力的だったシェーファーの存在。

この現代的演出は最近ヨーロッパで流行だが、神話的話が主体
のワーグナーやバロックオペラならそれも面白いだろう。だい
たい神話の世界に時代背景などどうでも良いのだから。だから
こそ、ワーグナーでのバイロイトでのヴィーラント・ワーグナ
ーの前衛的演出などは面白かった。しかし、モーツァルトやヴ
ェルディやプッチーニなどはほとんどがどこまでも時代背景が
あるものだ。それを無視したものは作曲家自体の意向さえ無視
してしまうんじゃないだろうか。演出家ってのはそんなに偉い
のかい。あくまでオーソドックスな演出中心のメトロポリタン
オペラのものなどのほうが観ていても楽しい。

という訳で、今日は天気も悪く、ドライブに行くのも止めたの
で、ベーム指揮のもとヘルマン・プライが当意即妙のフィガロ
を演じる楽しい「フィガロの結婚」をLDで観て、口直ししてし
まった。

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2008年4月16日 (水)

スイス製120万円とかの超高級プレーヤーの中身が2万円のパイオニア製DVDプレーヤーって大笑い話

クラシックやジャズを聴くのが大好きで,そうなると昔からつい
音楽そのものではなく,音楽を鳴らすオーディオのほうにも興味
が当然に行くものだ。なにしろいい音で聴きたい訳だし。

レコード時代は曲に合わせて様々なカートリッジを取っ替え引っ
替え楽しんだり,自分でスピーカーボックスを自作したりしたも
のだ。最近はある程度の音で聴ければそれで良いやの気分で、現
用のダイヤトーンのスピーカー、山水のアンプもすでに20数年
の後期高齢者状態。しかし、30センチのウーファーとコーント
ィーターのシンプルなスピーカーからはまだ十分満足の音が出て
いるし,20万円ほどのアンプも健在。でも、オーディオは興味
あるので,ネットでもわりにオーディオ関係のサイトは見る。

ピュアオーディオの世界ではCD盤のレーベル面にカッターナイフ
でかすかに傷をつけると音が格段に改善されるなんていうオカル
トみたいなことを自称オーディオ評論家がマジに記事にしたりす
る一種異様な世界。数万円のCDプレーヤーを100万円のものに
したらその価格差だけの音の改善があるかと言うと,まあそれは
気分の問題みたいな世界で,100万円のものを使っているとい
う意識が前提にあるからこそ音が良くなったと思える訳でもある
し,高いものを買ったら改善されることがなければ面白くもない
訳で、たいして変化がなくても変化したと思いたい訳だ。

そんなマニア気質を巧く利用して、馬鹿高いオーディオ機器やア
クセサリーをまるでコイズミのように口先上手く売っているわけ
だ。メートルで500円も出せば必要充分すぎるだろうスピーカ
ーコードなどもメートルで何十万円なんていう究極のぼったくり
商品がのさばり,それを買って凄い音になったと自己満足に浸る
マニアがいるってことで。それもまあ趣味の世界で。

そんなピュアオーディオのぼったくりの証拠が海外の掲示板に写
真入りで掲載されたらしく,久しぶりに覗いた「楽譜の風景」さ
んのサイト
で紹介されていた。もとのDVDプレーヤーはパイオニ
ア製の14000円ほどで販売のDV-600AV。その基板をそのま
ま利用しているのがGOLDMUND Eidos 20Aっていう外観だけは
豪華なユニバーサルプレーヤーで、販売価格は120万円台。写
真を見てみれば判るが,基板はまさにそのまま。
しかも配線など
はパイオニアのほうが整然としているのに、120万円のほうは
なんとも雑な印象。宝石で飾ったりしてはいるが中身は日本製の
クオーツっていう海外製ぼったくり時計みたいなものだね。スイ
スってのも商売上手な国のようで。もともとGOLDMUNDなんて
香港辺りの成金が買うようなボケ機器だが。それにしても中身は
100分の1の価格の製品と同じ基板とはね。

このGOLDMUND Eidos 20Aを高級オーディオ紹介雑誌(雑誌
自体も写真が奇麗なだけで中身なく、馬鹿高いどうでもいい本)
「ステレオサウンド」で紹介しているそうで、「楽譜の風景」
さんによると、「 ステレオサウンド No.166に紹介されました。
勇気をもって内部の写真を掲載していますが、そのサイズが極
小で、左の基盤を隠していますす(^^;。『日本の製品から取り出
したプレーヤーの心臓部を使ってゴールドムンド流のチューニ
ングを加えているという』『静かな音場にふくよかでしかも輝く
音色が浮かび上がった』『ゴールドムンドの音創りは上手いなあ
と思った』だそうです。」とか。そんなに素晴らしい音の世界が
再生されるなんて、もとの中身を作ったパイオニアが凄い訳で,
そんな凄い製品をわずか1万円ちょっとで買える日本人はなんと
幸せなことかと思う。ちなみに「楽譜の風景」さんは基板を基盤
と変換間違いされていますが。

Goldmund_20080416

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黒人演歌歌手ジェロも良いが,還暦歌手秋元順子の大人の味わいの歌がちょっとお気に入りに

テレビで一度見ただけなのだが,若い黒人で姿形はほとんど
ラッパーなのに歌うのはど演歌という異色の歌手「ジェロ」の
歌うのを聴きたくなって、YiuTubeで検索してみた。

歌うのは「海雪」なる曲。ミュージックビデオではラップダン
スも踊っているのだが,歌うシーンでは動きはあまりなく、日
本語も今時の日本人ポップ歌手より滑舌も良く,外人との違和
感まるでなく,まさしくかつてのど演歌をこぶしもたっぷりと
歌い切っていてなかなかだ。相当の人気があるのだろう,この
ビデオの再生回数が36万回を軽く越えている。

80年代までは歌謡曲の世界でも演歌は売り上げでも大きなシ
ェアを占めていたが,最近はかつての大物歌手もまるでヒット
がないし,テレビでも顔を見る機会が少ない。そんな中で、曲
自体に斬新さがある訳でもなく,黒人が演歌を歌うギミックで
受けているのが人気だろうこのジェロの活躍などが新しい活性
剤となれば面白いのだが。

そのジェロのビデオを検索した時に動画が並んでいたのがまっ
たく知らなかった秋元順子って女性歌手。次いでにその秋元順
子の歌うビデオ「愛のままで」を聴いてしまった。
かなり年配
の女性で,ド派手なちょっと下品な衣装を着て,オケをバック
にステージで歌う。ルックスはまんま下町あたりにいるおばち
ゃん。それが歌うと巧いのだ。ちょっとシャンソン風味わいの
ラブソングを伸びのある迫力ある声で歌い上げる。まさに歌い
上げる趣で、言葉のひとつひとつに心がこもっている。

続いて「雨の旅人」って曲も聴いてみた。こちらはきちんとし
た作りのミュージックビデオ。
こちらも同じような雰囲気の曲
だが,こちらのほうがより練り上げられた作りか。

歌謡曲ってほとんど聴かないのだが,聴くとなると最近のお気
に入りは大月みやこ。女三部作や「乱れ花」「豊予海峡」「か
くれ宿」なんかは極上の曲たちだ。この秋元順子の2曲もちょ
っとお気に入りになってしまって、YouTubeのビデオをお気
に入りに。

秋元順子をググってみたら,4月2日付けのスポーツニッポン
の記事に、無名の還暦歌手がオリコンチャートのベスト20に
入ったと「愛のままで」が17位になったとのはなしが。
年齢
はなんと60歳で,記事によると,20代のOL時代にハワイ
アンバンドで歌い始め、ジャズ、シャンソンなど幅広く歌唱。
子育てに専念後、再び40代で歌い始め、04年に「マディソ
ン郡の恋」を自主製作で発売。翌年7月に同曲でメジャーデビ
ューしたんだそう。後期高齢者医療制度なんていうコイズミの
国民愚弄精神が体言化した老人淘汰政策が跋扈する高齢者姥捨
て国家日本で還暦歌手がクローズアップされるなんてのも楽し
いものだ。

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2008年4月 4日 (金)

まったく機能しなくて返品交換となったAirMac Expressが来た。一応iBookのiTunesの音楽を無線でAirMac Expressに飛ばしてステレオ装置で聴けるのだが・・・・またまったく認識しなくなってしまった

iTunesの音楽を無線で飛ばしてパソコンから離れたステレオ装
置で聴けるとか、プリンタに接続すれば他の部屋のパソコンか
らもプリントアウトできるとか、なんだか面白そうなアクセサ
リーだと発売になったばかりの新型のAirMac Expressを購入
して使ってみたものの、iBookでもWindows機でもまったく機
能しないので、Appleサポートに電話、結局は返品交換となり、
今日その交換新品が配達されて来た。

早速ステレオ装置にAirMac Expressを接続、CDROMからAir
Macユーティリティをインストールして、手順通りに進み、最
終段階のこの画面で「続ける」をクリックするのだが、それ以
上画面は進行しないまま。ネットワーク設定が出来ないまま
かと不安になる。

10_3                  

 

 

 

さらに解説書ではAirMac Expressに接続されるとそのステー
タスランプがオレンジ色点滅から緑色点灯になると書いてあ
るのだが、ずっとオレンジ色点滅のままだよ。

また駄目かと絶望になるが、一応iTunesを起動させると右下
部分に交換前のAirMac Expressではまったく出てこなかった
「BASEStation」「すべてのスピーカー」の選択窓が出ている。
AirMac Expressのステータスランプはオレンジ色点滅のまま
だが、とにかくiTunesで曲を再生すると、AirMac Expressを
接続したステレオ装置から音が出て来た。
8                  

                
                        

しかし、AirMacユーティリティの画面はまったく進まないまま
変化なし。そして、音楽を聴いていると、ネットに繋げてネット
サーフィンはまったく出来ない状態になってしまうんだね。ネット
ブラウザでネットしながら、そのパソコンでiTunesの音楽を無線
接続したAirMac Expressに飛ばして、離れた場所にあるステレ
オ装置で音楽を聴けると思っていたのでがっくりも良いところ。

ユーティリティを終了させるとどうなるかと、終了させても、
そのままiTunesの音楽をAirMac Expressに飛ばせて聴けるこ
とはできる。しかし、AirMac Expressをコンセントから一度
抜いて、コンセントに差し直すと、iTunesでは音楽は聴けなく
なる。もう一度AirMacユーティリティを起動して、最初から
すべてやり直ししなければならない。つまりはAirMacユーテ
ィリティがネットワーク設定を出来ない訳で、AirMac Express
をコンセントからいったん外せばいつもAirMacユーティリティ
を起動して、設定をし直して(まああまり時間はかからないが)、
それからiTunesを起動しなければならない訳で、なんとも面倒
くさいし、AirMac Expressを使ってiTunesの音楽を聞くと、
そのパソコンではネットは出来ない訳で、1台しかパソコンが
ない状態で、そのパソコンを無線LANで使っている場合は不便
極まりない訳だ。無線LANでしかネットの出来ない部屋にある
ステレオ装置にAirMac Expressを接続してパソコンのiTunes
の音楽を聴きたい場合は、ネットに接続するパソコンと別に
AirMac Expressに無線接続してステレオ装置で音楽を聴くパ
ソコンの2台が必要ってことだ。

2台パソコンないなら、無線LANでネットしながら、AirMac
Expressに無線で音楽送って聴けないなんて、アップルの宣伝
のどこにも書いてなかった。そういう肝心な点は隠蔽なのか。
とにかくネットしながら、そのパソコンに繋げたヘッドフォン
で音楽を聴くほうが便利だし、わざわざAirMac Express専用
パソコンがいるなら、別にAirMac Expressなど使用しなくて
もオーディオケーブルでパソコンをステレオ装置に接続してそ
のパソコンのiTunesの音楽を聴けば済む訳で、なんか凄く画期
的だと思って購入したAirMac Expressなんだが、別に大した
製品ではなかったな、私的には。有線LANしかないホテルなど
で無線LANにしてネットしたい時などにはまあ役立つだろうけ
どね。11000円ほどもカネ出してまで買って損した感じだ。
これならパソコン使っているデスクからステレオ装置の置いて
ある場所までの長さのオーディオケーブルをパソコンからステ
レオ装置に繋げてiTunesの音楽を聴くほうがよほど簡単でカネ
もかからないよ。それより、AirMacユーティリティはネット
ワーク設定が結局は終了できないんだから欠陥ソフトじゃない
のか。しかし、Appleは返品交換で送って来た梱包の中には、
返品したAirMac Expressがなぜ機能しなかったのかの説明も
入れてこないし、不親切極まりない。この1万円程度でまあそ
れほど高額ではないAirMac Expressで済んで良かったが、20
万円を軽く超えるMacBookAirなんて無線でしか機能しないん
だから、現時点では買うことは相当の冒険だと判っただけでも
勉強になった。

AirMacユーティリティの画面を順番に出すと

1
2
3 4



5

 

 

 

 

 

 

この画面では真ん中の「現在のネットワークにAirMac Express
をワイヤレス接続」をクリックして、続ける

 

9



10_2


 

 

 

 

結局最後の画面でいくら「続ける」をクリックしてもそれ以上
は進行せず。つまりはユーティリティでの設定が完了していな
いってことなんだろうね。ああ、もううんざりだ。こんなに使
い憎い商品は初めて。アップルフリークたちのサイトではえら
く評判も良い声もあるが、よほどのパソコン達人ばかりなんだ
ろうな。そういうサイトの評価をあまり信じてしまうととんで
も商品を買ってしまうことになるってことか。ちょっとはiBook
でステレオ装置で音を出せていたのだが、いったんコンセントか
ら抜いて、差し直すのを数回やっているうちにiBookでもまたAir
Mac Expressをまったく検出できなくなって使用不可能に。この
製品は一体まともに使用できるものなのか。91年頃からアップ
ルパソコンを使っているのだが、このAirMac Express購入で
アップル不信感一気に増大だ。いったいこのAirMac Expressっ
て商品はどうなっているんだよ。これほどイライラさせる商品は
初めてだ。とにかく、よほどのパソコン達人か、設定などに苦労
するのが大好きな物好きな人以外は絶対に買っては駄目な商品だ。
時間と金の無駄そのものであり、精神的疲労度最悪だ。


PS:Windows機にもAirMacユーティリティをインストールして
AirMac Expressをステレオ装置に接続してみたが、ユーティリ
ティはAirMac Expressを認識せずの状態に。いろいろさわって
いるうちにユーティリティにAirMac Expressのマークが出て来
たので接続をクリックしてもそれ以上進まず。ユーティリティが
アバウトな動きをして、たまにIPアドレスとパスワードを入れる
ように指示したりと、もううんざりだ。だいたい無線LANでも
バッファローのルーターでもWEP暗号を入れる程度しかさわった
ことがないし、AirMac ExpressのIPアドレスなんて言われても
そんなの知るか。だいたい、このAirMac Expressの宣伝文句は
コーヒー一杯飲むうちにすぐ使用できるようになる簡易さを謳っ
ているんじゃないの。それがかなり専門用語も理解してでないと
サッパリ判らない訳だ。Appleのサポート掲示板を見てみたら、
「その程度のことは勉強したほうが良いよ」みたいな偉そうな
ことほざいているクソ野郎がいるに及んでは何をか言わんやだ。
それほど勉強してでないと使用できないような商品をコーヒー
一杯飲むうちに設定完了みたいな宣伝するんじゃねえよ。パソ
コンの勉強なんて興味ないんだよ。簡単に使用できて、それで
やりたいことが出来れば良いだけだ。それをAppleは謳ってい
るんだろうが。なのに、これほど使いにくい製品はない。かな
りパソコンに詳しくないと設定なんて出来ない。ただただこん
な難しい製品買うんじゃなかったとの思いだけ。Appleは製品
添付の解説書もいい加減だし、Appleサイトでも満足な説明も
ないし、サポートでもきちんとした説明もしないしやはり日本
ではマイナーな地位にあり続けるしかないんだろうな。iPodだ
けが別格だっただけか。今回購入のはもう使用する気失せてし
まった。パソコンに詳しい人なら使いこなせると思うので、ア
ップル社の来年4月までの1年間の保証書付きのAirMac Express
を欲しい人にお安くお譲りしますよ。欲しい人はコメントに書
き込んでちょうだい。コメントは了承性なので表には出ないよ。


PSのPS:ところで、あるサイト読んでいたら、AirMac Expressを
有線LANに接続したら設定が出来たみたいなことが書かれていたの
で、ためしに無線ルーター(バッファローの無線ルーターで、4年
半前にTEPCOの光回線にした時に購入したもので、1台を有線接
続、4台のノートパソコンを無線接続で使用してこの4年半なんの
トラブルもなく稼働)に有線LANでAirMac Expressに接続してみ
たら、今までまったく緑ランプが点灯しなかったのが、しばらくし
て緑ランプ点灯し、iBookでAirMacユーティリティを起動したとこ
ろすぐにAirMac Expressを検出。とりあえず設定をしてみた。

しかし、既存のネットワークに付加する形にするとやはり設定が完
了せずに。もう諦めて、AirMac Expressで新規のネットワークを
作成するという形で設定をしたところ初めて設定完了になり、Air
Mac Expressのランプも緑色点灯継続に。そして、iBookの無線
マークの部分にバッファローの無線ルーターのID番号などと並んで、
AirMac ExpressのIDが、AirMac Expressを電源コンセントに差
している限り出るようになり、iTunesから無線で音楽を流したいと
思えば、その無線マークのAirMac Express番号をクリックしてか
ら、iTunesを起動すると、一応音楽を聴ける(無線ルーターは1階、
iBookも1階、AirMac Expressとステレオ装置は2階で)ようには
なった。Windows機でもAirMac Expressへ音楽を飛ばしてステレ
オ装置で音楽を聴けるのだが、すぐに接続が切れてしまうし、無線
ルーターとAirMac Expressとの切り替えがiBookほどスムースじゃ
ないのでWindows機での使用は止めにした。どうも相性が悪いよう
だ。


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2        

 

 

 

 

 

 

ただしもちろんのことにその時はiBookで無線ルーターを通じての
ネットは出来ない。ネットしながらiBookのiTunesで音楽を流すに
は別のパソコンを横に置いて無線ルーターを通じてネットするしか
ない。とにかく、一応無線で音楽は飛ばせて聴けるので、思ったほ
どの機能は発揮できない期待外れの製品ではあるが使ってみるしか
ない。オーディオケーブルより値段もまあ安いものだし、まあいい
かとなげやりな気分。

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2008年3月30日 (日)

音楽聴きながら、ネット上でオーディオマニアさんのサイトを徘徊するのは楽しいが、物欲刺激されまくり

今日の都内はちょっと涼しさが戻った感じで午後からは雨模様
ということで、出かけることもなく自室のいわゆるピュアオー
ディオ装置でアナログレコードやCDで音楽鑑賞三昧。

音楽だけを聴いているのも退屈なので、音楽聴きながらノート
パソコンでオーディオ関係のサイトなどを徘徊。クラシックレ
コードを初めて買い始めてからしばらくたった中学3年の終わ
り頃にそれまでの足がついた家具調の一体型安物のステレオ装
置に不満となり、親にねだりCECのアイドラー方式のフォノモ
ーターやテクニカのカートリッジなどの組み合わせでアナログ
プレーヤーに仕立て、アンプはラックスの最安の真空管アンプ、
スピーカーはコーラルの20センチ同軸2ウェイを使用しての
自作スピーカボックスで聴き出して以来なんとなくのオーディ
オファン。

ヘッドフォンもコンデンサータイプで音が良いというので60
年代末にスタックスのSR-1とかを買って、そのあまりの透明感
ある音にかなり愛用したことも。

しかし、オーディオはのめり込むと際限がない世界。趣味の世
界でも例えば自動車ならカタログ数値で馬力が違えば当然に歴
然と差が出る判り易い世界。オーディオの場合は数万円のミニ
コンポで聴いても総額1000万円のハイエンドオーディオで
聴いても鳴る音楽は同じで、普通の家の部屋で聴く分には数万
円のミニコンポでもうるさいと感じるほどの大音量は一応出る。
値段のいくら違う装置で聴いても音楽そのものから受ける感動
にそれほどの差はない。というより、昔の手作りのスピーカー
で聴いた貧しい音でどれほど感動したか。プツノイズだらけの
SPからのCD化の音源でも感動するんだからね。

という訳で、オーディオはまさにイメージの趣味であり、同じ
機械でも受け取る人によってはまるで違う評価になる(という
より、オーディオ専門誌ではほとんどブラインドテストをして
いないのではじめから先入観いっぱいのテスト)訳だし、カネ
をいくら注ぎ込んでも満足というのがない世界。最近などデジ
タルオーディオプレーヤーのイヤーフォンでしか音楽を聴かな
い層も多くなり、ピュアオーディオそれも少し高級な世界は縮
小する限りで、まともなオーディオ装置を触ることができる店
もグンと少なくなり寂しい限り。

そういう世界を楽しむには最近ではネット上でのオーディオフ
ァンなどのサイトが楽しめるので、時々徘徊する。ただ、私自
身は現有のもう20年以上経過のダイヤトーンの30センチウ
ーファーの2ウェイスピーカー、山水の20万円ほどのプリメ
インアンプ、アナログプレーヤーは10万円ほどのトリオの組
み合わせでもう十分の気分。ただ、CDプレーヤだけはすでに
4代目だが。と言っても、5~6万円程度の売価のものだが。

あと、カセットデッキはカセットテープをまったく使用しなく
なったので7万円ほどしたデッキはとうの昔に廃棄。また、ラ
ジオ自体(昔からエアチェックをしたことがない。ラジオから
録音したのはNHK語学講座だけ)も車の中か小さな携帯ラジオ
でしか聴かないのでトリオのわりに良いチューナーも廃棄。ア
ンプにはアナログプレーヤーとCDプレーヤが繋がっているだ
け。もし現有のアンプが駄目になったら、CDプレーヤだけ繋
げれば良いのでパワーアンプだけにして、アナログプレーヤー
はヘッドアンプ経由で使おうかなと思っている。なので、デザ
インの良い、シンプルな適当な性能と価格の使い易いパワーア
ンプをいつも探している。CDプレーヤーを山水アンプにはア
ナログ接続、新しいパワーアンプにはデジタル接続で聴くのも
楽しそうだしね。また、ダイヤトーンスピーカの上に置ける小
型のブックシェルフスピーカーも何か欲しいかな。

オーディオはいくらカネを注いでもある程度の装置以上の装置
で限界が見えて来るというちょっとクールな視点でオーディオ
を解説しているサイト「オーディオの科学」
ってのがあり、こ
の方の所有して聴かれている装置がわりに私の装置に価格面な
ど多くの面で近い。このサイトを読んでみて、私のダイヤトー
ンと山水の組み合わせで一応満足の気分ってのもある程度良い
線行っているのかなって感じになる。

このサイトを読んで勉強すると、オーディオに意味なくのめり
込まずにある程度の音を聴くにはこの程度まで行けば良いのか
と納得できるようになるし、普通のオーディオファンにはなか
なかのお役立ちサイトかな。

でも、オーディオファンとしては別に趣味なんだからどこまで
ものめり込むのも楽しいもんだ。最近見つけたサイトでは「オ
ーディオに想う」
なんてのはオーディオマニアぶりはオーディ
オファンとしてはハイエンド自慢の典型だろう。その記事を読
んでかなり笑えるはず。この方のようなオーディオマニアの
世界がいっぱいあるのを徘徊するのも楽しいもんだ。こういう
マニアのサイトで知ったアクセサリー(例えばインシュレータ
ー4個で15万円)なんかには驚愕の価格のものもあり、フリ
ークな世界が垣間みられるのもネットならでは。まあ、こうい
うハイエンドオーディオ(と言うものの、価格が絶対的に高い
のは確かだが、音質もハイエンドかどうかは保証の限りでは
ない)を堪能するにはまずは家自体をオーディオ用に大改造
する必要があるのだが。この手のオーディオサイト見ている
とまったく物欲刺激されまくりだ。しかし、たとえ刺激されまく
りでも、LPプレーヤーのたかがヘッドシェルに13万円とかタ
ーンテーブルシートに30万円も出すアホはしないが。これら
の商品はあの船場吉兆のぼったくり料理の数倍のぼったくり
度のものだしね。これらを使って、音がすごく良くなったとか
妄想抱いて、これら商品の製造販売業者に暴利をむさぼら
せているのはオーディオマニアと言うよりは、あのコイズミの
郵政詐欺選挙に簡単に騙される手合いと同じようなものか。

そういう物欲を抑制するためには先ほどの「オーディオの科学」
「オーディオの基本と鬼門」などを読んで冷静になること。こ
の「オーディオの基本と鬼門」が掲載されているショップで販売
されているパワーアンプ CROWN D-45ってのがちょっと気にな
る製品。



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2008年3月20日 (木)

今日はNHKBSHiで7時間に及ぶベルリンフィル特集を見てまったり

暖かくなったかなと思っていたら今日は寒さがちょっと戻って
きて、雨も降って出かける気も起きない。毎日が休日の私にと
っては祝日は関係ないが、せっかくの休日なのに寒い雨模様は
サラリーマンには残念無念。

自民カルト癒着腐敗政権の馬鹿経済政策で貧乏路線一直線の日
本なんだから、こういう日はカネのかかる外出などしないで家
で読書やテレビ観てダラダラしているに限る。

それにぴったりのテレビ番組が今日は放送だ。NHKBSHiで午
後1時から8時まで7時間も放送の「夢の音楽堂:ベルリンフ
ィルのすべて」だ。遅めの朝食と昼食兼用の食事を済ませて、
ウィスキー瓶とおつまみをちょっと置いてテレビの前に。

ハイビジョンテレビなので、リアルタイムで観る限りはハイビ
ジョン映像なのだが、録画するとアナログHDレコーダーなの
で映像はがた落ちになる。こういう時にはハイビジョンレコー
ダーが欲しくなる。今日の放送で残しておきたいのはフルトヴ
ェングラー指揮の「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪
戯」、ザンデルリンク指揮「ショスタコーヴィッチ交響曲第8
番」、ヴァント指揮「ブルックナー交響曲第9番」なので、こ
れらは画質劣化は仕方ないがDVD-RWに直接録画の準備。カラ
ヤンのはブラームスの第4番の一部だけという中途半端な放送だ
よ。全部放送してほしいね。私はカラヤンの作り出す超絶的な美
的世界大好きなんだ。鬱陶しい自称音楽評論家宇野なんとかみた
いにカラヤンをアプリオリに否定する馬鹿はクラシック評論の世
界から追放してほしいと思っているぐらい。まあ、カラヤンの指
揮するビデオはLDで山のように持っているから良いけどね。

フルトヴェングラーのティルは50年頃のティタニア・パラスト
での演奏会録画で、フィルムからのハイビジョンへの変換なので
映像はかなり鮮明で、貧しい音ながらフルトヴェングラーの鮮明
な映像での指揮姿が見られるだけで大感動ものだった。

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2008年3月 1日 (土)

オペラ好きには堪らない映画「月の輝く夜に」を久しぶりに観る。「ラ・ボエーム」の舞台が華を添える

NHKBSで木曜の深夜(つまりは金曜日のことね)に映画「月の
輝く夜に」を放送していたので、DVDレコーダーに録画してお
いた。公開時に試写会で観て以来いわゆるロマンチック・コメデ
ィジャンルではもっともお好みの映画。

LDでは一応所有しているのだが、映像的に画質が甘くて今ひと
つ。今回の放送を機会にDVDでも保存しておくことにした。今
日DVD録画してあるのを観てみると、LDの画質よりも鮮明度が
格段に違う。音自体はほとんど変わりないが、技術の進歩は凄
いを実感するだけ。

映画はあの名作「アメリカ上陸作戦」「夜の大捜査線」を放った
ノーマン・ジュイソン監督の起死回生の87年の作品。恋と人生
とオペラを心ゆくまで堪能するニューヨークに生きるイタリア系
住民の人生を目一杯楽しむまさしく恋に生き、歌に生きる描写に
は心躍るばかり。

舞台はニューヨーク・ブルックリンのイタリア系社会。仕事一筋
の美貌の未亡人(シェール)は幼なじみの男(ダニー・アイエロ)
と長い付き合いの末にやっと婚約するが、その婚約者のヨーロッ
パ旅行の間に男の弟(ニコラス・ケイジ)と恋仲となってしまい
婚約者を裏切る形となる。

弟との結婚へ至るプロセスに絡めて、未亡人の家族の模様などが
描かれて行き、恋と料理とオペラに溢れるイタリア系住民たちの
おおらかなちょっと羨ましいような人生模様がおとぎ話のように
進行する。

オペラ好きなニコラス・ケイジの恋に盲目な伊達男ぶりはケイジ
にとってもベスト級の演技だし、そのケイジのキャラクターの濃
さをさりげなく凌駕してしまって全編をさらうのがシェール。仕
事一筋に生きて来て、オシャレもしていなかったシェールがケイ
ジとの初デイトのために久しぶりに美容院に行き、髪を染め、ド
レスを誂えて変身して行くシーンのワクワク感。

映画の巻頭シーンからメトロポリタンオペラの小道具を運ぶトラ
ック、楽屋裏などを見せてオペラ好きをくすぐる映画だが、シェ
ールとケイジの初デイトがメトでのオペラ「ラ・ボエーム」の公
演。そのオペラの心象風景とデイトで盛り上がる二人の恋心がリ
ンクして行く味わいはオペラ好きには堪りません。

シェールのアカデミー賞主演女優賞は納得の演技。これほどオペ
ラ座、その公演が映画の本筋と微妙に絡みながら双方の魅力を倍
加している映画は希少。

さらにシェールの母親役で、家族を温かく見守るオリンピア・デ
ュカキス(アカデミー賞助演女優賞)や、浮気をしている小心者
のその夫(ヴィンセント・ガーディニア)、教え子の若い女子大
生に手を出しては振られている大学教授など生きる歓びの中に垣
間見える悲哀など脚本の出来の良さも抜群。

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2008年2月 9日 (土)

とりとめもなくクラシック音楽をまったりと聴く至福の時間

今年の冬の寒さはいつになく長く、感覚的に冷え込む感が強い。
今日も東京はどんよりとした雲が空を覆い、今にも雪が舞いそ
うな雰囲気で、家の中にいても手が異常に冷え、動きが鈍くな
り、暖房がないとパソコンのキーを打つのも難儀だ。

雪の季節以外なら車に乗って、予定もなくブラブラとドライブ
へすぐに出かけるのだが、そのドライブ先はたいてい温泉があ
る場所だ。群馬の山の中や東北地方ということになる訳で、冬
の季節は当然のことにその好きな温泉のある土地は多くが深い
雪の中ばかりで、昔毎週のようにスキーに行っていたようには
行く気が起きない。温泉に入りのんびりするのに、スノータイ
ヤやチェーンの用意など面倒くさい限りになったからだ。

ということで、今日みたいな日は家に籠って読書かビデオで映
画鑑賞、または音楽を聴いているのが一番。今日はこたつに入
って朝から音楽三昧。

自分の部屋にあるオーディオで聴くのも暖房があまり効かない
ので、こたつに入ってノートパソコンにヘッドフォンで音楽鑑
賞。こういう時は本当にパソコンは便利だ。

適当にCD棚から20枚ほどアットランダムに抜いて来て持参、
ウィスキーをチビチビやりながらクラシック音楽を聴くのはま
さに至福の時間。首相の座にいること自体が認識できていない
かのようなまさしく猿並の頭脳のウータン福田政権の馬鹿さ加
減、崩壊一途の株式市場の惨状、そういう時にも株式投資をし
ている者を馬鹿扱いにしか出来ない経産省の事務次官に代表さ
れるキチガイ官僚たちの存在なども忘却できる。

やはり朝一番はモーツァルトで、ホグウッド指揮で「セレナー
ドグラン・パルティータK361」を。管楽器が生き生きと共演
する清々しい音楽。そして、同じくホグウッド指揮で管楽器の
協奏曲をフルートとハープK299、ファゴットK191、フルート
K313と立て続けに。

そのあとはセル指揮クリーヴランドで、ドヴォルザーク「スラ
ブ舞曲集」、ビゼー「アルルの女」、メンデルスゾーン「真夏
の夜の夢」など超有名な楽しい曲ばかりを。セルにとってこの
手の曲はレコード会社の要請で入れたものだろうが、どこまで
も手を抜かないで生真面目に仕事する姿が浮かんで来るかのよ
うな素晴らしい演奏ばかり。媚のない音造りで、キリッとした
佇まいに透明感のあるオケには惚れ惚れする。

適当に持って来たCDの中にドラランドの「テ・デウム」があっ
た。フランスバロック時代の作曲家の宗教曲だ。演奏はマルテ
ィーニ指揮のパイヤール管弦楽団、エラート盤。たまにはこん
な世界に浸るのも良い。宗教曲といってもどこまでも王宮に仕
えた作曲家が神への賛美、つまりは王権を讃えるために作った
曲であり、合奏協奏曲に合唱、独唱が付くと思えばいい訳で、
華麗で優美な音楽が手を替え品を替えて繰り広げられて飽きない。

と、脈絡もなく適当にCDを選んでは楽しむ時間は際限がない。
これぞ至福の時間。酒がまた進む。ちょっと飲み過ぎた。そう
いう時には音楽はいったん中止。ビデオでアクション映画を観
てすっきり。これから久しぶりにバート・レイノルズが監督し
主演した刑事物「シャーキーズ・マシーン」を観る。これは刑
事ものとしてはベストテンに入れてもいいような出来で、ジャ
ズを主体にした音楽が粋で、ゴージャス。夕食前のひとときは
酒のうまいこの映画というわけで、無為な時間が過ぎて行く。

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2008年2月 1日 (金)

クラシック音楽ファンサイト徘徊は楽しい。神の耳を持つ凄い人もいる

40年以上の趣味であるクラシック音楽鑑賞に特化して、毎日
のように聴いているクラシックレコード(CD)の自分のための
備忘録的鑑賞日記としてYahooブログで「Classical盤偏愛」
んてブログを作ってみたら、これまであまり見ていなかったク
ラシック音楽サイト・ブログを見るようになった。

ちょっと検索してみると驚くほど多くのクラシック音楽サイトが
あるのでびっくりした。CD発売のシェアではクラシックCDな
んてほんの数%程度なんだから、クラシック音楽ファンの入れ
込み具合の深さにあきれたり、驚嘆したりで実に楽しめる。

「レコード芸術」なんかに代表される音楽業界紙に何十年も代
わり映えしないレコード会社の提灯持ち的評論もどきしか書か
ない自称音楽評論家なんか足元にも及ばないような該博な知識
を披露する頼もしいサイトがあるかと思えば、「レコード芸術」
がこれまで何回も繰り返して特集して来た名盤300選的な感
覚そのもので、通り一遍の名曲並べて、それぞれで「決定盤」
「名盤」なんてランク付けして評論家気取りの楽しい人もいる。

その人のサイトの日記みたいなのを読んでいて、思い切りずっ
こけたのがあった。題して「フルトヴェングラー研究史上最大
の衝撃!ORFEO盤バイロイトの第9」ときた。

 
私も愛蔵しているフルトヴェングラーの超有名な「バイロイト
の第9」に一体何事が起きたのかと読み始めた。私がこのレコ
ードを買ったのは1966年。独特のカリグラフだけで曲名と
演奏家をあしらった白地のカートンボックス入り2枚組。組み
合わせはベートーヴェンの交響曲第1番だった。指揮台へ急ぎ
足で近づいて来るフルトヴェングラーの足音がライブの雰囲気
を盛り上げていた。

このサイトの方によると、そのレコードは「半世紀もの間クラ
シック音楽界の聖書だった」となる。ここでもう引いてしまう。
ベートーヴェンの第9自体は交響曲史上では聖書的価値がある
かもしれないが、その演奏を聖書とはね。演奏なんて様々のも
のを楽しめば良いだけで、それぞれの演奏がそれを聴く人にと
って精神の糧、意志を鼓舞するものなどになれば良いだけであ
る。聖書と断定する段階でその演奏を楽しむスタンスが消えて
しまっている。

そして、何が衝撃なのかと言うと、新しく発売された同じ演奏
を収録した新発売のORFEO盤「バイロイトライブ」CDと聖書
らしいEMI盤「バイロイトの第9」を時間まで詳細に比較して、
「バイロイトの第9」が真性のライブ録音でなかったのがわか
ったというのが衝撃らしいのだ。そんなことはどうでも良いが
な。最近のライブ録音も当然編集されている訳だし、編集なん
て当たり前でしょうが。

そしてそのお方は「正真正銘ライヴではない、ということが判
明してしまった。これは確かにショックなことである。しかし、
一方でORFEO盤とEMI盤の違いがほとんどない、ということも
確かである。それは『フルトヴェングラーの偉大さの証明』が
また一つ追加されたということでもある。よってEMI盤『バイ
ロイトの第9』の歴史的価値が不滅であることには変わりはな
い。」と結論する。

この論理展開も?????である。しかもこのお方は「違いが
ほとんどない」と結論付けしながら、文中で「そのリハーサル
中心のEMI盤のほうが、ORFEO盤よりもより感動的である。こ
れは今までの常識が覆すことになる。」と書いている。これは
凄いことである。違いがない演奏を聴いて、より感動的なもの
だと違いが判るというのだから、まさしく神の耳を持つ人だ。
しかもほとんど違いがないのに、感動の差まで判るというのだ
から音楽評論家吉田秀和でも太刀打ちできないだろう。こうい
うお笑いがクラシック音楽ファンのサイトにはたくさんある。
ネット徘徊がとても楽しい。

私なんていくらフルトヴェングラーが好きでも、ベートーヴェン
の交響曲録音は基本的にスタジオ録音があれば十分で、有象無
象のライブ録音が出て来ても興味もないし、それより同じ第9
なら様々な指揮者の演奏を集めて楽しむほうが面白いタイプだ。
例えばカラヤン指揮のベートーヴェン交響曲全集にしても60
年代はじめに録音のベルリンフィルとの初録音があまりに素晴
らしくて、それ以後カラヤンが70年代と80年代に再録音し
た全集にはまるで興味も出なかったほどだしね。とにかくまあ
笑撃の記事でした。

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2008年1月25日 (金)

iTunesのジャンル名が英語からカタカナ名に勝手に変更されるお馬鹿仕様変更がWindows機でも7.6バージョンで発生。その簡単な対処法

先日MacパソコンiBookのiTunesが7.6にアップデートされて
いたのでインストールしたのだが、今日はWindowsXP2台の
ノートブックのiTunesも7.6にアップデートした。

以前7.5にアップデートした時にiBookではジャンル名が再生す
るたびに例えば「Jazz」なら「ジャズ」へとiTunesが勝手に
英語をカタカナに変更する御節介な仕様変更があった
のだが、
Windows機では7.5ではその仕様変更はなく、デフォルトジャ
ンル名は英語のままだった。

それが、今回の7.6ではWindows機もデフォルトジャンル名が
すべて英語名からカタカナ名になっていて、アップデートして
曲を聴くたびにジャンル名が勝手に英語名のものがカタカナ名
に変更されて、ミュージックライブラリーから消えて行くよう
な錯覚に陥るお馬鹿な仕様変更になっていた。

iBookでの経験があるので、今回は慌てることはなかった。ま
ずはミュージックライブラリーのジャンル名のところで、例え
ば「Classical」を選び、そのジャンルのすべての曲ファイルを
選択して、ファイルバーから「プロパティ」をクリック。その
プロパティの情報タグをクリックしてから、そのなかの「ジャ
ンル」で「Classical」だったら、「classical」と大文字のCを
小文字のCに変更するだけで良いから変更して、OK。それで選
択したすべてのファイルのジャンル名が数分で変更される。そ
のあとはふつうに再生してももうジャンル名が勝手に書き換え
られることはない。「Jazz」なら「jazz」って言う具合だ。

アップデート後に再生してしまって、「Classical」から「クラ
シック」になってしまったファイルも、プロパティの情報タグ
のジャンル名で元の英語名に変更しておけば良いだけだ。

また、デフォルトジャンル名はすべてカタカナ名になっている
が、そのカタカナ名もプロパティの情報タグのジャンル名のと
ころで、カタカナ名を好きな英語名に変更も出来る。それにし
ても全く御節介な仕様変更だ。

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2008年1月 2日 (水)

元気はつらつだったウィーンフィル・ニューイヤーコンサートのプレートル。昨年の新規開拓温泉でお気に入りベストテン

温泉に行けない寂しさから、ネットで温泉関係サイトを覗いた
り、ドライブ地図で春になったら行きたい温泉巡り旅行をバー
チャル計画したりで過ごす元旦。あとは昼間から酒飲んで、ク
ラシック音楽漬け状態。ウィーンフィル・ニューイヤーコンサ
ートは期待のジョルジュ・プレートルが83歳とは思えない元
気さで溌剌とした指揮を見せてくれた。40年前の写真ともイ
メージそれほど変わらず実に若い。真面目さの中から時折見せ
る不器用なお茶目さが可愛かった。カラヤンは80歳で死去し
ているし、死のちょっと前あたりからは歩くことさえおぼつか
ない状態だったんだから。プレートルは歩くのもサッサだ。そ
れより、指揮台後ろに落下防止の手すりさえない。

温泉に関しては今年も行きたい温泉はいっぱいあるのだが、
北の雪の季節はやはり厳しいなと思ったのは肘折温泉の老舗旅
館三春屋の若旦那のブログ1日付けの日記に出て来る写真。豪
雪地帯の肘折らしく凄い雪になっている。
スキーに行くなら雪
も良いのだが、温泉巡りにはやはり雪の季節はキツい。雪解け
時期まで東北はお預けだね。

そこで、昨年行った温泉で、しかも初めての訪問で印象に残っ
た、お気に入りになった温泉ベストテンを。

お気に入りになった温泉は何回も行くので、再訪温泉が当然の
ことに多くなり、新規開拓の温泉がなかなか増えない。その中
で、新しく入浴できた温泉で選ぶと、ダントツで素晴らしいお
湯だったのが、ご機嫌な湯だらけの草津温泉の中でもこれほど
癒される浴室があったのかとちょっと感動ものだった高砂館。

宿泊料金のわりに料理も家庭料理そのものの女将さんの優しさ
がにじみ出るような質と量で、これから草津温泉宿泊だとここ
しかないなと感じたほど。


あとは順不同でお気に入りを並べると
谷地温泉:昼間は日帰り客でごった返すらしい浴室が宿泊しな
いと判らない素晴らしさ。たまたま電話での宿泊予約受付が間
違って、えらく安い宿泊料になった。その値段なら料理も満足
の内容。ただ、他の宿泊客と話していたら、私の宿泊料金より
3〜4000円ほど高いようだった。どうして間違いが生じた
のか知らないが、えらい得した気分だった。ただし、そのため
に秘湯を守る会のスタンプは勘弁してほしいとインの時に言わ
れた。まあ、納得。とにかく、以前2〜3回ほど日帰り入浴で
訪問して、駐車場のあまりの混みように入浴断念した宿。宿泊
して、夜、深夜なら静かに素晴らしい湯を堪能できる。
日帰り
では、あの小さな湯舟で、あの混みかたではゆっくり湯浴みな
ど出来ないからね。



田沢湖高原温泉・民宿ルーム:乳頭温泉にもすぐ近くで、ロケ
ーション抜群で、湯が極上の硫黄泉。
食事も満足。値段も懐に
優しい。乳頭温泉湯巡りの基地にも最適。



東鳴子温泉・阿部旅館:ほとんど入浴済みの鳴子温泉郷のなか
で未入湯だった素晴らしい湯。
女将さんも優しく、一度は泊り
たい。



津軽・あすなろ温泉:遠すぎてなかなか行けない青森。岩木山
を目の前にして入る露天は泉質の良さとともに極楽。




鶯宿温泉・うぐいす旅館:自噴岩風呂の湯の良さ、対応の良さ、
宿泊費の安さなど最高。
7月に初めて日帰り入浴して、その後
に2回も宿泊するほどお気に入りに。それが、9月の水害で浴
室が破壊され、復活はまだ未定。



大湯温泉・共同浴場荒瀬の湯:鹿角から十和田へ抜ける道にあ
り、いつもパスしていた温泉だが、自噴泉共同浴場ありと知り、
初入浴。熱めの湯が気持ち良い。



湯の花温泉・本家亀屋:何回通っているか判らない会津・湯の
花温泉。自噴泉の専用浴室を持ち、それを貸し切りで利用でき
る。
しかも部屋が4部屋のみの少なさもグッド。料理も部屋も
素晴らしい。



羽根沢温泉・松葉荘:ヌルヌル泉質の大好きな温泉。共同浴場
が素晴らしい温泉
で、この旅館は現在は宿泊営業はしていない
で、日帰り入浴のみ対応のこの旅館の湯が共同浴場に匹敵の素
晴らしさで、ゆっくりと湯浴み出来る。



御所温泉・力荘:安くて、ゆったりと泊れる宿舎で、素晴らし
い湯が24時間堪能できる。
温泉巡り基地にも最適。一人で管
理している女性の対応が良い。


…………などだ。以上のものは今年もまた行きたいものばかり。
しかし、昨年も藤三旅館と東川原湯旅館はそれぞれ4泊してい
るし、上に挙げたもの以外でも再訪したい温泉がいっぱいなの
で、今年も新規開拓しながらたくさん再訪できる計画を練るの
が楽しみだ。

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2008年1月 1日 (火)

謹賀新年。R・シュトラウス「ホルン協奏曲第一番」で聴き始め。楽しみのウィーンフィル・ニューイヤーコンサートは好きなプレートル

新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いし
ます。という訳で、元旦は午前0時過ぎに家の真ん前にある稲荷
神社に初詣に行こうかと思ったのだが、酒も入っていて良い気分
になっているし、外はえらい寒そうなので面倒くさくなり稲荷神
社に向って手を合わせて終わり。外を見ると、神社前にはかなり
の人たちがすでに集まっている。家から参拝も問題ないのではな
いだろうか。イスラム教では世界のどこにいてもメッカに向って
礼拝すればいい訳だしね。

そして、新年一発目の入浴。温泉に入った気分になるために入浴
剤投入。冬は閉鎖で入浴できない国見温泉石塚旅館の湯をイメー
ジするために透明な緑色にしてボケー。そのあとはNHKBSで午前
1時過ぎからベルリンフィルのジルヴェスターコンサートの生中
継を観てしまった。新年最初の曲は何にしようかななんて考えて
いたのだが、結局サイモン・ラトル指揮ベルリンフィルのロシア
音楽になった。

ラトルらしいというか、いかにも彼らしい気を衒った選曲。曲は
ボロディンの歌劇「イーゴリ公」 からダッタン人の踊りに始まり、
同じくボロディン作曲の交響曲 第2番 ロ短調と続き、ムソルグス
キーの歌劇「ホヴァンシチナ」 序曲、組曲「展覧会の絵」で、ア
ンコールがショスタコーヴィッチの「黄金時代」からダンスだ。

どうもピンと来ない演奏だった。熱気と盛り上がりに徹底的に欠
けるし、カラヤンのような徹底的な美へのこだわりも感じられな
い。ベルリンの人たちはこんな演奏で満足しているのだろうか。
ラトルはバーミンガムを指揮していた初期の頃の録音で、メシア
ンのトゥランガリーラやストラヴィンスキーなんかは面白かった
んだけどね。今回のロシア特集はまるで面白くなかった。

ということで、このコンサートは元旦はじめに見たのだが、基本
的にはジルヴェスターコンサートなので昨年の最後の曲として、
今朝遅めに起きて2008年初頭の曲としてさてと考えて、お雑
煮を食べる前にさっと聴ける清々しいものとして選んだのが、若
きR・シュトラウスが作曲した「ホルン協奏曲第1番」だ。ホル
ンはラドヴァン・ヴラトコヴィッチ、指揮はジェフリー・テイト。
いつ聴いても心晴れやかになる素晴らしい傑作だ。これを10代
半ばで書いたシュトラウスはやはりモーツァルトに匹敵する天才
なんだろう。元旦の晴れ渡った青空そのもののような爽やかな曲。
今年1年もこの曲のような気分が支配すれば最高なんだろうが、
まあ自民・カルト癒着腐敗政権では無理ってものか。

クラシックファンにとっての元旦の楽しみの一つはウィーンフィ
ルのニューイヤーコンサート。NHKがいつから中継を始めたかは
知らないが、初期からずっと毎年見ているもので、どの指揮者か
など毎年の楽しみ。今夜は教育テレビだけで画像は悪い(テレビ
には地上デジタルチューナーが内蔵されているんだが、まだアン
テナ建てていないので受信できず)が仕方ない。2日にNHKBS、
6日にNHKBSハイビジョンで放送するから録画はそちらで。

今年の指揮者は同コンサート初のフランス人とか。長老格のジョ
ルジュ・プレートルだ。小沢征爾なんかよりはずっと良さそうだ。
プレートルを初めて知ったのは1965年に大枚はたいて買った
カラスの「カルメン全曲」の指揮者として。その溌剌としてエネ
ルギッシュな音楽作りにすっかり好きになった指揮者。
プーラン
クの録音などかなり楽しく聴いたものだ。ニューイヤーの曲目予
定を見るとやはりシュトラウスファミリー主体、仕方ないのか。
プレートルなんだからオッフェンバックなどの楽しい曲を一寸多
めに入れてほしかったけどね。

これまででもっとも印象に残っているニューイヤーコンサートは
なんと言ってもカラヤン、そして最初のクライバー(たしか2回
指揮しているはず)に尽きる。好きなプレートルに期待だ。

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2007年12月31日 (月)

1年の最後の夜は日本酒をチビチビやりながら大好きなクラシック音楽を聴いて締め

1年を通じて様々の音楽を聴いて来て、さて最後の日を何を聴
いてその年の音楽鑑賞を締めようかと毎年悩むのだが、だいた
いバッハかモーツァルトかブルックナーの8番か9番あたりに
なってしまう。

今年は思い切り静かで落ち着いた気持ちで新年を迎えたいなと
静かな室内楽で夕食後の2時間ほどを美味しい日本酒をチビチ
ビやりながら過ごすことにした。アホらしい限りのくだらない
馬鹿騒ぎして日本国民をコイズミあたりが希望するB層国民と
して洗脳させるかのような紅白歌合戦なる愚民製造番組を放送
する国営放送局しかない日本の哀しさ。

今日のような寒い日には東北のどこか山間の静かな温泉に入っ
て酒でも飲んでいたいのだが、ネットで見ると普段は空いてい
るような旅館まで埋っているようで、きっと静かな雰囲気とは
大違いだろう。それなら、温泉は正月のにぎわいが過ぎてから
が良い訳だ。

ということで、まずオードブル的に心洗われるようなモーツァ
ルト「ロンドイ短調K511」を静謐な達観したかのようなウィ
ルヘルム・バックハウスのピアノで。酒が心に沁みる。そのあ
とは室内楽でもとりわけ好きな曲を3曲ほど。

まずは1年を静かに振り返る気分にぴったりなブラームス「ク
ラリネット五重奏曲」を、馥郁と匂いたつような渋い香りが満
ちるレオポルド・ウラッハのクラリネットで。ブラームスのこ
の曲を聴いたら、当然のごとくにモーツァルト「クラリネット
五重奏曲」だ。ブラームスにはウラッハの渋さがぴったりなの
だが、モーツァルトは心の憂さがまるでないような明澄な明る
さこそ欲しいので、もう40年以上愛聴しているジャック・ラ
ンスロのクラリネットで。透明感のある明るさのなかに垣間見
える巧まざる寂しさが堪らない演奏だ。

そして、1年の最後にはやはりモーツァルトということで、短
調の傑作のなかでもその厳しさが精神を引き締めてくれるよう
な「弦楽五重奏曲K516」をメロスカルテットの清新な演奏で
気持ち良く聴き、今年のクラシック音楽鑑賞を締めた。

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2007年12月18日 (火)

今年のシングル売り上げトップが「千の風になって」というシラケ鳥が飛ぶような寂しいレコード業界

Googleニュースを見ていたら、芸能関係に今年のシングルの
年間売り上げランキング発表の記事があって、いくつかの掲載
マスコミが並んでいた。その一つであるデイリースポーツの記
事によると
…………
「千の風」がシングル年間首位
 音楽情報会社オリコンは十八日、二〇〇七年の音楽ソフトの年間ランキングを発表した。シングルの売り上げ首位は歌手秋川雅史さんの「千の風になって」だった。
 昨年十二月二十五日から今年十二月十七日までのオリコンチャートを基に算出した。「千の風になって」は約百十二万枚を売り上げ、二位となった歌手宇多田ヒカルさんの「Flavor Of Life」の約六十四万枚を大きく上回った。
…………というものだ。

一方朝日新聞ウェブによると
…………
「千の風になって」売り上げ年間1位 クラシック初
2007年12月18日19時38分
 市場調査会社のオリコンは18日、07年の音楽関連商品の売り上げランキングを発表した。シングルセールス部門はテノール歌手、秋川雅史さん(40)の「千の風になって」が1位となった。売り上げ枚数は111万5000枚。
 「千の風になって」は06年5月発売。同年末のNHK紅白歌合戦で秋川さんが歌ったのをきっかけに売り上げを伸ばした。同部門でクラシック系アーティストが年間首位となるのは初めて。
…………となっている。

紅白歌合戦というゴミ番組自体この30年ほど見たことがない
ので、「千の風になって」という歌自体も全く知らなかったの
で、それがシングル売り上げトップだったと言ってもどうでも
良い訳なんだが、それにしても80年代までは一般国民でも
口ずさむような曲が一応シングルの売り上げベストテンに並ん
でいて、紅白歌合戦もマスゴミがご丁寧にNHKのたかが一歌謡
番組を仰々しく出場歌手、歌う歌まで発表する記事を見ていた
限りはかつてはとりあえずその年のヒット曲が並んでいた。

しかし、90年代に入って以降は一般に膾炙する大ヒット曲が
なくなり、紅白歌合戦自体がなんだかサッパリ意味の不明な放
送時間ばかりダラダラ長くして、一年を振り返る大事な時間に
クソのような曲ばかりを国営放送局が大騒ぎして流すまさに自
民党が望む国民B層化痴呆化番組でしかない訳だ。

「千の風になって」という曲が売れたのもまさにそのB層化の
狙いにぴったり合ったのだろう。この記事を読んでちょっとこ
の曲をチェックしてみたが、まったく興味の湧かない曲。しか
も歌っている秋川雅史ってのもなんだかくどい歌い方で、朝日
が書くような「クラシック系アーティスト」なんて大げさなも
のじゃないよ。大した出来でもない曲(クラシック曲なんて物
じゃない。歌謡曲そのものだよ。かつての歌謡曲や演歌のほう
にもっと素晴らしい曲がいくらでもある)をことさらクラシッ
ク臭く歌っただけのことだな。曲も歌手も胡散臭いだけ。

まあ、この程度の低レベルの曲を付和雷同して買いに走る国民
がいてくれてこそやっとこそさ成立しているのが現状の日本の
レコード業界ってことだね。1位が100万枚ちょっとで、2
位の宇多田ヒカルが60万枚台ってことはいかにCDが売れて
いないってことか。かつての歌謡曲のベストテン番組などが
林立してた頃とは隔世の感そのもの。そらそうだよな、数年後
にでも普通の国民が口ずさんでいるような曲なんてないしね。
それは海外ポップスにも言えることだけど。プレスリーがいま
だに愛され、ビートルズ、ストーンズの曲がいまだに売れ、7
0年代80年代のロックがいかに素晴らしかったか。最近の
海外ポップス聴くとげんなりするだけなのと同じ訳だ。

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2007年11月29日 (木)

伝統のヨーロッパのピアノメーカー・ベーゼンドルファーをヤマハが買収とか

ネットでニュース関係をブラブラ徘徊していたら、朝日新聞
ウェブにクラシック音楽好きとして興味ある記事が出ていた。
…………
ヤマハ、ピアノ名門ベーゼンドルファー買収へ
2007年11月28日18時50分
 ヤマハは28日、オーストリアの世界的ピアノメーカー、ベーゼンドルファー(本社・ウィーン)の買収に向け、優先交渉権を得たことを明らかにした。ヤマハが全株式を取得する方向で最終調整している。
 ベーゼンドルファーは1828年創業で、米スタインウェイ、独ベヒシュタインとともにピアノメーカーの「世界御三家」と呼ばれる。年間生産量はわずか数百台で、創業からの累計も5万台に満たない。現在は米投資会社サーベラス傘下のオーストリアの銀行が同社の株式を所有しているが、経営難から売却先を探していた。
 ヤマハは、ピアノの販売金額シェアでは世界一。販売力を生かしてベーゼンドルファーの経営を立て直し、高級ピアノ市場を開拓する考えだ。
…………というものだが、あのベーゼンドルファーがヤマハ
傘下になるっていうのもヨーロッパ文化の粋が日本企業のも
のになる訳で、凄いと言えば凄いことだ。

クラシック音楽に興味ない人には名前も聞いたことのないだ
ろうベーゼンドルファーって企業名だが、グランドピアノと
しては昔からの伝統的存在。あのリストも愛用したと言われ、
20世紀ではウィーン系のピアニストが多数愛用し、ヴィル
ヘルム・バックハウスとかフリードリッヒ・グルダなんかの
弾いたピアノとして有名だ。まあ、プロ御用達のグランドピ
アノとしては世界的にはスタインウェイ(とくにハンブルク
製ね)がダントツだが、個性派ピアノとして愛用するプロも
多い訳だ。

ヨーロッパではフランスのプレイエルなんてのがショパン愛
用で、コルトーの愛用したピアノとして著名だが、今や風前
の灯的存在だろう。現在では生産台数ではなんと言ってもヤ
マハ。プロ用グランドピアノでもその生産数は相当だ。プロ
でもリヒテルなどがヤマハを評価していたりして、超高額の
ピアノではヤマハもなかなかなのである。そのヤマハがドイ
ツ系の個性派ベーゼンドルファーを買収ということになれば
技術交流も親密になり、ヤマハにとっても良い刺激になるだ
ろう。また、ヤマハがベーゼンドルファーの個性を潰さない
で育てていけば高く評価されるだろう。だが、その度量が現
在のヤマハの経営陣にはあるかどうか。

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2007年11月10日 (土)

アップデートされたiTunes7.5が変だ。ジャンル名の英語が勝手に日本語になってしまい、曲がフォルダから消える。頭にきたぞ

数日前にアップデート版7.5が公開されたiTunesなんだが、おか
しなバグがある。曲を再生すると、再生した曲のジャンル名が勝
手に英語から日本語に書き換えられてしまうのだ。しかも、英語
ジャンルのついているフォルダから曲ファイルが消滅して、日本
語ジャンルになったフォルダに移動してしまうのだ。

例えばだ、Classicalならクラシックに、Jazzならジャズという具
合にだ。こんな変更をパソコンソフトが勝手にやってしまうので
は困ってしまう。相当ひどいバグだ。しかもKayoukyokuとつけ
たジャンル名は英語のままだし、実にいい加減な動きになってし
まい、せっかく英語で統一したジャンル名が統一感ゼロに。

このアホみたいなバグを確認せずに、Windowsパソコンのほうの
iTunesもアップデートしてしまい慌ててしまった。そちらのほう
が膨大な量の曲が入っているからだ。しかし、再生してみたら、
iBookで再生した時のように英語から日本語への変化はWindows
のXP仕様のパソコンでは発生しなかった。

Apple関係のブログなどちょっと徘徊してみたら、やはり同じよ
うな症状があるらしいので、Appleパソコンだけに生じているよ
うだ。Appleが作ったソフトでAppleのパソコンだけで不具合な
んてかなりお笑いだ。AppleパソコンでiTunesを使っている人
はバージョン7.5にはアップデートしないようにね。頭に来るよ。

PS:この書き込みの数日後、iTunesをいじっていたら、超簡単に
この仕様変更を回避する仕方が判った。ミュージックライブラリ
ーのジャンル名で例えば「Classical」を選び、そのジャンルの
すべての曲ファイルを選択、「情報」をクリックし、その中の
情報タグの「ジャンル」で「Classical」なら、「classical」と
大文字のCを小文字のcに1文字だけ変更する。そしてOKクリッ
ク。それで選択したすべてのファイルのジャンル名が変更されて、
そのあとは再生してもジャンル名が勝手に書き換えられることは
ない。数分で解決だ。

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2007年6月23日 (土)

NHKBSで放送の3時間特集「美空ひばり生誕70年」特番を見て、懐かしの映画とともにひばりの歌を堪能

今日はあまりに酷い映画「殯の森」を観て気分悪くなって、そのあ
と久しぶりに「ダイハード」をLDで観て口直しが出来た。その上に
さらに口直しとなったのがNHKBSが午後8時から11時まで3時間
枠で特集した「美空ひばり生誕70年珠玉の名曲:名唱と名画でつづ
るひばり物語」という番組。これを見て久しぶりにじっくりとひばり
の歌を堪能できてさらに大満足で気分良好となった。

ひばりの誕生日は1937年5月29日、亡くなったのは1989年
6月24日。わずか5